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慢性期実習が終わり、明日から急性期実習

成人慢性期の3週間の実習が終わり、明日から成人急性期の3週間の実習が始まります。

今の気持ちを書きなぐりですが、まとめておきます。


慢性期

最初の1週間は、体力もそんなに無い分、ずっと動き回っているのと、夜遅くまで記録をしなきゃいけないのが本当にしんどくて、ダメかも…と思っていました。

でもご褒美を毎日用意したり、病棟にも慣れて来て、記録も進んでくると、だいぶ落ち着いて動けるようになり、体力的にも、精神的にも強くなったかな、と感じました。

実習の教員、指導者さん、メンバー

私の実習担当の教員、そして病棟の方々、指導者さん、チームメンバー、全員が優しくて、本当に助かりました。厳しかったら、心折れてたかも。

ただ甘く優しい、という訳ではなく、褒めるところは褒め、教えるところはしっかり教えてくれるというような感じ。おかげさまで、看護学生として、かなり成長できたと思います。

チームメンバーとの関わりは、正直初日すごい心配していたのですが、たくさん話しかけてくれるし、行動も一緒にしてくれるし、悩みも聞いてくれるし、いい人たちに恵まれたなあ、と日々しみじみ感じていました。最終日には、一緒に寄り道したりも…!嬉しかったです!

受け持ち患者さん


そして、受け持ちさせていただいた患者さん、60代の女性の方でした。脳の疾患があり、少しだけ左足の麻痺もあって、歩行時にふらつきがあり、リハビリで退院調整をしている患者さんでした。

私ともですが、部屋の患者さんたちとお話するのが好きな方で、リハビリ終わりにはコーヒーを飲んでほっこりするようなそんな人でした。

その方とは何気ない日常の話だったり、看護師さんや医者には言えないような話を、看護学生である私にしてくれ、お別れの日には、泣いて握手までしてくれました。

私は、2年生までの基礎実習は、行けば終わる、としか考えていなかったのですが、この患者さんのために何ができるかな、どうしたら少しでも心安らぐかな、と初めて心から考えて実習に取り組むことが出来ました。自分が病気を持っているからこそ、共感できる部分もあるだろうし、寄り添いたい、と思って。

実際私は、何回も入退院を繰り返してるから、ご飯が美味しくないことも、外の気温が分からないことも、毎日同じ景色で、部屋ですることが無いのも、本当に共感できました。

だから、少しでもって。実際、試験外泊時の注意して欲しいことや確認して欲しいことを書いた用紙を作成させてもらい、理学療法士や作業療法士の方と確認して、(褒められて)、関わって、一緒に退院までリハビリ見学をしたのは、本当にいい経験でした。だから、私も一緒に泣いてしまって、本当に関われてよかった。

2人目の受け持ち患者さん

そして、期間中にその患者さんは退院してしまったので、もう1人別の患者さんを見させていただきました。

その患者さんは80代男性で、脳疾患があり、放射線照射をしていました。また、高次機能障害、重度の左麻痺があり、ADLがほとんど全介助な方でした。

最初関わった時に、言葉が本当に聞き取れず、患者さんがイライラしているように感じて、あまり関わりたくないな…とも思ったのですが。

日々関わっているうちに、なんとか少しずつ単語が聞こえるようになり、コミュニケーションが取れるようになりました。その方もリハビリを行っていて、今度は言語聴覚士さんと関わることができ、貴重な体験だな、と思いました。

色んな関係職種と関わることができ、退院調整へ向けて、看護師と多職種連携について学ぶことができました。

見つけた課題


そんな中、自分で感じた課題としては、率先して動くのが苦手だな、と。

2人目の患者さんの場合、全介助が必要だったので、指導者さんたちと共に移乗だったり、ストレッチャーの上でシャワー浴介助を行ったのですが、指示がないと動けない。
学生なので、危険が伴う介助を勝手に行ってはいけないのですが、補助という点で、言われるまで突っ立ってたり、どうしていいのかオドオドしたり、、今後の課題だなと思います。急性期なら尚更、その数秒の時間が命取りになってしまうかも。

また、多くの学生が感じているでしょうが、報告も苦手です。事実とそれに伴うアセスメントはできるのですが、内容が薄かったり、その後の方針まで考えられず…指導者さんにそう言われた訳では無いですが、自分で薄いなって思ってました。

明日から

そして明日からは急性期実習。絶対慢性期より忙しいし、しんどい部分もあるだろうけど、無理せず頑張ろうと思います。チームメンバー前回とほぼ同じで、仲間なので!

また終わったら書きに来ます。それでは。