物わかりの悪い大人

専門学校って、学生にとっては人生最後の学びの場だし、社会に出る前の最も大切な時期を過ごす場。

だからこそ、そこで働く大人たちは本気の姿勢で学生にぶつかっていかなきゃ彼らに何も伝えられない!

学生たちのこれからの将来を本気で考え、愛を持って厳しく鍛えてあげなきゃいけない!

その瞬間は学生たちから拒絶されようと、他の職員から疎まれようと、志を持って伝え続けなきゃいけない!

だって学生たちの人生を左右する重要な仕事なんだから!

学生募集も大切、退学防止も大切。
だけどもっと大切なのは学生たちの将来!
学生たちの将来を犠牲にしてまで優先する学生募集や退学防止はあり得ない!

その学生の将来のためにならない入学は薦めちゃ駄目だし、その学生の将来のためにならない退学防止はやっちゃいけない!

でも最後にどうするかを決めるのは学生自身。
そしてその決断がどうであれ、決めた以上は全力で努力させるのが周りの大人の役目。

確かに最近はメンタルの弱い学生が増えた。
だからって対応を優しいだけにしたら、その学生はいつまで経っても強くなれない。
弱いままでは社会で生き抜いてはいけない。
よく風邪をひく子をいつも冷暖房が効いた無菌室に入れて置いてちゃいけない!
その子はその場所でしか生きられなくなる。
もちろん風邪をひいている時には無理は禁物。
だけど時には寒風摩擦をさせたり、思いっきり汗をかかせたりしなきゃ、本当の強さは身につかない!

一見、物わかりの良い大人が子供たちを駄目にしている。
彼らは物わかりが良いのではなく面倒くさいんだ!
こんな時代だからこそ、子供たちのためにあえて物わかりの悪い大人なろう!

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