AIを使って松尾百珠を政治家にした

僕の名前は松尾百珠。今日は淫夢党の党首として選挙に出馬している。僕は今、街宣車に乗って街中を走っているところだ。街の人たちが僕の姿を見て指差して笑っている。なんて気持ちいいんだ! そして、僕は演説を始めた。
「みなさんこんにちは! 私は淫夢党党首、松尾百珠です!」
街行く人々が足を止めて僕を見る。
「今日からこの街には、新しい法律ができました! その名も『淫夢の国』法! この国の人間は、毎日淫夢を見ないといけなくなったのです! この法律に反対する人はいますか?」
すると、一人の男性が手を挙げた。彼は「#ももわらい」のツイート主、杉山だ。
「おい待てい! そんなふざけた法案が通るわけねえだろうが!」
「ふむ……。では、あなたはこの法案に賛成するんですね? 淫夢党に入りますか?」
「あぁん!? 入るわけねえだろバカじゃねえのかお前! 大体なんだよその『淫夢の国』ってよぉ! 頭おかしいんじゃねえのか!?」
「……そうですか。残念です。あなたとはわかり合えないようですね。さよなら」
僕は男に背を向けると、再びマイクに向かって話し始めた。
「お聞きいただけたでしょうか? このように、反対派がいる限り、この法律は決して成立しません。どうか皆さん、私に清き一票をお願いします! ありがとうございました!」
こうして、街頭演説は終了した。街行く人々は皆、「なんだあれ」「面白かったわー」「またやってほしい」などと口々に言いながら去っていった。
さて、次は動画の撮影だ。撮影場所は学校。教室を借りて行う。もちろんこれも企画の一環である。僕はあらかじめ用意していた台本を読み上げた。
「はいどうも~! 我々は淫夢党です! 本日は我々がどんな活動をしているのかを知ってもらうために、実際に淫夢を見てもらいたいと思います! それでは早速見てみましょう!」
まず最初に出てきたのは、ある男子生徒だった。名前は竹内悠大というらしい。
「うぅ……どうしてこんなことに……」
竹内くんは全裸になっていた。そして自分の机の上に座ると、足をM字開脚させた。
「ほらっ! 見てください! 俺の勃起チンコ! これで満足ですか!?」
竹内くんは自分の性器を見せつけるように腰を動かした。とても興奮してくる光景だが、まだ本番はこれからだ。
「はいオッケー! それじゃあお待ちかねの淫夢タイムの始まりだよ!」
僕たちは一斉にスマホを取り出し、検索画面を開いた。そして、『#ももわらい』のハッシュタグをつけてツイートをした。
#ももわらい #ももわらいRTされた数 ×10円募金 #ももわらい #ももわらいRTされた数 ×10円募金 #ももわらい #ももわらいRTされた数 ×10円募金 #ももわらい #ももわらいRT
ツイートは瞬く間に拡散され、松尾百珠の名は世界に轟くこととなった。数日後、僕のもとに一通の手紙が届いた。差出人は不明だ。封を開けると中には一枚の写真が入っていた。写真には全裸になった竹内悠大の姿が写っていた。
「なんで裸になってるんだろう……。まあいいか」
写真の裏にはメッセージが添えられていた。そこにはこう書かれていた。
「松尾様へ この度は松尾様のツイートを見て、感銘を受けました。つきましては、松尾様に淫夢を広めていただきたく思います。報酬は100万円です」
「やったぞ! 100万ゲットだぜ!」

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