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2024/09/29 G1 スプリンターズS

中山競馬場 芝1200m(C)。
昨年はママコチャ(先行)-マッドクール(先行)-ナムラクレア(差し)の決着でした。
昨年はまだパドックで予想しており今ほど知識もなくほぼマグレで当たったようなものでしたが、今年はしっかりと深堀して予想を立てようと思います。

中山競馬場 芝1200mの特徴

スタート直後に下り坂となり前半からスピードが出るコース形態。
高速馬場となれば内枠有利。道悪になり時計が掛かるようであれば外差しが届くという馬場状態によってバイアスの変化が出てきます。

高速馬場の影響はスプリンターズSまで継続する傾向がある。
また、最後の急坂もありペース次第では差しも決まりやすい舞台につき距離短縮馬の好走が目立つ。

現在2024/09/29 0:00時点の当日の天候は曇り。雨はほぼ降らない。
という事で良馬場と想定して組み立てていきます。

この状況での枠番成績は
1~5枠 勝率9.0% 複勝率25.8%
6~8枠 勝率1.9% 複勝率7.4%

もっと絞ると内枠に入った距離短縮馬の成績は
1~4枠 勝率7.3% 複勝率22.7% 単回収132 複回収108

昨年は勝ち時計:1:08.0 前半3F:33.3 とそこまで速くない決着となり先行勢が優位な展開だった。

この内容を元にペース等、展開を考えていく。

展開予想

逃げるのはビクターザウィナーピューロマジック
ウイングレイテストが上手くスタート切れればこの2頭についていくのでは?
その後ろにモズメイメイが追走しママコチャマッドクールサトノレーヴが先行好位に付く。
差し・追込馬勢は続いて追走。
その中で注目はトウシンマカオ。外枠での好走が目立つ馬だが今走1枠に入ったのでどう捌いていくかが見もの。

切れ味よりも4角抜けて直線で長く脚の使える急坂を走れるパワーのある馬が好走。

平均ペースは前半3F32.9秒で32秒台になると差し馬が活躍し先行馬の成績は落ちるが、今走の想定として大逃げしたりハナの奪い合いをして前が潰れるような展開にはならないと見る。
そうなった時の前半ペースは33.0~33.5秒くらい。

このペースで回れば先行勢が優位と考え先行勢から中心に予想を立てていきたい。

🔥予想🔥

◎3枠6番 ママコチャ 川田将雅騎手
本命はこの馬!枠・過去の実績・叩き良化型・前走の内容含め1番勝ちに近いのではないか。

小回りの中山競馬場では直線の切れ味よりも逃げ馬からの差がなくしっかりと追走する力が必要とされママコチャは上り3F地点がほぼ0.5以下。

今走も昨年と同じ3枠6番と騎手もイメージしやすい枠。
調教でも前に馬を置きしっかりと我慢させてから最後加速して抜いているのでレースでの想定もしっかり出来た調教内容だと思う。

また、中京や中山などの坂のあるコースの成績も良く当日は良馬場なので高松宮のように馬場に泣かされるような事はないと思う。

〇2枠3番 ウインマーベル 松山弘平騎手
相手候補はこの馬。
中山1200mの狙い目である内枠の距離短縮馬でもあり負けたレースも敗因がしっかりとしているので度外視しても良い内容。
着順は置いといてママコチャと同じように上り3F地点は0.5前後で追走力もあり馬自体の内枠成績・レース自体の枠成績も〇。また、この馬も坂のあるコースで成績を残せているのもポジ要素。

陣営も前哨戦を使わずしっかりと乗り込んでここを目標に仕上げたようなコメントもしているので自信はあるように思える。
オッズも妙味があるので狙いたい1頭。

▲6枠12番 サトノレーヴ レーン騎手
前走のキーランドカップで本命にした馬。
5歳にしてG1が初出走でここまで強い相手と走った事がないのだが、同コースでの持ち時計が1:07.7とG1レベルの時計を出しており充分通用はすると思われる。(同じ時期の開催時)

北海道シリーズで成績を残しているので洋芝のタフな馬場が強いイメージだが上記に記載したように高速馬場の対応も出来ており1人気になるのは納得。
だが、枠が少し外と斤量が前走よりも+1kgなので少し割引。
△2.7.

番外編

1枠2番 トウシンマカオ 菅原明良騎手
もう少し外であればもう少し重い印でいきたかったのだが1枠なので△。
9/28の4Rで1枠から上手く捌き2着まで差し込んできたので安易に切るのは怖い。
もし余裕があるならば3連単の2列目に入れておいてもいいかもしれない。

4枠7番 マッドクール 坂井瑠星騎手
高松宮記念の勝ち馬。
昨年も2着だったが、今走は国内での叩きがないので割引。





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