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薬剤師国家試験101回312-313|一般用医薬品の包装・頭痛

初めに

  OTCのアセトアミノフェンについて問われています。一つ目の設問1では一般用医薬品及び要指導医薬品の容器、包装に記載するべき内容について、設問2では頭痛を訴え本剤を使用している患者さんへの対応について問われている問題になります。

問題の要点

  • 問題文より抜粋
    50代男性 
    S: しばらく前から頭痛→アセトアミノフェン300mgを1日2回服用→症状和らぐものの軽度の頭痛を感じる→受診時間が取れるのは半月後→それまでは一般用医薬品での対応希望

設問224 

  • 表示についてですがすこしややっこしいです💦
    1.「一般用医薬品の表示」については容器または直接の被包に
    2.「製造番号または製造記号」は容器または直接の被包に
    3.「一般用医薬品の用法用量、使用及び取り扱い上の必要な注意、日本薬局方収載品関連事項等」については添付文書または容器・被包に

    2.については記載面積が狭い場合には省略できるが、生物由来製品の場合狭くても省略できない。
    ※製剤学とかでも聞かれます

設問225 2次性頭痛を考え受診勧奨

  • アセトアミノフェンを600mg/日で1週間服用していても軽度の頭痛

  • 症状が和らいだとはいえ、症状改善とは言えない
    →二次性頭痛(脳内出血 脳構想)を疑う



調べておきたいキーワード

生物

肺炎球菌 

化学

アセトアミノフェンの構造 合成法など

衛生

・脳血管疾患の年次推移について

薬理

アセトアミノフェン ロキソプロフェン

薬物動態

アセトアミノフェンの代謝酵素について
ロキソプロフェン(NSAIDs)のタンパク結合について


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