学習記録 12のおまけ 自己問答内容

こちらの記事に悩んでいる自分と自己問答したと書いたのですが、その問答内容を書き起こしました。コーチングや育児の参考になれば幸いです。

学習に困っている自分(以下"生徒")「連休中は、育児と家事で精いっぱいで、気力もわかず、学習がすすみませんでした。子どもの進学先についても大きな動きがあり、その対応も大変です。また、自分の仕事も何を中心に稼いでいくかいまいち定まっていません。まずいです」
家庭教師の自分(以下"教師")「ぽよ太郎さんには、本当に大切なことがいくつもあることはわかったよ。確かに、学生時代とは違って、どれも大切で選べないよね。でも、人間ってそんなすごくないから、ある程度やることを絞らないといけないと思うんだよね。その中で『達成』に関する大切なものは何かな」
生徒「今は、学習、と思います。結局仕事も学習がしっかりしていないと得られないと感じていますし、そこはぶれていないです」
教師「なるほど。具体的には? 学習、だと達成したかどうかがちょっとわかりにくいよね」
生徒「確かにそうですね。自分が学習することで、教科学習から得られる一生つかえる考え方やコアな知識を可視化し抽出して、それを本人がつかむサポートができるようになりたいです」
教師「なるほど。それは、自分が学ばないとできないのだろうか」
生徒「そうですね。考え方だけを聞いてわかったとしても、実体験が伴わないと、空疎な言葉になって、結局は相手には伝わらないです」
教師「相手に届くような言葉にするために、自分で学ぶということだね。ちょっとわからないのは、相手が学ぶのであれば、結局ぽよ太郎さんが学ぶことはないのでは。コーチングやコンサルティングのような形で、相手がもっている力を引き出すことで、まあ理論的には、こちらが知らないことでも相手が学ぶことができるよね」
生徒「理論的にはそうです。確かに、自分の家庭教師のスタイルは、対話によって、相手の考え方そのものを客観視してもらったり、自ら目標を立てられるようにしたりすることが多いです。ただ、それに加えて、やはり自分が学ぶことで、綺麗ごとだけではない『勉強』の大変さが肌身でわかり、相手のことをより深く理解できます。また、相手の学びの"少し先"がどこかがわかっていれば、適切な足場かけをすることができ、より相手の役に立つ手段が増えます。そもそも、学習に対して前向きでない中で『勉強』している相手に、まずコンテンツである『勉強』そのものがティーチングにより少しでも前向きに取り組めるようになれば、その後もコーチングやコンサルティングも効果的になります」
教師「効果的なコーチングの為に、ティーチングがあり、そのティーチングを機能させるために、自分の学習があるということかな。すこし遠回りに聞こえるね」
生徒「いえ、ティーチングは『勉強』をしている相手にとっては、身近な関わり方なので、入り口としてとても大切です。また、コーチングにせよコンサルティングにせよ、何か目標となる事柄(媒介)が必要です。その事柄が『勉強』に関するものであることは、家庭教師としてかかわる限りは変わらないです」
教師「家庭教師って、合格とか成績とか結局は結果の為に雇っているからね」
生徒「そうですね。これからは自分の価値観になってきますが、こちらからカウンセリング・ティーチング・コンサルティング・コーチングを一貫してタイミングを見ながら行っていくことで、合格や成績をより本人の力で得ることができます。これは、ただコーチに言われた猛練習をこなしていって勝利を掴むのと、コーチの元で自分で課題を見つけながら練習を組み立てて勝利を掴むことの違いと似ています。どちらも外から見れば同じ"結果"ですが、後者が本人に残るものは多いです。どのように勝利を掴むのかといった非認知能力まで得られるのは後者で、それは生涯残るスキルになります」
教師「なるほど。ティーチング・コンサルティング・コーチングすべての力が必要で、その中でティーチングに目が向いているようにみえるね」
生徒「その通りですね。正直ティーチング、特に自分が問題が解けるかどうかに注目しすぎていた感じがします。世間の『家庭教師』像に囚われすぎていました」
教師「その上で何が重要だろう」
生徒「教科学習におけるコアなスキルはある程度外部に整理されているので、まずその勉強(無意識レベルまで)をした方がいいかもしれません。また、資格試験的な勉強については、受験生と同じ時間とエネルギーを使うことはそもそも無理であることを受け入れ、ある程度猶予をもちつつ、同時にしっかり目標を定めて、日々行うことを決めていくことが大切だと思います。また、その際には勉強法の実践を意識します。勉強内容そのものより、どういう勉強法が自分にあっているのか知りたいというニーズも多くあります。そもそも、コーチング、コンサルティング技術の向上について、日々練習の意識が薄いです」
教師「達成という視点で目標を立てられるだろうか」
生徒「コーチングについては、メタ認知することが第一歩になるので、日々のブログを一つ一つ成果物と思って、まずは数を成果と考えていきます。コンサルティングについては、大学受験の受験方式について検索方法を調べます」


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?