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眠りをさがして
二〇一七年七月十七日月曜日
晴れ
いのちのはじまり、という映画を観る。
映画館はのんさんが生まれる三日前の日曜日に行ったきり。観たのは『母と暮らせば』だった。
もともと映画は自発的には観ない。現実の流れに、違う感情になるであろう時間をどのタイミングでいれたらよいのかよくわからなくて、誰かに誘ってもらわないとなかなか観ない。だれかの話を聞いているようで、ドキュメンタリー映画はきもちが進む。
とてもあたらしい考えを聞いたというわけではないけれど、いくつもの確認のできる映画だった。のんさんは映画館でも家にいるときと変わらぬままだった。
朝六時前に起きたのんさんは映画館でも寝そびれて、お昼ごはんの前にも寝そびれた。腹が満たされようやく眠れた。彼女は眠りをさがしに台所へ立ち上がるのに、目の前のキウイを食べて忘れて、リビングに帰る。そうそう、眠りだったと台所へ戻るとあ、洗いものと手をうごかして、、そんなふうに眠りをさがしにゆくのに忘れてきてしまうことが多々あるなあ。
夜ごはんは、ザーサイ、白菜のお漬けもの、蒸したとうもろこし、しょうが焼き (レタスと紫蘇サラダが付け合わせ)、ごはん。
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