「わたしの名はブルー」英訳

「わたしの名はブルー」のリリースから、MVとクラウドファンディングプロジェクトの公開までを先週やっと終わらせた。サブスクは順調だけどミュージックビデオの再生数はまだイマイチ伸びてこない。めちゃくちゃ悔しいけどしょうがねえな、5月6日の2本目のMV公開がいちおうの本チャンだしね。とりあえずはクラウドファンディング支援してくれた人マジでサンキュー!! 20%超えれました。気分的に鬼助かるっす。
YouTubeライブで言ったけど今夜24時に配信開始の「ノスタルジア」以降は隔週で5月中旬リリースのアルバム収録曲を先行的に配信していくので5月7日までで合計5曲公開予定。「わたしの名はブルー」も合わせれば6曲ね。

途轍もなくヒリヒリしながらフルスイングをやってるけど、これだけいろんな人に手伝ってもらって自分勝手なことやって、それでもどうにもならなかったら諦めもつくねって感じだね。自分の才能が強烈に花開いてるこの瞬間にいろいろやらせてもらってるんだから後悔なしで好き勝手やろうかなと開き直った気分でもあるわけだ。
制作もいまゾーンに入ってて、このまま調子が良ければ5月中旬のアルバムリリース後に、年内にもう一枚EPくらいなら余裕で作れそうな気がする。曲の作り方を新たに捉え始めた感じがあるな。音楽のカタチを少し大きく捉えられるようになった。映画を一本観るような感覚でいろんなアルバム一枚を聴いていく、という体験を繰り返してるうちにどんどん自分の中での音楽が複雑になって、もっといろんな音楽を聴きたくてずっと音楽ばかり聴いている。それに合わせて制作スピードも早くなってくわけなんだけど。昔はデモを作ってそれをアレンジで完成させるという方法で作ってたけど、いまはデモはなしでトラック制作に取り掛かるからどんな曲ができるか予測しづらい。でも次回音源はこっちの新しいスタイルで作った曲で構成した作品にしたいな。もちろんそれとは別に強いシングルも作らなきゃならんのだけど。

一時期サンプラーも全然触らなくなっっちゃって、もうサンプリングは使わなくなるかなあとおもったけど、今回のアルバム制作でSP-404を使ってたらまたサンプリングというカタチへの熱量というか感覚が戻ってきたな。もともと自分のルーツともいうべきものがワンループのトラックや90年代後半のヒップホップなのであって、それとベットルームミュージック的な価値観が混ざり合った自分の過去のアイデンティティが去年から制作に打ち込んでいるうちに大いに回帰してきている。ただそこには同時にHave a Nice Day!の活動を通して経験してきたダンスミュージックやハードコアパンクのリアリズムが存在していて。なので本来のアイデンティティに帰還しつつも10年前の3.11のときの自分とはまるで違った音楽を想像できるわけだ。いつも思うけど、旅はするものですね。震災のときオレは新宿でサーラリーマンをしておりましたよ。そんでもってあのとき受けた衝撃によって人生が変化したわけよ。
しかしベットルームミュージック的な感覚の回帰に関してはもっと個人的にはしたためておきたくもあり。ただそれするにはもうちょいいろんな音楽を聴いてからまとめたいな。

最後に「わたしの名はブルー」のことを少し。
友達の娘が小6ですでに英語に非常に堪能で「わたしの名はブルー」の歌詞を翻訳してくれて。いままでも何曲かその子に翻訳をしてもらってるんだけど、今回はせっかくなのでYouTubeで字幕入力をして英語字幕表記をできるようにしてみた。Netflixアニメ「天空侵犯」のエンディング曲なので海外のリスナーも聴いてくれてるみたいだしね。
ちなみに“永遠の夜明け”を“perpetuity sunrise”と訳したのはこの歌詞が映画「キャロル」のセリフをもとにしているからだ。“路上に咲いてる花”も“There was a flower on the street”ではなく“There was a flower on the road”と訳したのはケルアックの「路上」を意識しているからで。
Have a Nice Day!ではサンプリングやカットアップはトラックやメロディーを作るとき同様に歌詞やタイトルなどにも多用している。自分でも忘れてる仕掛けとかあって、たまに人に指摘されて思い出すこともあるな。

「わたしの名はブルー」
英訳:Hammy

真夜中 君は叫ぶのさ一人で
悲しみの涙をたたえた夢の中で
At midnight you cry in your dreams, 
praising tears of sadness.

こんなくだらない世界でしかないなら
If you think the world is worthless,

いらないさ、あいつらにくれてやればいいよ
you don’t need it, so give it to them.

もてあましてる 燃え盛る心
 We have more blazing hearts than we could manage.

永遠の夜明けに向かっていく
We’re heading for perpetuity sunrise.


痛みと暗闇に溶けてゆく
They are melting into pain and darkness.

my name is blue

孤独な暗闇に溶けてゆく
They are melting into lonely darkness.

my name is blue

どうせ飼い慣らされてんだろ?
They are probably tamed, aren’t they?


汚れてる魂 引きずって歩くぜ
We walk, dragging the dirty souls with us.
(walkin’,walkin’ street)

光と陰どっちでもいいけど hurry! hurry! hurry up‼️
We don’t care if they are some light or shadows, but hurry! Hurry! Hurry up!!

(揺り籠から墓場まで)
From the times of cradles to graveyards.

扉を開けばバビロン 
There was Babylon when we opened the door.

路上に咲いてる花
There was a flower on the road.

悶えてる今夜も欲望のままにあがってく
You writhe tonight, and soar as you desire.

ありのままにあがってくだけさ
Soar high as yourself.

24メリーゴーランド
As if it’s a merry-go-round rotating 24hours,

めくるめく旅が始まる
a dazzling journey begins.

禁断の仮面を横取りにしよう
Let’s snatch the forbidden mask.

sweetなジャスティスを燃やして遊ぶよう
It’s like playing by burning sweet justice.

もてあましてる 燃え盛る心
 We have more blazing hearts than we could manage.

永遠の夜明けに向かっていく
We’re heading for perpetuity sunrise.

痛みと暗闇に溶けてゆく
They are melting into pain and darkness.

my name is blue

孤独な暗闇に溶けてゆく
They are melting into lonely darkness.

my name is blue

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?