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アタラシさんのアイスクリーム

二〇一七年九月八日金曜日

晴れと曇り

やって来る!と決まって、はてさてどんなおかずにしようかとくるくるさせる。お鍋に傾きかけていたけれど、スーパーで冬瓜を見つけ、白菜のようすをみて、うん、とお鍋をやめる。旬なものでつくるたべるがいい。

いつもちゃぶ台を置いている場所にいすを置き、食器を運んで並べるのんさん。おままごとがはじまっている。おままごとと本人は思っていなくて、まねている。夕方、いくこさんたちが来る前にお風呂もいれてなどとくるくるしていたからか、食器並べをはじめたのんさんに、おしまいだよとなぜだか言ってしまった。その代わりにと、DVDをみせる。つけながらこれはミスかもと思う。割れる心配はあるもののただDVDを見ているよりずっといい遊びをしている。家事をすすめるを優先するとき見誤ることがあるな。のんさんはいすまで元に位置に片づけてくれていた。ありがとうを伝える。

ふりかえると、公園でごはんをたべたときもそうだった。日を浴びて彼女はごろんとしていた。それはとても珍しいひとコマ。すこしは眺めていたけれど、スープをのむのかどうかを気にかけて彼女のごろんを妨げてしまった。ちいさいようで、おおきなことのような気がする。こういうことを気をつけたい。

晩ごはんは、蒸したとうもろこし、冷やっこ、冬瓜の煮物、ピーマンの肉詰め、柿の葉寿司と餃子 (いくこさんどっちゃんより)。デザートにいくこさんのカカオバナナアイス。

次々といくつとの箱をあけて、話した。まだまだ話したいを抱えながら、徒歩三分くらいのところに暮らせたらいいねと手をふる。彼女たちがとても好きだ。

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