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098 側溝の花びらたちは一体どこから。

 仮の下書きを紙に書き下ろしてから、既に3週間が過ぎてしまった。
 情けなくもあり、また、自分らしくもある。 

 同サークルの友人に、

 「お前は一つのことに注力していると、他をおろそかにしがち」と指摘されたことが思い出される。

 あまり実感は湧かなかった言葉だけれども、案外その通りなのかもしれない。自分を客観視することはやはり難しいものだ。

 3週間前とはだいぶ心持ちが変わっていることも多いが、過去の自分が書き残してくれた下書きに思いをはせてこの備忘録を完成させていきたい。



ブルーオーシャンへ

 3月へと入り、今までの後悔を晴らすかの如く詰め込んでいる外出の予定もそろそろ折り返し地点が見えてきた。

 最近では、多くの人が国内,海外問わず、旅行へと出向いている姿が印象的であるが、私は、塾でのアルバイトが一段落するまで旅行を選ぶことはなかった。

 いかにも自分らしいなと特に先月は考えてしまったよ、

 受験生たち最後の戦いの結末を共に見てみたい。彼らと過ごすことで生み出される時空間に、旅行以上の価値を見出しているのか。


 働くことを忌み嫌う大人たちの声は多い。けれど、自分はそうなるものかとの想いを込めて、慎重に就職活動は行ってきたつもりだ。

 だから、

 「いやー、働いたら負けっすよ」って、ウソでも言わないでほしかったですよ。特に俺の前では。

 結局人って、誰かのために何かをしてあげることが生きていく心地というか、目的というか、生の実感というか、だと思うんです。

 教育の仕事なんてまさにそうじゃないですか。だから、ウソでも言わないでほしかったなー

 自分もそんな言葉を言ってしまう大人になるのかな~
 分からないや。怖っ


印鑑証明書?市役所のどこだよ

 2月18日に、オードリーのオールナイトニッポンin東京ドームのライブビューイングを見てきた。

 若林さんのトークゾーンの中で、

 「目的地があると、街に色がついてカラフルになる」との話があった。

 このライブに向けての体力づくりを兼ねて、Uber eatsの配達員をやっていたそうだ。

 普段は街が白黒のようで、行きたいところがないことが多いと。けれど、ここに行かないといけないという形に晒されると、途端に見慣れた街に色がついて行った。

 まあ、この話にいたく感動,共感したということを言いたいだけの話である。

 私も先月、就職先の会社に提出する諸々の書類を書いていた際に、見慣れない言葉にたくさん遭遇した。

 特に、「実印の印鑑証明書」というもの。

 すぐさま調べ、市役所へ赴き、何課に行けば分からないから職員さんに尋ね、学びを得た。

 市役所への用事が増えることは、社会人ないしは大人への階段を上り始めていることの実感材料となりやすいな。


すぐさま次号を書けるようにがんばります

卒業式まであともう7日。


おしまい。

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