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【保存版】パワポ作成が捗るChatGPTの活用方法10選

みなさんこんにちは。
資料デザインのリサーチや分析に取り組むパワーポイントのスペシャリスト、パワポ研です。

今回は今話題のChatGPTを用いてスライド作成を効率化する方法について解説していきます。便利な使い方について解説していきます。過去にChatGPTを用いたスライド作成サービス「SlideGPT」について解説3回ほど解説してきましたが、今回はその他のツールやChatGPT自体に直接指示を出すプロンプトを幅広に紹介していきます。

SlideGPTについての解説記事はこちら

それでは早速見ていきましょう。

1.事前リサーチ関連

事業計画書や新規事業企画書などを作る場合、その業界の市場規模や競合調査を行うことが多いのですが、この行程をChatGPTを使って短縮しようという試みです。

1-1. 事例を10個並べる

以前、パワポ研の方で解説した、SlideGPTの活用事例です。「日本の花火大会を10個調べて、それぞれを1枚ずつ解説する」という指示を与えたところ、概ね注文通りのアプトプットが返ってきました。

参考URL:https://note.com/powerpoint_jp/n/n2cec32765ba3

パワポ研

1-2. 事業アイデアをブレストする

上記の記事の別シリーズとして、SlideGPTの活用事例をパワポ研が解説した記事になります。「水が豊かな田舎で始めるビジネスの提案」というテーマを設定し、事業アイデアをブレストさせた上で、それぞれのアイデアをスライドに出力させることに成功しました。

参考URL:https://note.com/powerpoint_jp/n/ncfa21e6bfa16

パワポ研

1-3. 競合調査やKPIの設定を行う

海外の記事を参考に、競合調査やKPIの設定に関する指示の出し方を詳しく解説しています。特にKPIの設定などは、非常に骨の折れる仕事なので、ある程度流れをわかっている人からすると、活用の余地は大きそうです。

参考URL:https://note.com/maelop/n/n741ce74c295a

https://note.com/maelop

2.スライド構成関連

スライド作成において厄介なのは1枚のサイズが決まっているので、各スライドの情報量を調整しなければならないことです。また目次やタイトルの付け方を考えるのにも一定のリソースを割く必要があるため、ChatGPTの活躍の余地が残っています。

2-1. プラグインを活用してスライドを出力する

「Smart Slides」というプラグインを活用してスライドを作成する方法です。SlideGPT同様、作りたいテーマをざっくり投げかけるだけで、全体のスライド構成が出力されます。

参考URL:https://twitter.com/chatgptair/status/1693563622864392584

あるる ChatGPT × AIツール

2-2. 有識者に議論させる

少し特殊な発想ですが、スライドの内容を吟味するために様々な方面の有識者を想定し、その議論をプレゼン資料に活用するという方法です。この記事ではスライドの作成までは踏み込んでいませんが、「スライドの構成を考える」という本章のテーマに合致していたので、紹介させていただきました。

参考URL:https://note.com/hippen/n/n68d0787bf778

Hippen(米国株,python)

3.VBA活用関連

パワーポイントのソフト本体に指示を出すためにプログラミング言語であるVBAを活用する方法です。これまでは一定のプログラミングの知識が必要でしたが、ChatGPTはコードも書けるので、VBA活用のハードルが大幅に下がりました。

3-1. 簡易的なスライドセットを作成する

1、2で確認してきた内容と重なる部分もありますが、VBAを貼り付けることでスライドの土台を作成する方法です。

参考URL:https://pawapo-gakkou.com/chatgpt

パワポの学校

3-2. スライドを分割してPDF化する

小技ですが、なかなか汎用性の高い「スライドを分割して、1枚ずつPDFを作成する」というスクリプトの生成方法です。もちろん、このプロセスで他の小技も無限に生み出すことができます。

参考URL:https://forest.watch.impress.co.jp/docs/serial/offitech/1499899.html

窓の社

3-3. Wordの見出しを転記する

こちらも小技ですが、既にWordで作成されてある資料をもとにパワポを作成するシチュエーションでは効果を発揮しそうです。この記事では、タイトルを転記する方法のみが解説されていますが、これを応用すれば本文を要約して箇条書きで埋め込むなどのテクニックも実現できそうです。

参考URL:https://sawadax-cpa.com/results-of-asking-chatgpt-for-a-vba-macro-that-transcribes-word-headings-to-powerpoint-headings/#index_id2

スローライフ向上ブログ

4.デザイン関連

最後に紹介するのはデザイン関連のテクニックです。1~3でスライド作成の中身についてはだいぶ効率化できましたが、「見た目」の部分に関してはメモレベルの仕上がりになっているため、ここではデザインを整える方法についても紹介します。

4-1. ChatGPTのプロンプトでデザインを整える

ChatGPTにMarkdownのコードを出力させ、それを用いてスライドのレイアウトを整える方法が解説されています。

参考URL:https://tech.isid.co.jp/entry/2023/05/08/ChatGPT%E3%81%A7%E7%88%86%E9%80%9F%EF%BC%8110%E5%88%86%E3%81%A7LT%E7%94%A8%E3%81%AE%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%BC%E3%83%B3%E8%B3%87%E6%96%99%E3%81%AE%E4%B8%8B%E6%9B%B8%E3%81%8D%E3%82%92%E4%BD%9C%E6%88%90

ISID Tech Blog.

4-2. Canvaを活用してデザインを整える

クラウド上のデザインツール「Canva」を用いてスライドのデザインを整えた後に、ChatGPTでスライドの内容を作成するフローを解説しています。

参考URL:https://youtu.be/4HZk6azHtVU

佐藤辰則 / iPad・AI活用教室

今回のまとめ

ChatGPTを用いてスライド作成を効率化する方法について、事前リサーチ、スライド構成、VBA活用、デザインの4つの観点から解説してきました。まだまだ発展途上の技術ではありますが、既に業務の一部で活用している人が数多くいるようなので、パワポ研の方でも随時スライド作成に関するテクニックをご紹介できればと思っております。

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