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草加健康センター@草加(初訪問)②

※2019年の情報なので今とは異なります。今は若者が戯れてますが昔のおじいちゃんおばあちゃんがワイワイしてた草加健康センターもよかったなぁ。。

一度で完結すると思っていたが、
文章を書いていくうちに、どんどん書きたい事が増えてしまったため数回にわける。
全然サウナのレビューにたどり着かないが、お許し頂きたい。
それほどこの施設が濃いということが伝わるとうれしい。

ハイレベルなビンゴ大会がいまかと始まるところからの続きである。

□ビンゴの魔術師現る

ビンゴに不可欠なものは何だろうか。
個人的な見解としては、ビンゴの景品とビンゴを楽しむ参加者だ。これまではそうだと思っていた。
しかしここでも良い意味で期待を裏切られた。ビンゴを楽しむために必要なのはビンゴゲームを如何様にも操る司会者なのである。いや、草加健康センターにおいては魔術師なのだ。
数字が自動的に採番される自動ビンゴマシーンを携え、採番された番号を読むだけではあるが、そこはプロである。
盛り上げ方がそこらの素人とは違うのだ。

まずは手始めに普通に慣らしながらビンゴをスタートする。普通といってもそこは魔術師。煌びやかな黄金色のジャケットを身にまとい只者ではない佇まいである。

自動採番マシーンが軽快なリズムで番号を1つ表示する。すかさず魔術師、「最初の番号は24!いらっしゃいますかねぇ〜どうでしょうか〜次に行きますね〜」

だんだん番号が読み上げられていく頃になると、「そろそろビンゴ出てきそうですね〜いかがですか?見落としてる番号ありませんか?」とちゃんと参加者に注意を促すことも欠かさない。なんたって机一面にビンゴカードを並べてる猛者がたくさんいるこの空間にはありがたい気遣いだ。皆んな間違い探しをしてるかの如く、番号探しに真剣だ。

次第に魔術師の調子も上がってくる。

「次はですね〜ビンゴ、でると私思います。予想できちゃいます。そぉれ!」

そう、魔術師のレベルになるとビンゴが出るタイミングもわかってしまうのだ。そぉれ!と言いつつ何もやってることは変わらないのだが、こちらのテンションはだだ上がりだ。みんな真剣な眼差しで魔術師を見ている。

「はい!番号は16!どうですか?ビンゴいらっしゃいますか??見落としの番号ないですか??そろそろ私きてると思うんです〜」

いやいや、流石に魔術師と言えどもそこまで予想できるものかね。と半信半疑な私。すぐに反省。ビンゴがでた!と常連らしきおばさまが立ち上がる。みんな感嘆の声をあげた。

魔術師すごいよ、すごいよ魔術師。こんなに場を盛り上げるだけじゃなく当てちゃうなんて!流石だよ。尊敬だよ。と拍手した。

そんなこんなでビンゴは進んでいく。

景品は入浴料無料券もあるが、米や油などの食料品、婦人服などこれまた渋いラインナップが心躍る。

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