神聖さは残っているのか？

「自分一人では、食事ができたさいので、丹波国の等由木(とようけ)を近くに呼び寄せるように」
と雄略天皇は夢で
天照大御神から神勅を受けたらしい。

1年だけ摂津国三島郡大神木に仮宮を建て
1年余り豊受大神が鎮座した。

大神木神社

wikipedia

高架下の神社。
森とか山とかそんな所にある神社のイメージが
高架下にある。名神高速道路の下。

小さい頃よくここら辺を
通って友達の家にいったりして、
その時は違和感なく通っていた。

実際、お参りに行ってみると
違和感はなく、こじんまりして
影が薄く、圧倒されないが、そこにある。
マッチもミスマッチもしていない、違和感。

大神木神社の全体

大神木神社の前

ここは、もとあった豊受大神の仮宮だったが
移転？というのかわからないけど
ここに移ったらしい。

んじゃあ、どこに元々あったのか？？
近くの山の斜面
尺谷12丁目に溜池が元々あって、
そこの付近に仮宮があったらしい。
もうそこは住宅街だった。

何か神社だった、
形跡があるかもしれないと思って
近くに行ってみた。

薄ら神社と
同じ雰囲気を感じさせるが、
形跡はない。

坂から右に入って小道を抜け左に公園がある。

少し気になったのは、
もう家屋になってしまっているが、
その先がマップでみると
そこだけぽっかりと緑。
竹林があること。

家屋の奥にある竹林

そこの雰囲気は異質に感じる。
神社の雰囲気と混じった何か。

裏からみてみよう！
そう意気込んで
坂道に戻り、竹林が見えそうな位置まで
行ってみる。

そこには
隣接する家屋がなく
空いている。駐車場なのだろうか？
いや、それにしても輪止めブロックもないし
そこに車を止めたら、
竹林に落っこちてしまう。

ぽっかり空いた敷地

ここも異質だなと感じながら
下の竹林を覗き込む。


写真はないけど、
下の竹林には何もない。
ただの竹林と雑草が生い茂っているだけ。

ただ、やっぱり異質だ。
そこに住まわれている方が、
代々、残しているものか
ただ、土地を開拓するのが
難しいからなのかもしれない

竹林を上から覗き込んだ時…

石とか石碑とか看板とか
人工的に置かれた古めかしい何かが
置かれているとしたら…。

それはかつて何かあった形跡だろう
僕はその形跡の残り香を妄想で補うしかない。

いやー楽しかった。
何があるのか？探検してるみたいで
面白かったです笑

途中、郵便のバイクのおっちゃんに
迷子になってると勘違いされたのか
声をかけられて
「神社がここら辺にあったんです！」
なんて直球で答えたら、訝しまれながら
苦笑いで「知らんね」っていわれました笑

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