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富士ステークスGⅡ予想

こんばんは。
先週の秋華賞でリバティアイランドが牝馬3冠を達成しました。
川田騎手も3冠ジョッキーになり、今後の活躍がますます楽しみになりました。リバティアイランドは今後ジャパンカップに参戦予定で、古馬との対戦になりますが、アーモンドアイのような強さを見せてくれるのか、レースが楽しみです。

今週は3冠ロード最終章菊花賞が京都競馬場で行われます。やはり淀での開催がしっくりきますね。名馬の登竜門といってもよいレースで、過去の優勝馬にはずらりと名馬が並んでいます。今年最後の牡馬クラシックの栄冠はどのサラブレッドに輝くのか、今からレースが楽しみです。

10/21の土曜日は東京競馬場でマイルチャンピオンシップに向けたレースの富士ステークスGⅡがおこなわれます。芝1600m戦に12頭が出走してきました。予想記事として、富士ステークスを攻略したいと思います。

予想ポイント

  1. 脚質

  2. 上がり3Fの性能

  3. 年齢

  4. 前走のレース

ポイント詳細 過去10年の傾向より

  1. 本レースでは東京芝1600mのAコースが使用されていて、過去の好走馬は先行および差し馬が占めています。ちなみに、逃げた馬は馬券圏内に入ったことは無く、苦戦を強いられています。

  2. 当レースで上がり3Fのタイムが上位であればあるほど着順が上になる確率は高くなります。各馬の上がり3Fの過去データは要チェックです。

  3. 年齢が3歳から5歳までの好走率が高く、6歳以上は大幅に割り引く必要があります。

  4. 当レースで上位入選した馬の前走をチェックすると、1着は全て重賞レースからの参戦で、3着まで広げても90%の馬が前走で重賞レースを使っています。

今年の出走馬の過去5戦の比較

富士ステークス2023 上がり3Fの比較

上の表は、今年の出走馬の過去5戦における上がり3Fのタイムと各レースでの上がり3F順位をそれぞれ出し、平均値から順位として比較したものです。空欄については海外や地方でのレースになりデータが無いため比較対象から外しています。オレンジで塗られているのが上位5頭になっています。ちなみに馬名でオレンジに塗られているものは、上がり3Fタイムと上がり3F順位が2つとも上位5位以内に入っている馬になります。ポイントでも挙げていますが、このレースは上がり3Fの能力が結果につながりやすく、毎年似たような傾向になっています。さらに上がりの優劣は馬の能力を比較する物差しとして、様々なレースの活用もおススメです。

本命◎⑨レッドモンレーヴ

出走馬の中で、レース経験は決して上位とは言えずさらに58㎏を1頭だけ背負うのでハンデが大きいですが、過去10戦した内容から先行しても中団から差しても確実に速い上がりを出せる脚を持っています。ここ数戦のパトロールビデオをチェックすると終始外々を走って、ゴール後に脚が止まっているので距離の不安はあります。それでも今回は12頭立てのレースで位置取りの消耗度合いも少なく、能力を発揮する可能性は高いと予想しました。3歳春に無理使いをせずに秋まで成長を待ったおかげで馬体重もしっかり増え、3歳秋からの6戦は全て上がり32秒台から33秒台で走れています。ここでもそのパフォーマンスを発揮してくれると思います。

対抗〇⑥ナミュール

おそらく1番人気はこの馬になるのでしょうか。ここ数戦は消化不良の内容で、オーナーサイドもヤキモキしていると思います。今まで主戦を務めてきた横山武史騎手から今回はモレイラ騎手に変えてきました。間違いなく馬にとってもプラスになると思います。ここで好走する下地は十分持っていますが、安定してパフォーマンスを発揮するタイプではなく、好走するためにはひとつ条件がつきます。それはレース間隔です。10週以上の間隔でレースに臨んだときの戦績は2-2-0-1/5で、唯一馬券外になったレースが今年のヴィクトリアマイルでした。あのレースはスタートしたあとのポジション争いで数頭が狭い空間に押し込められる状態になり、ナミュールは後方に下げる形になってしまいました。最後は勝ち馬から0.6秒差の7着に終わりましたが、ああいった不利はレースの中での駆け引きの中で起こるもので、騎手にも原因はあると感じています。今回鞍上がモレイラ騎手になりますし、休み明けということを考慮しても十分好走できると感じています。

穴馬候補⑪ダノンタッチダウン

唯一の3歳馬になります。3歳馬は年末の有馬記念まで斤量面で恩恵が大きくここでも狙い目となります。追切の評価ですが、かなり春からパワーアップしている印象です。1600m戦であれば大きく崩れていませんし、伸びしろもあるので楽しみな1頭です。

気になる1頭⑦イルーシヴパンサー

前走の安田記念は10着に敗れています。パトロールビデオを観たところ最後の直線でシャンパンカラーから寄られて急ブレーキをしています。タラればになりますが、この不利は大きいと思います。安田記念上位組とは差がありますが、富士ステークス出走メンバーの中では能力も上位で鞍上の岩田望来騎手は今年かなり飛躍していますので、期待できる1頭だと思います。

以上、今年の富士ステークスGⅡを予想してみました。
この記事が皆さんの予想に少しでもお役に立てれば幸いです。

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