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ヲタ活の秩序?(追記あり)

ワタクシの推しのファン界隈が、なんだかざわついている。
結論があるわけでもないけど(まだ現在進行形だし)、この時点で思ったことをメモしておこうと思う。
これは、あくまでもワタクシの意見、考えたことであって、他の人の意見や行動を否定・批判したり、肯定・擁護したりするつもりはありません。

きっかけは、おそらくワタクシの推しのファンで日本語を母国語とする人であれば、大半の人がそのブログを目にしていると思われるブロガーさんが、推しの誕生日に韓国で広告を出したいと、クラウドファンディングの企画を立ち上げたこと。

これに対し、これまたおそらくワタクシの推しのファンで日本語を母国語とする人であれば、大半の人がそのブログを目にしていると思われる別のブロガーさんが、否定的な見解をツイート。

クラファンの目標額35万円に対し、ワタクシがこの記事を書いている時点(2022年9月21日22時半過ぎ)で集まった金額は、なんと250万円弱!参加者も1,200人を超えている。

ちなみに寄付金額は1口1,120円から14,850円までで、寄付金額によって受け取るリターン品が変わり、リターン品にはいわゆるマスタニムの撮影した推しの写真を使った”自作グッズ”が含まれる。

↑は途中経過。
最終的には、支援人数1263人、支援金額2,618,994円で終了したとのこと。

否定的な声が上がっていることや、すでに参加を決めた人からも質問があったのだろう、企画者は自身のブログで質問に対して回答しているとともに、目標金額を早々に達成したこともあり、募集期間を短縮することも決定しアナウンス。

問題提起をしたブロガーさんのほうは、こんなツイートをしている。

↑の一連のツイートは削除されたのか埋め込みできなかったので、ワタクシのアカウントから見えているものをキャプチャーしました。
ワタクシの意見を述べるにあたり大事なツイートだからなのですが、不都合あれば削除します。
これ以外にも、引用したツイートが今後削除されることがあるかもしれません。

さて。いろんな検討ポイントはあれど、ワタクシの頭の整理としては、
このクラファンが違法行為またはそのおそれアリでトラブルになるかもしれないからやめた方がいい、と言っているというよりは、

今回の企画はあまりに規模が大きい(結果として大きくなっている)ので、さすがに事務所など権利者が黙っていないだろう、
それによってこれまで黙認されてきた、無償でソンムル(プレゼント)する程度でつつましく自作グッズを楽しむ文化(秩序?)自体がダメになるのは勘弁してくれ、

というのが主要ポイントなのかな?という気がしていて、ちょっと、いや、かなり違和感を感じている。
このクラファンが問題になったからといって、推しグルが日本で活動しなくなるっていうのは、飛躍しすぎだと思う。

”違法行為でトラブルになるかもしれないからやめた方がいいよ”という心配なら、ワタクシもそれは心配にもなるし(赤の他人とはいえツイッターでつながっている、ある意味仲間だし)、別になんとも思わなかったのだろうけれど。。。

その違和感の正体は、ヲタ活の秩序ってなんだろう?壊されたくない”これまで保たれてきた秩序”って何だろう?という疑問。

当然、推し本人に迷惑がかかるような追っかけ行為や、コンサートやイベントなどの主催者が定めたルールを守らない、というのは多くの人がNGだと認識しているだろうけれど、度を越したらアウトの”度”が過ぎるかどうかの線引きは人それぞれなんじゃないだろうか?

たとえば、推しが来日するとする。
その時に、「空港まで押しかけないで!」「そっとしてあげて」と呼びかけているツイートを目にすることがある。
でも、そう言っているファンは、推しが本国から出国するとき、日本以外の外国に入国するときに空港で撮られた写真や動画がツイッターで共有されて「いいね」をしないのだろうか。
本国や日本以外の外国のファンには、「そんな空港まで追っかけるのなんてやめて!」って声をあげてる?

むしろ、空港ファッションを楽しみにしてたりしない?自分の国ではだめで、他国ならいいわけ?
それって推しに迷惑かけるか、かけないか、という観点だと、何も違わなくない?
日本のファン(=自分たち)だけお行儀が良いって思われたいの?

たとえば、本国のマスターニムが作成する、推しの写真が使われているグッズの共同購入の呼びかけがツイッター上でなされる。
この共同購入を募ったり、買ったりするのは無問題で、先のクラファンのリターン品はNGなの?

たとえば。日本でもよくおこなわれているカップホルダーのイベント。
カフェは明らかに集客に利用しているけれど、カプホ自体を用意したのがカフェじゃなくて、何の利益も得ない(と思われる)ファンだからいいって理屈になるのかな?

推し活のもっとも正しい(?)あり方は、「公式にお金を落とすこと、公式に落ちたお金のいくばくかは推しに届くから」、というのはもっともだと思う。
だからといって、たとえば、推しが身に着けていたものと同じ洋服や雑貨を買ってお揃い気分を楽しむ人に対して、「そんなことにお金使ってないで、公式にお金使いなさいよ!」って言う?

それに、非公式にお金を落とすことを、「推しが喜ばないこと」と決めつけているのも、かなり自分に都合の良い解釈だなぁ、と思う。
推しはとても謙虚な人で、誕生日プレゼントは贈らないでと丁重に断っていた事実はあれど(処分するのにも困ってしまうし)、ファンが自分のために出した広告を実際に目にして、全く嬉しいと思わない、むしろそのお金を公式にお金を落とせよ、と腹の底で思うとでも?
もしそうなら、韓国で毎年のように派手に出されているセンイル広告に対しても、「やめてください」っていう趣旨の発信・発言を、とっくにやってても全然おかしくないよね?

ということで、、、結局ワタクシが行きついたのは、ヲタ活って自分が楽しむもので、自分が元気になるものだから、自分にとって心地のよい自分の世界の曖昧なルールを”秩序”などと呼んで他人に求めるようなものではないんじゃない?ということ。
その”秩序”なんてものを求めて、守ろうとして、自分が傷ついてしまうなんて、なんか傷つき損じゃない???

その”秩序”とやらが崩れると、自分自身がものすごく傷ついてしまう、ということなのかもしれないけれど、その秩序を壊した側からすると、それによって誰かが傷つくなんてことまで普通は想像できないから、批判されてもピンと来ないのは仕方がないように思う。

今回の件に端を発する”ざわつき”について、ツイートしている人がクラファン参加者や推しのファンの数を考えるとめちゃくちゃ少ないのは、きっと、みんな、推し活の楽しみ方は人それぞれ、そう思っているからあえて触れないのかな、という気もしている
(なのでワタクシもこの件について、ヲタ活を楽しむ場としてのツイッターで考えを述べるつもりはない)

まぁ、ツイッターをどう使おうが、それも本人次第で他人がどうこう言うものでもないのだけれど。

このクラファンの企画が今後どうなるかはわからない。
起用しているエージェントが信頼できるのかもわからないし、最悪、エージェントだけが儲けて、広告は出せないわ、トラブルになるわ、で参加した人が痛い目にあってしまうかもしれない。
そんなことは望んでいないけれど、もしそうなってしまったとしても、その事実は今後の教訓として共有されつつも、企画者や参加者が責められたりしなければいいな、と思う。


【追記】
この件は、企画者さん、否定的な意見をツイートしたブロガーさん、ともにご自身のブログで発信されて終息、というか、これ以上”論争”のようなものはしない、ということで、とりあえずいったんは落ち着いた模様。

どちらの言い分も読んで、さらにいろいろ考えされられたのだけれど、こういう発言をしてくれる推しグルって素敵だなぁ、、、ということを再確認して終わりにしたい。


小さなことでも、くだらないことでも、気づきがあると、ちょっと嬉しい。1日1発見、昨日の自分からのちょっとした進化を楽しもう♪

Twitter引用させていただきました、m(__)m



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