友達がマルチ商法に引っかかってしまったのかもしれない話

 初回から結局2カ月ほど経過してからの二回目投稿となりました。(下書きで保存していたので気が付いたら1年以上たってた...)

その上かなり重ための話となってしまうなんて誰が想像しただろうか。

会社の研修を日々ぐうたら過ごし、給料泥棒のような生活を送る毎日。

 そんな日々を送る中で、先日ある事件に遭遇してしまった。

 6/27(土)、新宿で高校の友達と会う約束をしていた私は、暑い中スーツ姿で友達の到着を待っていた。事前に今日のことは友達から伝えられていて、どうにもあってほしい人がいるとのことだった。どうにもツールを使ったFXのようなことをしているとのことは、私が社会人になってすぐのころから聞かされていた。


 いざ当日友達に会ってみたところ、特にいつもと変わった様子もなかったが、その例の人達(実際にあった人は2人)にあった際に、なんだかやけにかしこまった態度をとる友人に対して私は少し不安のような疑念を抱いた。

 会ってほしい人のうちの一人(ここではKSさんと呼ぶ)とは、喫茶店であいさつを交わした。年は自分とそこまで変わらないくらい、若い印象だった。KSさんは友人と同じツールを用いて、かなり儲けているというような話をしていた。どうにもバイナリオプションと呼ばれる投資方法を、高値のツールを用いて行っているという話だった。

 KSさんは自分とは初めて会うのにもかかわらず、ビジネススマイルを絶やさずに話を盛り上げてくれた(くれたという言い方は語弊がある。正直盛り上げてほしいわけでもなく、自分も最低限笑顔で取り繕ったが、聞いてて面白い話は少しもなかった)

 KSさんの話を聞き終えたあとで、次にあった人(この人はSRさんと呼ぶ)は、KSさんと聞いたところでは自分と同い年ということだった。しかし、友人の態度は、まるで会社の役員クラスのちょうえらい人と会話しているときのような、不自然なまでのかしこまった態度をとっていた。

 どうもSRさんは、例のツールを大学1年生の頃から使用して、そのうえで実績を認められている(聞いたところによると、SRさんは例のツールをとある会社に紹介兼ツール販売を依頼されているとのことだった)という理由から、その手(ツール販売?マルチ商法?)のプロのような人だと思われた。

 自分は全く興味もなく、友人が何をやってるのかを聞きに行くだけであったために(正直聞く気もなかったが、やたら積極的にすすめるものだからしぶしぶではあるが危機に行くことになったのがことの始まり)ツールの話には一ミリもよさというか、魅力を感じられなかった。

 話を聞く限りでは、100人中99人がマルチ商法だろうと思いそうな内容ではあったが、どうやら法律的には違法ではないらしい(マルチ商法ではないらしい)

 特商法と呼ばれるものがあるらしい。どうにもねずみ講とかマルチ商法みたいな世の中でアウトな商法に当たるものとは異なるとのことで、あほな私にはどっちも何を言ってるの理解できなかった。いや理解するのも面倒くさかった。(せっかくの休日にスーツを着て、感染症の不安がある東京にまで赴いて、自分は何を聞いているのだろうという気持ちだった。)

 一応会社の名前とか、契約内容とかをいろいろと聞いてしまったので、詳しいことは口外できない(自分では完全にアウトは商売をしているように思えたが、契約書と実際の法律を照らし合わせたところ、言ってることに嘘はないように思えたからである。もっとも、実際にツールを買ってからでないと真実はわからぬのだが)

 無駄に長い記事を二回目の投稿にして書いてしまうとは。会社でもよくブログを書いたりしているので、書き疲れていたのにもかかわらず。

 友人とはもう連絡を取りたいとも思えない。正直怖い。大学でも似たような経験をしてきたがために、ここで連絡を返したらどうなるか考えたくない。どうにか友人にも目をさましてほしいとは思うのだが、あくまですべて自分の中での解釈であって、全く悪いことをしているわけではないのかもしれない。

 今後はラインもブロックしてしまいたいと思う一方で、まだよりをもどしたいとも思ってしまう。

 どうすればいいかわからず、いろんな友人の助けを求めてみたが、だれからも正解は得られなかった。

 どうか友人が今後も無事であることを祈る。

 次回はもう少し平和な記事を書きたい...

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