Spencer Jones 2022年MLBドラフト ヤンキース1巡目指名選手
こんにちは、D-Bet改め、Spencer-Betです。
やりました〜〜〜〜!!!!!!
マイ推しであるSpencer Jonesのヤンキース入団が決まりました〜〜〜!!!!
ちょっと興奮冷めやらぬ状況ですが、今回はそのSpencer Jonesについて簡単に書いていきますね。
ほんまに簡単に、適当に書いてます。
Spencer Jones
外野手、ファースト
201cm、102kg、左投げ左打ち、2001年5月14日生まれ
・略歴
カリフォルニア州サンディエゴ郡にあるエンシニータスに生まれ育ち、高校は同じくカリフォルニア州にあるラコスタ・キャニオン高校に進学。高校の時は投打の二刀流選手として2019年の1巡目指名候補と目されており、投打どちらも満遍なく評価されていましたが、個人的には投手としての方が比較的纏まっており、評価が高かった記憶があります。ただ打者としても既に打球初速度97マイルを記録するなど、パワーヒッターとしての資質も秘めていました。しかしドラフトイヤー(高校生の時の)に左肘を故障し、投手としての出場が制限。またヴァンダービルト大学へのコミットが強かったこともあり、その年のドラフトでは上位では指名されず、31巡目でロサンゼルス・エンゼルスが一応指名しますが、当然拒否してVanderbilt大学に進学。
進学後も投手・野手両方で起用される予定でしたが、先述の故障もあり入学1年目の2020年は主に野手として出場。しかしご存知のようにCOVID-19による短縮シーズンということもあり、僅か14試合の出場にとどまり、打率.203、出塁率.333、OPS.657、0HRとインパクトのある成績は残せず。短いシーズンの後、Jonesは投手としての復帰を目指し、カリフォルニア・カレッジリーグであるサンタ・バーバラ・フォレスターズで投げていたのですが、その最中に再び左肘を故障、トミージョン手術を受けることとなりました。この手術により投手を諦め、野手に専念することとなりました。
2021年シーズンは野手として出場機会を得ましたが、手術明けということもあり主にDH、ファーストとして出場。しかし単打こそ出るものの、自慢の長打がなかなか出ないこともあって首脳陣の信頼を得ることができず、またシーズン終盤の6月上旬〜中旬にはParker NolandやDominic Keeganの存在によりDH、ファーストとしても出場機会を制限されてしまい、結局シーズントータルでは34試合の出場で打率.274、出塁率.346、OPS.767、3HRとイマイチの成績に。(まあこれに関してはトミージョン手術明けであることも要因ではあると思いますが‥‥。)
ですがこの年の夏にケープ・コッド・リーグに参加すると、25試合の出場で.打率312、出塁率.424、OPS.904、3HRと好成績を記録。そしてその打撃の成長そのままにドラフトイヤーの2022年シーズンはヴァンダービルト大学のライトのレギュラーに定着すると、61試合で打率.370、出塁率.460、OPS1.103、12HRと飛躍。各種ドラフトランキングでは2巡目程度の評価であったものの、一部(特にアナリティクスを重視するスカウトの間)で1巡目後半レベルと評する声もありました。
・選手としての特徴
・打撃
201cmという高身長もあり、三振が多く(三振率23.5%)、変化球への対応は改善の必要ありとされていますが、変化球に対する空振り率はカレッジ選手の平均程度と悲惨というほどではありません。一方で四球率も11.7%と高く、ゾーン内に来る速球を待ち、しっかり叩きつつも、ボールとなる変化球には手をあまり出さないなど選球眼は優秀。プロレベルでもこの選球眼が発揮できるかが鍵ですね。
パワー面に関しては同じく身長201cmの外野手で、カレッジでの成績も似通っているAaron Judgeと比較されるほどのレベル(同じような成績と言ってもカンファレンスが違うので単純比較はできないんですけど)で、シーズン中に平均打球初速度94.5マイル、最高打球初速度119.1マイルを記録し、ドラフト直前に行われたドラフトコンバインでも平均打球初速度103.6マイル、最高打球初速度112.2マイルを記録するなど20-80スケールで間違いなく80レベルかと。ドラフトイヤーに打率.370と高打率を残したのも単に運が良かっただけでなく、この打球速度の速さもあります。一方で打球に角度をつけるのが上手くなく、打球の多くが打球角度15度以下を記録。そのためゲーム内でそのパワーを十分には発揮できておらず、強打の多くがツーベースになってしまっています。プロでもパワーを発揮するためには打球角度を上昇させるためにスイングを改善する必要があるかと。
・守備、走塁
高校時代に60ヤード6.7秒を記録し、今季ドラフト直前のドラフト・コンバインでも30ヤード3.60秒を記録するなど、スピードは平均以上で大柄な体格にも関わらず、身体能力に関しても高評価。
ヴァンダービルト大学では、センターにカレッジ1のスピードを誇るEnrique Bradfield(彼も私のフェイバリット選手)がいたため、主にライトを守っていましたが、ヤンキースのスカウティング・ディレクターであるDamon Oppenheimerはセンターに残れるタイプと評しており、実際にケープ・コッド・リーグではセンターで起用されています。センターを守れる能力があるため、もちろんライト守備は平均以上。Jones本人はプロ入り後にセンターを守ることに意欲的だそうで、多分最初のうちはセンターを守ることになるかと。
以前は投手をしていたこともあり、生来の肩の強さは平均以上で、トミージョン手術明けということもあり、昨季・今季とゲーム内での肩の強さは平均程度と評されていますが、手術から2年以上が経過していることもあり、徐々に強い送球も見られるのでないかと思われます。(あくまで私の予想ですけど。)
・雑感
マイフェイバリットのドラフト選手が指名されたので満足です!
以上!!
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