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第67回東京大賞典がどんなレースだったのか

オメガパフューム同一G1競走4連覇達成

歴史的快挙で大一番締めくくりましたね。

終わってみれば今年もオメガパフュームが外に振られながら突き抜けた内容は圧巻の内容だった4連覇はお見事としか言えない内容だっただけにデムーロの笑顔も見れて年末の大一番にふさわしいレースだった。

結果だけみて着差こそ少しに見えるが内をロスなく進んだ馬との力関係を考えれば今年も終わってみれば力は抜けていたとみても良い。最後の最後まで強いまま終えるということがどれだけ凄いことか私は痛いほどわかっているつもりである。

ミルコもレースが終わって『本当に強い馬しかできない、凄い馬』と答えているようにスローを読んでミューチャリー御神本が早めにポジションを上げていったところを後ろで見ながらじっと我慢せずに外を捲ってポジションを上げていったのがミルコだった。

国内で展開を瞬時に読んでポジションを上げていける騎手は少ない、さらに大一番でそれができる騎手が少ない。スローなら前が残る、ハイペースなら差しが決まりやすいのは当たり前の話だが平場ならまだしも力の入る大一番でも冷静に展開を読んで前が楽そうな競馬をしていれば前にポジションを上げて勝ち負けできる勝負できる位置に押し上げていく必要がある中でも動けない騎手は多い。

馬がどれだけ強くても4連覇というのは騎手の力が大きいだけにどんな相手が来ても4年蹴散らした、大一番のメンタルの強さには改めて驚かされた。大一番でなかなか1勝ができない騎手、大一番でいつもの力が発揮できない騎手は多いが私はずっと言っている通りミルコだけは大一番こそ燃える騎手で力が入れば入るほど力を発揮する騎手だと思っている。もちろんプレッシャーはあると思うがそれを乗り越えていままで日本競馬で戦ってきた漢である。

今年の活躍で来年大一番で暴れそうな気がするよ。

一方で勝ち馬に焦点当てて解説したが負けた馬で強い競馬していた馬はどの馬か4コーナーに注目してみるとミューチャリーが寄れてしまいオメガパフュームに外触れがあったがタービランスに影響はあった。

この馬は相手で私も選んでいたがスタート後の位置取りがまずかったところがありポジション後手踏んだ形、道中は菅原と接触していたように見える、4コーナーではミルコが大外振られたその外を回して直線終い伸ばしていた内容はこのメンバーでも互角に戦えるところを示していたと思う。

何度もレースを振り返って注目すべきところはオメガパフュームがやっぱり強かったねというところとタービランスもっとやれたよということ。

私の意見だけにさまざま意見あっても良い。これはどうかな?というのがあればdmやコメントでどうぞ。

今回は私がいつもやっている振り返りの一部をご紹介しました。

仕留められなかった悔しさがある。

良いお年を。


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