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能力表からTARGETの馬印データを作る話(追記)

ほはていです。
自分の予想プログラムはTARGETに間借りしているというか寄生していてJRA-VANデータのダウンロードや蓄積は全部TARGETにやって貰っています。
そのため予想ツールとしては全く使っていなかったのですが、せっかくnoteの予想を1開催休むので分析やロジック作成に役に立つことをやろうと思い、標記の機能を追加してみようかと色々やっていました。

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馬印とは上の画像の赤線で囲んだ部分です。馬印の何が役に立つのかというと、過去のレースでどんな印を付けたのかを後で確認することで「なんでこのときこんな印を付けたんだ?」とロジックの不備を見つけ易いかなと。

1日目

取りあえず自分で馬印を手入力して出力された馬印データを確認。

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「えっ、データにキーが無い・・・」
JRA-VANデータは通常「このデータはこのレースのデータですよ」と示すために半角数字16桁のレースキーというものが付加されています。
画像の1行目のデータはUMA181小.DAT(2018年1回小倉)の1レース目のデータなのですがそれを示すキーがどこにもありません。
もちろんTARGETの内部ファイルであり、JRA-VANとは何も関係ないのでユーザが文句を言う筋合いではないですがw
年+開催場+回次でまとめられたファイル内の何番目の行かでTARGETは馬印データのレースを判定してるみたいです。

となると能力表で出力していない障害戦や新馬戦は空行を出力しないといけません。これを解決するためには馬印データにレースキーを付与して出力する。出力した馬印データと出馬表データ(SE_DATAフォルダ内のSRファイル)と付き合わせて能力表で出力していないレースがあったら空行を出力し、その他のデータはレースキーを削除して出力するというロジックで取りあえず作ってみました。

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どん!

何で予想していない新馬戦に印が付いているのか・・・
おそらく空行が多いか足りないのでズレたのだろうと想像が付く。それなら前のレースに問題があるはずと過去のレースを手繰ってみると。

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これか!

馬印データを見てみると中止日分の空行が挿入されていません。そこで突き合わせ先の出馬表データを見てみると10月12日13日分のデータはありませんでした。「じゃあどこからこの出馬表は表示されているんだよ」と思ったらありました。DE_DATAフォルダのDRデータ(当日出馬表データ)を表示しているようです。これを見つけたので1日目は満足して終了。

2日目

突き合わせするデータをDE_DATAフォルダのDRデータ(当日出馬表データ)に変えて馬印データを作成してみると無事表示されました。

そこで外出用のノートPCにインストールしているTARGETにも馬印データをコピーすると・・・またズレたレースに馬印が表示されてしまいました。そこで2019年10月12日の出馬表を見ると。

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中止の出馬表データが無い

TARGETは当日出馬表がない場合は出馬表データ(SE_DATAフォルダ内のSRファイル)から出馬表画面を表示しているようです。ノートパソコンのTARGETは最近クリーンインストールしたため2019年の当日出馬表は存在しないためこのようにズレてしまったのですね。これでは色々な環境の人に馬印データを配布するのは難しいようです。解決法は各自の環境で馬印データを作成する。突き合わせデータは当日出馬表データと出馬表データをマージしてダブりを削除しながらソートして突き合わせを行うってことですかね。レースキーさえあればこんなこと考えなくていいはずなんだけどなぁ。

(実はどこかの設定にレースキーを付与するオプションがあったりしたら恥ずかしい)

追記

根本的に勘違いしていたみたいで「開催日付」には関係なく「開催日次(1日目)」で位置が決定していることが判明しました。
2019年4回東京は

2019/10/05 4回東京1日目
2019/10/06 4回東京2日目
2019/10/14 4回東京5日目
2019/10/15 4回東京3日目
2019/10/19 4回東京6日目
2019/10/20 4回東京7日目
2019/10/21 4回東京4日目
2019/10/26 4回東京8日目
2019/10/27 4回東京9日目

このように開催されており、日付とは関係なく日次でデータをソートしなければいけませんでした。誤った内容を公開してしまい申し訳ありませんでした。

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