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菊花賞GⅠ予想

予想ポイント

  1. 脚質

  2. 上がり3Fの性能

  3. 前走のレース

  4. 騎手の継続騎乗

ポイント詳細

  1. 馬券内に占める割合の大半は先行差し馬です。逃げ馬での勝利はタイトルホルダー1頭だけでした。これも阪神コースでの開催だったことを考えれば、京都での菊花賞逃げ切りがいかに困難なものかわかります。

  2. 当レースで上がり3Fのタイムが上位であればあるほど着順が上になる確率は高くなります。各馬の上がり3Fの過去データは要チェックです。

  3. 前哨戦としては神戸新聞杯GⅡからがもっとも多く、次いでセントライト記念GⅡからになっています。この2つのレース以外からの参戦は傾向がバラバラで、軸馬を探すのはやはり神戸新聞杯GⅡとセントライト記念GⅡからになりそうです。

  4. 前走からの騎手の継続騎乗については、乗り替わりと比べて勝率、連対率、複勝率全てで上回っていて、乗り変わりはマイナス材料になります。

今年の出走馬の過去5戦の比較

菊花賞2023 上がり3Fの比較

上の表は、今年の出走馬の過去5戦における上がり3Fのタイムと各レースでの上がり3F順位をそれぞれ出し、平均値から順位として比較したものです。空欄については海外や地方でのレースになりデータが無いため比較対象から外しています。オレンジで塗られているのが上位5頭になっています。ちなみに馬名でオレンジに塗られているものは、上がり3Fタイムと上がり3F順位が2つとも上位5位以内に入っている馬になります。ポイントでも挙げていますが、このレースは上がり3Fの能力が結果につながりやすく、毎年似たような傾向になっています。さらに上がりの優劣は馬の能力を比較する物差しとして、様々なレースの活用もおススメです。

本命◎⑭ソールオリエンス

今年の皐月賞馬であり、日本ダービーはタイム差無しの2着でした。世代トップクラスの実力があるのは間違いなく、1番人気に支持されています。
皐月賞を制して日本ダービーで単勝オッズ1倍台だった馬は1986年以降で8頭しかいません。さらに菊花賞に出走した馬はナリタブライアン、ディープインパクト、コントレイルの3頭しかいません。ソールオリエンスがここで惨敗するようならデータ的にもレアケースとなりますし、あきらめもつきます。ここは是非とも勝利して2冠を達成してもらいたいと思います。

穴馬候補 以下の3頭

  • ①トップナイフ 右回りの重賞では大きく崩れていません。4コーナーで先行グループにいれば、激走の可能性が高まります。

  • ⑨ノッキングポイント 前走で初対決の古馬陣を一蹴したのは、世代レベルが少なくとも低くないという証明にもなりました。鞍上との息も文句ありませんし、お母さんチェッキーノのクラシックでの惜敗を息子が果たす可能性は大いにあると思います。

  • ⑯ショウナンバシット 前走は春からの成長が大きく伺えた一戦でした。上がりの能力が回復し、激走可能な状態にあります。

気になる1頭⑪サトノグランツ

もし勝利すれば川田騎手はGⅠ3戦連続勝利となります。現在3番人気の本馬ですが、日本ダービー時は単勝オッズ42.7倍の7番人気でした。過去の菊花賞で、日本ダービー時に同様のオッズ帯だった馬の戦績を調べてみると、唯一の勝利がタイトルホルダーだけでした。タイトルホルダーは皐月賞で2着だったので実績は申し分なかったので、サトノグランツがタイトルホルダー級の馬なのか、このレースでも注目です。

以上、今年の菊花賞GⅠを予想してみました。
この記事が皆さんの予想に少しでもお役に立てれば幸いです。

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