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キャリア形成で成功を掴む   実証された戦略と具体的なステップ

シニアの居場所づくりープロティアンの旅をお進みでいらっしゃる三田勝彦さん(2023年12月13日号)からバトンを引き継いだ豊岡敬子です。

私は、前回「ぷろぴのひろば」への投稿(2022年7月)で伝えたように、組織の持続性を高めるためにダイバーシティを推進し、ハラスメントを防ぐための仕組みや仕掛け、文化や風土に仕付けるための教育や研修をしています。

キャリアコンサルタントとして、キャリア形成支援をしていますが、キャリア形成の成功は、多くの人にとって重要な目標です。
私自身も、キャリアの成功には特定の戦略と実践が不可欠であることを学んでいます。(歩みが遅いので、これからも実践あるのみですが。)
キャリア形成で成功を収めるための具体的なステップとその戦略をご経験された方の例ご紹介します。

成功への第一歩: 自己分析

キャリアを成功に導くためには、まず自分自身の強み、弱み、興味、価値観を理解することが重要だということは、キャリコンの私たちは十分認識しているかと思います。

先日、グループ従業員数10万人規模の企業の元役員からお話を伺った内容も踏まえて、記載していきます。

その方も、若い頃から自己理解を高めるべく、SWOT分析(Strengths, Weaknesses, Opportunities, Threats)を活用することで、自分の弱点を把握しそれをカバーするために、社内勉強会を開催し、多くの人を巻き込みながら、成長を心がけたそうです。それにより、自分だけでなく、周囲にもキャリアの方向性を明確にすることができたとのことでした。

キャリアの成功例ではないですが、82歳の実父も毎晩振り返りをしているようですが、振り返りを改善への意識に向けているのか、「〜してみようと思う」など意外と意欲的な計画を口にします。
おかげで年齢の割にエネルギッシュに過ごしています。

私たち、自分らしく生きていくために、一生かけて、自己分析をし続け、それにより自己成長への意識づけをしていくんでしょうね。
いずれにしろ、就活時以外にも自己分析と自己理解には取り組み続けていきたいものです。

目標設定の重要性

明確な目標を設定することは、キャリア形成の基盤です。
日本の大手企業などは、従業員に対しSMART(Specific, Measurable, Achievable, Relevant, Time-bound)な目標設定を奨励しているようですが、実行できるのはその人次第。とはいえ、この目標を実行することにより、具体的な成果を目指すことができ、キャリア形成における進捗をはかる指標となります。

前述の元役員の方も、40年以上目標を設定し続けることをされていて、全部ではないけど、大方目標を達成できたとおっしゃってました。
そもそも、目標設定をしていない方が多い中で、目標設定とそれに向けての行動をすることが大切なんだと、(計画立てて意志力を使い果たす私ではありますが、)改めて気付かされます。

スキルの継続的な向上

継続的な学習とスキルの向上は、キャリア形成において不可欠です。
会社で提供している例だと、IT企業の楽天は、従業員に対して英語学習の機会を提供し、国際的なビジネス環境に対応する能力を高めているのはご存知の方も多いかと思いますが、まだまだデータサイエンスなどは手上げ式で参加者も少ないなどとも聞いています。

私自身も、今年はメディテーション、仏教・ヒンズー教などの宗教観、初歩的なデータサイエンスなど、少しづつでも進化のために学び続けることで、現場力の向上を心掛けています。

課題は、苦手なものに取り組めていないことでもありますが、年齢を理由にデジタルスキルを回避するのではなく、取り組んで乗り越えていきたいです。

ネットワーキングの力

成功するキャリア形成には、効果的なネットワーキングが欠かせません。
LinkedInやビジネス交流会などを利用し、業界のリーダーや同僚との関係を築くことが重要ですが、そういった交流で新たな機会の扉が開かれ、キャリアの可能性が広がります。

と、わかっているのですが、基本的に私はSNSが苦手です。
また、基本的に一度に大勢との交流は得意ではないものの、今年は、リアルでの交流会がしやすくなったこともあり、今年後半からは交流の場に足を伸ばしています。
行く前は少し憂鬱、でも、行って満足するゲンキンなタイプですが、何かに繋がっていく実感が持ちやすいのがリアル交流ですね。

キャリア形成における成功は、例えば、スキルアップにより年収が増加したり、ネットワーキングを通じて新しいプロジェクトの機会を得たりするなどが挙げられます。

本日例に挙げている方も、ご自身のスキルアップのために開催した勉強会が上司に認められ、国内および海外の主要拠点での経験したことで、大きな視点を持てるようにな理、キャリアがより立体的に描けるようになったとのことです。

仕事の知識やスキルを発揮できる機能と、経営の視点をもつ事業把握、立体的なキャリア形成をしていきながら、実践あるのみと力強い言葉を伝えていただきました。

まとめ

キャリア形成での成功は、自己分析、目標設定、スキルの向上、ネットワーキングといった複数の要素によって構築されます。具体的な戦略と実践を通じて、誰もが望むキャリアの成功を実現することが可能です。
が、、、行動すること。これがキーファクターなんだなと感じます。

キャリアは長期的な旅であり、絶えず学び、成長し、適応することが成功への鍵なんでしょうね。
私も行動することを意識しつつ、まだまだ頭が働くと言われる80歳までに満足度を高める旅を続けていきたいと思います。

次回は、自分の仕事もより良い状態にをスローガンにされている益子奈々さんです。


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