Z/X 赤単ガーンデーヴァ紹介

あいさつ

はじめまして。ヘカテー@flyinghecateと申します。

Z/Xでは過去の日本選手権2016で3位になったことがあります。それ以降はZ/Xからは離れていたのですが、ここ最近の環境が面白そうだったので復帰。
今回10/5に行われた「ニュー杯」と10/6の「タングステン杯」に赤単ガーンデーヴァを用いて参加。それぞれの大会で準優勝、優勝とそれなりの結果を残すことができました。
今回はそこで使用した赤単ガーンデーヴァデッキについて紹介していきます。
なお、今回の記事はデッキの説明部分は全て無料で読める内容となっています。有料部分ではゼクスタや非公認大会などでよく見かけるデッキ相手の立ち回りについて解説しています。
テーマの都合、有料部分は少し深い内容について触れていますので、このデッキを使おうと思っている方やこの記事を気にっていただけた方は是非購入していただければ幸いです。


コンセプト


基本的には《“討魔誓装”都城出雲》の持つ自分のゼクスを除外する能力と、《【伝説剣臨】天誠剣 土方歳三》のライフ除外能力を用いて1ターンに4点取りにいくワンショットデッキです。他のワンショット系デッキと異なる点として、
①相手のカードの除外による妨害が現環境においてとても強い
②単色構築のため、カードをプレイするための要求が低く、カードを出せないといった事態になりにくい
など、安定して序盤から強く戦えるデッキになっています。
このコンセプトに至った経緯としてガーンデーヴァというクラスの特性、強みが大きく影響しています。

ガーンデーヴァのカードプールを見ていて明確に優れていると感じた点が2つ


・妨害性能


《ガーンデーヴァと出雲 結言の絆》 
《“討魔誓装”都城出雲》
《必誅の焔弓ガーンデーヴァ》
現代Z/XはIGOBの存在からチャージの価値が非常に高いゲームです。なので、ゼクスの破壊ではなく盤面、チャージの除外が可能なこれらのカード群は非常に妨害性能が高いです。赤単色というカラーリングで妨害をメインコンセプトにおけるデッキはガーンデーヴァくらいのものでしょう。


・ドロー性能


《千里飛翔の神頭ガーンデーヴァ》
《“討魔誓装”都城出雲》
《必誅の焔弓ガーンデーヴァ》
《終わる夏のガーンデーヴァ》
これらのカードによってカードを大量にドローし、強引に誓いを探しにいけます。1ゲームでライブラリー全て引ききってしまうこともあるくらいで、この大量ドローを用いて安定したシフト土方の運用が可能です。
これらの強みから、「相手を妨害することでゲーム終盤まで耐えて、こちらが先にシフトをプレイしてワンショットキルする」というコンセプトで戦えるデッキに仕上げるのがベストであると考えました。

デッキリスト


ニュー杯で使用したデッキリストがこちらになります。
プレイヤーカード 《都城出雲》
メインデッキ 50枚
1 《魔を払う鳴弦ガーンデーヴァ》
4 《ガーンデーヴァと出雲 結言の絆》
4 《出雲とガーンデーヴァ 討魔への誓い》
4 《必誅の焔弓ガーンデーヴァ》
4 《終わる夏のガーンデーヴァ》
4 《千里飛翔の神頭ガーンデーヴァ》
3 《『壊做』鎧工レインフォース》 
2 《イル・イムマル》
4 《機巧剣職人ガンブレイド》
4 《『壊做』の神弓ガーンデーヴァ》
4 《猛撃の勇角エイクスニール》 
4 《噴進職人ロケッタ》
2 《義姉を探す流星スダルシャナ》 
2 《隠者の緋石ジンカイトハーミット》 
4 《真紅の成敗剣カーディナルブレード》 

エクストラデッキ 12枚
1 《粗暴な海の神 戸塚 尊》 
1 《狡猾な炎の神ロキ・レーヴァテイン》 
2 《厳門の『苛烈』イガリマ》 
1 《陽炎の神娘ナナヤ》 
1 《怨嗟の『壊做』ナナヤ》
1 《山城改》
2 《【伝説剣臨】天誠剣 土方歳三》 
2 《大天竜醒テオゴニアス》 
1 《禊の覚醒剣アメノムラクモ》 
IGOB 4枚
3 《“討魔誓装”都城出雲》上
1 《“討魔誓装”都城出雲》下

タングステン杯で使用したリストは《隠者の緋石ジンカイトハーミット》2枚→《義姉を探す流星スダルシャナ》2枚になっています。

ゲームプラン

ワンショットキルを目指すデッキの都合、それまでのターンは準備段階になります。この準備段階で「通常プラン」
「ディンギルレベルプラン」があります。


・通常プラン
IGOBにつなぐために序盤からカードを積極的に盤面にゼクスを設置してチャージを作りにいきます。ディンギルレベルは《必誅の焔弓ガーンデーヴァ》などを自然にプレイできるのであれば上げるべきですが、あげれていなくともチャージがあればそこからIG試行で墓地を肥やすことで《禊の覚醒剣アメノムラクモ》がプレイできるようになる等、他の動きでも戦うことができるのでそこまで問題ではありません。
6リソース目の段階でチャージ確保用のディンギル+誓いのプレイを行うのが基本です。そこでディンギルレベル1の確保ができるので、7リソースのタイミングで《猛撃の勇角エイクスニール》の発動を行うのは比較的容易です。
緑のデッキやドラゴンなど、リソースを伸ばしてくるような相手にはこのプランで戦います。基本的なキープカードは《真紅の成敗剣カーディナルブレード》or《必誅の焔弓ガーンデーヴァ》といったドローが強いカードです。

・ディンギルレベルプラン
基本的な行動(盤面にカードを設置してチャージを作りにいく等)に関しては通常プランと同じですが、こちらの4ターン目に《義姉を探す流星スダルシャナ》や《猛撃の勇角エイクスニール》の効果の発動したいマッチアップでは少し異なったキープ基準を選択します。
主に互いに5止めをして、IGOBを牽制しあうような展開になりがちな赤いデッキや青単リゲル、チャージや盤面を除外して消してくるディンギルが該当します。
序盤最強の《必誅の焔弓ガーンデーヴァ》は当然キープ基準ですが、この場合は《真紅の成敗剣カーディナルブレード》よりも《『壊做』鎧工レインフォース》のキープを優先します。
なお、引きなおしても《必誅の焔弓ガーンデーヴァ》《『壊做』鎧工レインフォース》が引けないことは起こりうるため、その場合は素直に「通常プラン」で戦います。

ワンショットキルのパターン

・1ターンシフトキル
必要パーツ
チャージ:ガーンデーヴァ3枚
手札:誓い2枚、除外用カード1枚、3コスト以下のゼクス1枚
除外ゾーン:ガーンデーヴァ1枚
盤面:こちらの赤ゼクス1枚
相手のリソース:6枚以上


①誓いをプレイ、《“討魔誓装”都城出雲》の能力で盤面の相手のゼクスを処理


②出雲と赤ゼクスで《厳門の『苛烈』イガリマ》降臨。《厳門の『苛烈』イガリマ》の能力で手札の3コストゼクスを射出。


③誓いをプレイ。《厳門の『苛烈』イガリマ》、3コストゼクス、《“討魔誓装”都城出雲》で2点


④相手のライフからなにも出なければそのまま《“討魔誓装”都城出雲》の能力で《厳門の『苛烈』イガリマ》から出した3コ
ストゼクスをゲームから除外(ついでに2点目に攻撃したゼクスがノーマルスクエアに出されているようであれば《“討魔誓装”都城出雲》の15000ダメージにて処理)


⑤《“討魔誓装”都城出雲》にシフト。相手のライフ除外と先ほど空けたスクエアにガーンデーヴァを出してフィニッシュ


最速4ターン目にショット可能で、主にライフを攻められやすい後手時で利用するパターンです。
ディンギルレベルが2、《厳門の『苛烈』イガリマ》から出すカードが《猛撃の勇角エイクスニール》、手札に《機巧剣職人ガンブレイド》、除外ゾーンに《隠者の緋石ジンカイトハーミット》が揃えば、エイクスニールの攻撃の後に《機巧剣職人ガンブレイド》効果で《隠者の緋石ジンカイトハーミット》を出すことで攻撃回数を1回追加できます。

先手時や既に一度IGOBをしているパターンはリソースの使い方に余裕ができるのでさらに簡単にワンショットできます。

ただ、先に《“討魔誓装”都城出雲》の能力でボードクリアしてからショットする場合、《“討魔誓装”都城出雲》の効果を一度使ってしまうと連続攻撃のための盤面空けができないケースもあるので注意してください。その場合は盤面に《噴進職人ロケッタ》を設置しておくなどで解決できます。
《【伝説剣臨】天誠剣 土方歳三》を絡めたワンショットキルの強い部分が、仮にライフリカバリーが出てきてで失敗してしまった場合でも《【伝説剣臨】天誠剣 土方歳三》の持つ全体パンプ能力のおかげで返しの盤面自体もかなり強力であることです。
この能力のおかげでリスクも非常に少なく攻撃できるので、《【伝説剣臨】天誠剣 土方歳三》が作れる状況になった場合は積極的にプレイすべきでしょう。

採用カード


メインデッキ


・魔を払う鳴弦ガーンデーヴァ


スタートカード。名称部分を高く評価しての採用です。
2種の能力も文句なく強いです。強いので基本的にあまり殴られることはありません。残っている場合は4ターン目にディンギルして誓いに繋げます。

・出雲とガーンデーヴァ 討魔への誓い


デッキの核です。引かないとゲームにならないので、とにかくドローを重ねてこのカードを引きに行きましょう。《必誅の焔弓ガーンデーヴァ》や《真紅の成敗剣カーディナルブレード》で除外することもできればしたくありません。もし先行の《真紅の成敗剣カーディナルブレード》で除外するカードがこれしかないような場合は、カードのプレイ自体をスキップすることもあります。

・終わる夏のガーンデーヴァ


入れ替えサポートです。IGOB中心のデッキであるため、チャージがあるのに名称が足らないといった自体を絶対に避けるためにも4枚必須でしょう。ドロー能力もシフトまで絶対に繋ぐために、誓いを2枚引き込みたいこのデッキによくマッチしています。《機巧剣職人ガンブレイド》の効果で出したい《猛撃の勇角エイクスニール》等がチャージにある場合、それらと入れ替わることで無駄なく展開することもできます。
弱点は同名称の効果発動がターン1回のため、チャージに2枚以上非名称がある場合は誓うことができないので、除外ゾーンに複数枚ある状態の場合はあらかじめ発動して入れ替わっておく必要があります。

・千里飛翔の神頭ガーンデーヴァ
・ガーンデーヴァと出雲 結言の絆


ドローと妨害を行う潤滑油。
このデッキはディンギルレベルを用いる割にはレベルを上げるカードの枚数が非常に少ないですが、《千里飛翔の神頭ガーンデーヴァ》のドロー能力で引き込みやすいためあまり気になりません。このリンクがゲーム中に成立するかどうかはかなり重要なので、初手に2枚セットできた場合はキープしても問題ありません。
その場合は《ガーンデーヴァと出雲 結言の絆》を先にリソースにセットして、《千里飛翔の神頭ガーンデーヴァ》で動きを安定させていきます。


・必誅の焔弓ガーンデーヴァ


オーバーパワー。序盤で一番引きたいカードなので、このカードが初手に見えたら即キープします。
中盤から終盤にかけても能力や名称が強く、いつ引いても嬉しい。


・『壊做』鎧工レインフォース
・イル・イムマル


追加のディンギルレベル要因です。他のカードより《『壊做』鎧工レインフォース》が種族がマイスターのため、《禊の覚醒剣アメノムラクモ》のプレイに貢献します。
《イル・イムマル》は自分のゼクスを破壊してチャージを用意したり連パンしたりと小回りが利くカードではありますが、引きすぎても動きづらくなってしまうので採用数は《『壊做』鎧工レインフォース》を優先しています。

・機巧剣職人ガンブレイド


除外ゾーンからの展開要因としての採用です。主に《“討魔誓装”都城出雲》の効果の後で展開要因として使う場合が多いです。このカードから《猛撃の勇角エイクスニール》を連鎖させることで、8面あっさり埋めてしまうこともあります。
また、効果は相手のターンでも使用可能であるため、《魔を払う鳴弦ガーンデーヴァ》を構えている状態で相手のゼクスの破壊に成功した場合、そのまま能力起動までできます。
メジャーな《支配する金狼ヤシギ》ではなくこのカードの理由としては、デッキの動きのリソースの使い方の都合上誓いの3コストは絶対に必要なため、《支配する金狼ヤシギ》の起動1コストが非常に重いためです。


・噴進職人ロケッタ


序盤の妨害と連パンのためのスクエア空けのために入っています。ここ最近のZ/Xでは場に残った1枚を基点にしたワンショットキルなども横行しており、ライフリカバリーよりヴォイドブリンガーの方が失点を抑えることができるようなケースも珍しくないのでヴォイドブリンガーは可能な限り採用するのがよいと思っています。


・真紅の成敗剣カーディナルブレード


ウェイカーレベルはこのデッキにおいて必要ではないのですが、ドロー能力が純粋に強いため採用されています。このカードの登場は赤いデッキにとっての革命だとすら思っていて、相当デッキ構築の上の縛りが強い構築でない限り常に採用圏内にあるとすら思っています。
このカードと《必誅の焔弓ガーンデーヴァ》の2ドロー8枚体制による序盤の安定感こそこのデッキの真骨頂です。まあエクストラデッキの構築の都合上、1ゲーム中2回までしか使用できないので、2枚目以降は躊躇なく捨てても問題ありません。

・猛撃の勇角エイクスニール


展開力と得点源であり、このカードからのディンギルで即チャージを用意することができるためデッキにかかせない1枚。手札消費は多いですがIGOB成功以降は《終わる夏のガーンデーヴァ》の能力を絡めてどんどん手札が回りながら増えていくので、中盤以降で引いた場合は積極的にプレイして大丈夫です。

・『壊做』の神弓ガーンデーヴァ
名称部分を評価しての採用です。能力は地味ですが《機巧剣職人ガンブレイド》の発動トリガーになったり、ビートダウンデッキを相手にした際に《魔を払う鳴弦ガーンデーヴァ》の火力を重ねることで見た目以上に高い防御力を発揮します。


・義姉を探す流星スダルシャナ


ディンギルレベル2は常にあるわけではないため、基本的にはドロー能力を重視しての採用です。トラッシュに落ちたマイスターを除外する方法はこれと《禊の覚醒剣アメノムラクモ》しかないためそういう意味でも重要。ニュー杯で使用したリストでは《隠者の緋石ジンカイトハーミット》を採用するために2枚減らしています。


・隠者の緋石ジンカイトハーミット


ライフリカバリー。バーン値が高く、連続攻撃しやすいのはこのカードの利点です。とはいえ種族があまり強くなく、基本的には《義姉を探す流星スダルシャナ》の方が強いためタングステン杯ではそちらを優先しています。

エクストラデッキ
・陽炎の神娘ナナヤ
・怨嗟の『壊做』ナナヤ


《『壊做』の神弓ガーンデーヴァ》と《『壊做』鎧工レインフォース》のオープン用。出すことはほとんどないですが稀に使う場合に備えて散らしてます。


・大天竜醒テオゴニアス


こちらもオープン用。全く出しません。 


・厳門の『苛烈』イガリマ


能力も優秀でチャージコストも1枚のためIGOBともあわせやすく文句なし。使用頻度も高く、ショットパターンにも関与しているため2枚採用。《厳門の『苛烈』イガリマ》を筆頭に、赤の6ディンギルはだいたい強い。


・山城改


《イヴィルベイン エミクス》絡みの盤面のようなこのカードでないと返せない盤面が存在するため、必要なカードです。これもチャージコスト1枚なので、IGOBとの併用がしやすいのが強み。


・狡猾な炎の神ロキ・レーヴァテイン


手札も微妙で《厳門の『苛烈』イガリマ》で召喚したいカードも特にないような場面でよく使います。誓い依存型デッキなのでドロー能力は純粋に有用。


・粗暴な海の神 戸塚 尊


チャージコストも重いため基本的には《厳門の『苛烈』イガリマ》の下位ですが、《機巧剣職人ガンブレイド》を直接展開したい場合に使用します。

・禊の覚醒剣アメノムラクモ


能力対象のスリープの3コストゼクスがいる場合によくプレイします。ゲーム序盤を安定させる種族ウェイカーの割にかなり器用な立ち回りが出きるカードで、除外能力による妨害はもちろん往復2回使えるマイスター回収能力で《千里飛翔の神頭ガーンデーヴァ》《必誅の焔弓ガーンデーヴァ》を探しに行けます。


・【伝説剣臨】天誠剣 土方歳三
フィニッシャー。相手のライフの中にライフリカバリーが入っているなど、1枚で勝ちきれない場合もあるので2枚。複数枚採用することで、1枚目を防御用に割り切って全体パンプと踏み倒しのみで使うこともできます。


・“討魔誓装”都城出雲


メインアタッカー。手札交換、5コスト以下のゼクス除外、15000バーンの3種類の能力を持ち、このうちバーン能力以外は相手ターン中に使うこともできるので迎撃として機能します。また、ゼクスの除外能力だけはこちらのゼクスも対象に取ることができたり、若干テキストがややこしい1枚。能力の解決も上から順に行うので間違えないように注意。

プレイングについて


・序盤のカードの配置


スクエアのどこにゼクスを出すかがこのゲーム一番の醍醐味ですよね。
対戦相手の配置によって変わってくる場合も多いですが、基本的には相手のプレイヤースクエアの隣接スクエア以外に置く場合が多いです。
こっちが動き出すタイミングは6リソース時のディンギルから入るケースが最も多いので、この時に盤面だけでディンギルを作るのが一番簡単なので、自分のカードを盤面に残す配置をします。
例えば、先行1ターン目の《真紅の成敗剣カーディナルブレード》を自分のプレイヤースクエアの右側にプレイ。返しで《真紅の成敗剣カーディナルブレード》が相手の3コストゼクスに殴られた後で同じ位置に《必誅の焔弓ガーンデーヴァ》をプレイすると、相手の3コストゼクスでは《必誅の焔弓ガーンデーヴァ》を破壊できないため、カードが盤面に残りやすくなります。
ゼクスのパワー差を活かし、互いに盤面にカードを置きあって破壊しない状況を作り、相手が6リソース目を置いた返しに《“討魔誓装”都城出雲》で盤面を一層し反撃するイメージです。

・リソースの5止め


メインプランがIGOBからのシフトであるため、できれば相手よりも先にIGOBを行う必要があります。
IGOBはその能力の都合上相手のリソース枚数を参照するため、こちらが先行で相手もIGOBするデッキの場合は一時的にリソースを5枚で止めて、先に相手に6枚目を置いてもらうことで先にこちらがIGOBまで行います。こちらの動き出しにはチャージ生成用のディンギルを含み6リソース目を置く必要があるので、永続的な5止めではなく、あくまで一時的なものとして利用します。
セットする6枚目のリソースを《ガーンデーヴァと出雲 結言の絆》にすることで、相手の反撃も押さえることができます。


デッキの紹介は以上です。

各マッチアップについて

・青単リゲル(リユニオン)・・・分類「種族」
コードリユニオン発売以降よく見るようになりましたね。
勝ち筋の大部分がIGOBであるこのデッキは、リゲルクリスマスによる半恒久5止めをしてくるリゲルはかなり苦手なマッチアップです。
キープは「ディンギルレベルプラン」で、このマッチのみ5止めをあまり使わずに《義姉を探す流星スダルシャナ》《猛撃の勇角エイクスニール》と赤いディンギルの攻撃力、チャージ除外を用いて戦います。
《ソードリベレイター リゲル》の存在があるため、スタートカード以外の相手のゼクスは積極的に破壊しましょう。
リソースリンクの連打に成功すれば相手も6リソース目を置かざるを得ない展開になりますので、その場合は1ターンシフトキルを狙っていきましょう。
リゲル側も《リゲル・クリスマス》を引きたいし、ガーンデーヴァ側も《必誅の焔弓ガーンデーヴァ》や《ガーンデーヴァと出雲 結言の絆》をなるべく引きたいので基本的には後攻側が有利なマッチアップです。

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