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淀ちゃん処理業者交渉記録全文公開

3774万円の見積もりが8019万円に

昨年12月に読売新聞で報道された、マッコウクジラ「淀ちゃん」処理費用が大阪市の見積りの倍以上で契約された疑惑。

  クジラ死体処理業者との交渉担当外である、寺尾経営改革課長(当時)がまるで処理業者代理人のように昭陽汽船とやり取りし、契約価格を業者の見積り約8000万円にする為動いた事が開示資料から明らかになった。
 2022年度末が迫り契約期限ギリギリとなった3月27日。寺尾課長は業者担当者(大阪市OB)と共に大阪市側と最後の交渉に立ち会う。
 そこではまるで業者側代理人の様に振る舞い、「ホンマ、ええ加減にせえよ!」と大阪市交渉担当に反社組織のように暴言を吐き、最終的に業者の望みをほぼ叶える8019万円で契約した。

 今回、私は開示請求により交渉記録を入手した。これを見ていただければ、いかに異常な交渉かわかっていただけると思う。あくまでも業者が求める8000万円超の金額ありきで交渉されたことが。市が確認せず、作業時の写真すらない清掃費をブラックボックスにして。まるで、有りもしない地中ゴミを根拠に8億円値引きした森友学園国有地売却問題のようだ。

 ここに全文公開するが、二次使用する場合引用元の明記をお願いします。

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