人生の節目に関われるってすてきやん
店舗のあった某読谷村は、リゾートウェディングも
盛んだったりもして、ウェディングケーキのオーダー
を受けることもありました。
結婚式場とかで出てくるでっかいウェディングケーキって、
一部だけ本物であとの部分はスチロールでできてるフェイクに
クリーム塗っているものなわけで、
あの大きさは本物でやると潰れるわけで。
はじめてオーダー受けて作った時に、
「あ、これ重みで潰れるんだ」と分かって
試行錯誤したり、それもとても勉強になったなあ。
あとは、現地で作るわけではないので、
配達するわけですが、この移動がまたホント頭が痛い。。。
揺れない様に固定して、
それでも心配なので身内に運転してもらって、
荷台で支えながら会場に向かったり。
会場にどれくらいの大きさの冷蔵設備が
あるかないかでも変わりますし、
搬入時間帯が昼間だったりしたら、
クリームがだれてしまわないように
ヒヤヒヤしながら運んだなあ。
村内を飛び出して、恩納村の
リゾートホテルまで運んだ時は
本当にゆーっくりゆーっくり運転して運ぶ、
禿げるんちゃうかレベルで神経使った記憶。
よい経験しまくったなー、たのしかったですね。
そんなオーダーケーキのうちの一つに関する
ブログが残ってました。
懐い。
読み返すとこの頃、カフェとお菓子に
全力投球だったことがビシバシ伝わります。
まあ情熱がすごい。
確か、入刀のあとのサーブまで担当して、
いつもは搬入までで終わりなので、
こうやって現場で喜ばれるんだなあ…と
実際に見れたことが嬉しかったです。
わあぁぁぁぁっって歓声がね。
懐かしいなあとブログを覗いていたら、
コメント欄に書き込みが。
なんと当時このウェディングケーキをオーダー
くださった旦那さまからのお礼のお言葉でした。
お店の閉店は2011年で、それから
SNSでの更新が主になってしまったので、
このブログ自体をほとんどチェックしておらず。
今回noteで回顧録を綴ることになって、
10年以上ぶりに覗いたブログ。
こんなご褒美ありますかいな(涙)ありがたいです。
こういうホールケーキの素敵なところって、
節目に関われたりするところでもあります。
お誕生日や記念日、ご結婚。
大体おめでたいハッピーな時に出番がありますよね。
少しでも幸せな記憶のお手伝いができるようにと、
文字通り祈り込めて作っていたな、と。
そんなことを思い出して、ほっこりしました。
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