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【投資】従業員持株会やってますレポ

持株会に加入しています。
持株会のことをGoogle先生に聞いてみると、賛否両論。
でも、私は今のところやってて良かったな、と思うし、当面は続けるつもりです。

従業員持株会のメリット、デメリット、成績などを、実際にやってみた私の所感をまじえてまとめてみます。

メリット

  • 奨励金がある
    毎月の拠出金に対して奨励金と言って数%を会社が上乗せしてくれる場合が多いようです。弊社も7%の奨励金があります。
    株価が変わらなければ実質給料の増額ですし、株価が下落した場合も奨励金分は涼しい顔で耐えられると思っています。

  • 給与天引きで自動で積立てられる
    一度懐に入ったお金を投資に回すのって、面倒だったり使っちゃったりしますよね。給与天引きならその心配はありません。強制的に投資できます。

  • 超少額から買付可能
    持株会なら1000円から買い付け出来る場合が多いようです。

  • 配当金の再投資で効率よく複利を効かせられる
    1株未満の極小株にも配当金が発生してくれますし、その配当金でさらに買付をしてくれます。

  • 働くモチベーションになる
    仕事を頑張る→業績が上がる→株価が上がる→持株会やっててハッピー(^○^)という考え方もあります。
    ※私は労働が嫌いかつ愛社精神に乏しいので、当てはまりません。。。

デメリット

  • 投資ペースに自由がない
    インサイダー取引防止の観点から、毎月の買付額は年に2回くらいしか変更ができません。安くなったからたくさん買おうといったフレキシブルな投資はできず、ドルコスト平均法に祈るしかありません。
    なお産育休中は積立は停止されました。育休手当から買いつけてはもらえません。

  • 好きなタイミングで引き出すことができない
    基本的には単元化しないと引き出せません。その上、持株会からの出庫には指定の証券会社で口座を開設する必要があります。出庫して初めて売却が可能になりますが、これらの手続きを踏んでいる間に株価が変動するリスクがあります。

  • 株主優待はもらえない
    株主優待を実施している企業の場合、持株会の仕組みの中で保有している株については、株主優待がもらえません。

  • 会社が傾いたら給料も資産も危険になる
    これが最大のデメリットです。インサイダー取引はいけませんが、働いていて会社の将来に不安を感じるようなら持株会はやめておくか、こまめに利確するようにしたほうがいいですね。また当然ですが、例え「俺は弊社と結婚するぜ。病める時も健やかなる時も弊社を愛し続けるぜ」と思っていても、資産を持株会に全振りするのは色んな意味で危険です。


現在の損益

確か2018年か少し前から始めたと思います。
最初は毎月2000円とかの超少額で始め、今は月15,000円&ボーナス7万円。
今年は年間32万円を持株会に回す予定です。

現在の評価額:1,016,000円(+17.8%)

投資元本:約862,000円
(内訳)
 拠出分:約780,000円
 奨励金:約54,000円
 配当再投資分:約28,000円

*私の拠出額(※78万円)に対する損益:+約30%
*拠出額に対する年間配当利回り:約3.4%

まとめ

私の投資している自社株ですが、一般的には、特に人気銘柄でもない地味〜〜な銘柄です。株価の変動も少なく、ここ10年レンジの中で上下しています。PBRもPERもほぼ平均値のザ無難株。
とはいえいまのところ、まあまあの利益なので、引き続きちまちま、コツコツやっていく所存です。
私にとってはへそくり、お小遣いのようなポジションです。

※あまり企業が特定されないように、金額等はぼんやり書いています。
ないとは思いますが、もし特定しても、フーン、そこにお勤めなのね、って思ってください。

※本記事に記載した内容は個人的な調査、所感に基づいたものです。投資を行う際はご自身の責任のもと、投資内容、リスク許容度などをよく判断した上で実施してください。


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