![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/4753832/rectangle_large_1fd9ad324db3ee382acecab15ed7f937.jpg?width=1200)
冷蔵庫のまゆげ
二〇一七年七月二十一日金曜日
晴れ
ひみつのうひひを、のんさんと制作。
公園を歩くと、もぐらがなくなっていた。ぬいぐるみが落ちているのかなとよくみたらもぐらだった。もぐらに会えるときは、息をしていない。もぐらの掘った穴のぽっこりを見つけるたびに飽きもせずうきうきするわたしは、もぐらに会うと心からずどんとどんよりする。
お顔を見て手を合わせた。
のんさんは、フェンスにつかまって、その向こうを眺めていた。小学校の校庭でボールを蹴ってゴールを決めている三人のおとこのこ。赤、白、青、ボールのいろがばらばらだった。しばらくじっと眺めていた。お尻をぺろりと覗かせて。
夜ごはんは、焼きズッキーニとキムチのうどん、あとは忘れてしまった。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?