「パズルボブル エブリバブル!」招待制トーナメント大会 参加レポート

これは何

2023年5月27日に、株式会社タイトー様開催の「パズルボブル エブリバブル!」の招待制トーナメント大会に参加させていただきました。本イベント参加までの色々と当日のレポートを書き連ねていきます。

長いのでこれだけは言っておきたい

今回のトーナメント大会のアーカイブが下記になります。

そして、今回のトーナメント大会に使用されたパズルボブルシリーズ最新作「パズルボブル エブリバブル!」は絶賛発売中です。まずは体験版(6/30まで期間限定配布)をお試しいただき、気に入ったらぜひ製品版をお買い求めください。めっっっっっっちゃ面白いです。4年弱パズルボブルシリーズやり込んだ俺が言うんだ。間違いない。

レポート

新作発表以降〜EVO Japan試遊会告知

遡ること1年半ほど前、2021年12月17日、パズルボブルシリーズ新作の開発決定が発表されました。平日朝の突然の告知に、私含むRTA勢からはどよめきが起こりました。
以後、公式YouTubeチャンネルであるバブルンちゃんねるから、次々に情報が解禁されていくことになります。その当時は、新作に対してはどちらかといえば期待半分、不安半分というのが正直なところでした。
発売日が2023年5月24日に決まり、時期が迫ってきたところでEVO Japan 2023での試遊会の開催が告知されました。これを見逃すわけにはいくまいと、メインの格ゲーそっちのけで会場に行くことを決意します。

試遊会〜その直後

会場に着いたのが11時過ぎだった気がします。まっすぐタイトーのブースに向かいました。少し様子を見てから列に並び、スタッフの方に誘導されて初見プレイ。
対戦モードのみの試遊ということで、CPUと対戦しました。難易度が3段階から選べたので、まずは様子見で2段階目を選んでみましたが、難なくストレート勝ちしました。並び直して2回目、難易度3段階目を選んでみたところ、3-2でなんとか勝利。その隙に色々と仕様の調査もできました。リアルバブルンも無事拝むことができました。
その後、少し会場を歩いて回りました。RTA勢も数名目撃しました。無敵時間さんのブースもありましたからね。
タイトーのブースに戻ってきたところ、伊与政さんがスタッフに入っていたため、お話も兼ねて並びました(と言ってもYouTube観てますくらいしか話せませんでしたが・・・)。難易度3段階目に再挑戦したところ、3-1で勝利。かなり驚かれました。その後すぐまた並び直して再度伊与政さんに誘導されたところで、伊与政さんから「僕と対戦しますか?」と対人戦を提案され、快諾しました。毎試合良い勝負をしていたのですが、結果は3-0で私のストレート勝ちとなりました。周囲のスタッフさんにも驚かれてましたね。伊与政さんから「目が覚めました」と言われてしまい、ゲームの難易度に影響を与えてしまわないかと勝手に心配になりました。
その後は、適度に会場を見て回って名残惜しくも離脱しました。以降1週間くらい、禁断症状が出る羽目になるとは思いませんでした…。ホントに良く出来てるので皆さん体験版だけでもやりましょう。気に入ったら製品版もぜひ。

公式企画への招待状

そうして試遊会から2週間が経とうとしていたところで、驚愕のDMが届きます。なんと、バブルン【公式】からのトーナメントイベントへの招待です。もちろん快諾。あまりの出来事にしばらく動揺を隠せませんでした…。四角いアイコンのアカウントから直々にDMもらえる機会ってあんまり無いから新鮮だなあ。
次の情報を待っている間ソワソワしつつちょうど1ヶ月後、ついにイベントの情報が送られてきました。出場者の中には「らど竜さん」(Tw: radrgon)「タッキーさん」(Tw: tackey_ika)と見知った名前が。そして「解説:Shino.さん」(Tw: Shinonon_1020)の文字。ついにパズルボブルRTA勢が公式イベントに殴り込む参加する機会を得たのです。他の出場者の方々も強そうな方々です。伊与政さんもいてかなりのガチ感があります。

先行プレイ

そして同DMには、ニンテンドーeShopのダウンロードコードも書かれていました。まさしく最新作「パズルボブル エブリバブル!」のダウンロードコードです。トーナメント出場にあたり、プレイ感を掴むためにとのことで送っていただけました。その日の夜、イベントに出演するRTA勢で語らい合ったり対戦会をやったりしましたね。ちなみに対戦会は総当たり戦で行い、私が全員に勝利する結果となりました。当時の私はこの後、これまでにない絶望を味わうことになるとは、思いもしなかったのです…。

発売日〜前日

それから練習を重ね、発売日である5月24日未明、ついに事件(?)が発生します。レートマッチに潜った私は、トーナメント大会出場者の1人であるタッキーさんとマッチングします。結果は1-2で敗北。これまでRTAでは右に出るものがいなかった私に土を付ける者が遂に現れたのです。それから幾度かタッキーさんとマッチングするものの、前日に1勝する以外は全て敗北。今まで培ってきた経験は、確実に通用しなくなっていました。いよいよ精神的に追い詰められましたね。完全に勝つ気でいたのに、勝てないことが分かってしまったわけですから。
前日のレーティングマッチも結果はそれほど振るわず、そこでいよいよ諦めがついたかなあと思います。この作品、俺が会得するには時間がもっと必要だと。そうなったら、あとは他のRTA勢に任せようと。

イベント当日

あんまり寝れてなかったと思います(そういうとこだぞ)。後述しますが、別件の準備のため結構な大荷物を持って会場へ向かいました。会場では設営が進んでいましたが、腹を痛めていたのでそれを後目にまずは秋葉原UDXのトイレへ駆け込みました。その頃には既に他のRTA勢は合流済みでした。一番最後に私が合流。良い時間まで待ち、いざイベント会場に。既に他の出場者の方もいらっしゃってました。挨拶を済ませつつスタンバイ。担当の方から説明を伺いつつ、リハーサルを行いました。お昼にはお弁当を出していただけたり、モンスターエナジーが配布されたり。こんな経験あったかなあ…少なくとも覚えがないです。

トーナメント大会

そして、いよいよイベント開始。観覧には多くのRTA勢の皆様が。応援いただき、盛大に盛り上げていただき、本当にありがとうございました。出場者紹介で私が発した意気込みは、「パズルボブル星人として、恥ずかしくないようにプレイしていきたい」でした。これは、現状を踏まえてしっかり考えたうえでの意気込みでした。
細かい結果はアーカイブを見ていただければ幸いですが、準決勝でタッキーさんと当たり、敗退しました。まあ予想通りですね。ただ、もう前日のうちに覚悟はできていたのでさほどガッカリはしませんでした。むしろ、タッキーさんに託す形で私は退散しました。1回戦敗退という最悪の結果にならなかっただけまだ良かったと思っておきます(伊与政さんには申し訳ありませんが…)。
最終的に、決勝はタッキーさんvsらど竜さんとなり、らど竜さんの優勝となりました。らど竜さん、ようやく報われたなあと個人的には思っています。とはいえ、正直な話、どちらが勝ってもおかしくない戦いだったと思います。出された盤面に対し、正しい対処ができるかが鍵なので、どちらが正解を導き出したかで勝負は決まると思います。両者が正解を出せば試合は拮抗しますし。

エキシビションマッチ

トーナメント大会後、大会出場者と観覧者でのエキシビションマッチが開催されました。見に来てくださった方がゲーム芸人フジタさんや、今回解説だったShino.さんと対戦を繰り広げました。私は、かねてから初代パズルボブルのRTAを続けていらっしゃるコウさん(Tw: flug34key3)と対戦し、結果としては2-0で勝利しました。しかし、極端に圧倒できたわけではなく、場面場面では良い試合をしていたと記憶しています。
伊与政さんとの泣きの1回という形でのリベンジマッチは2-0で勝利したものの、もう1人開発者として参加なさっていた米陀さんとのマッチは0-2で敗北しました。下手したら俺1回戦落ちしてたじゃん。
その他は、2vs2の対戦を披露したり、すかるタワーを4人でやったりしました。すかるタワー面白いよね。製品版買って遊ぼうね。

どうした?パズルボブル星人

今回の戦績の意味するところはつまり、パズルボブルRTAの経験に依らず早期に上達する余地が十二分にあるということです。先述した通り、旧作のRTAで培ってきた経験は実を言うとそれ相応には活きていないと考えています。RTAと対戦では考え方が違うということですね。私は元々対人戦というものが全く得意ではありません。今回のトーナメント大会を通して、そこが一番の課題として挙がったと思います。
また、環境の違いに適応しきれなかったですね。アーカイブ観てもらうと分かるんですが、今回エイムをかなり外していました。旧作では絶対にやらないような外し方がかなりの回数あったように思います。出たばかりの作品なのもあってしょうがないとは思いつつ、もうちょっとどうにかならなかったかなあと思っています。
あとは単に緊張しすぎました。そりゃあ気が気じゃないよね、あんな状況じゃ。結果的に、パズルボブル星人として恥ずかしくないプレイは、ほぼほぼできませんでした。
この称号結局どうなるんだろう?もう俺パズルボブル星人名乗れないんじゃないの、これ。それとも第二・第三のパズルボブル星人が出てくるの?巷では「エブリバブル星人」というワードも出てきてるけど。真相は闇の中へ―――

イベント後

17時までイベントは続き、大団円でイベントは終了しました。その後、イベントに出演したRTA勢一行は某所へ向かい、RTA in Japanに向けた記録動画の録画と配信を行いました。このために、ノートPCとキャプボとSwitchドック一式とHDMIケーブル2本とマイクを持ってきていました。流石に大荷物でした…。そのときの様子がこちらです(配信環境が良くなくて飛び飛びになっててすみません)。

これを元手にRTA in Japanへの応募を企てます。がんばるぞい。

総括

イベントの参加レポートだから私の戦績はもうどうでもいいとして、イベント自体は非常に大きな盛り上がりを見せ、タイトーの方々も非常に喜んでおりました。こちらも一般人として参加させていただきとても嬉しかったです。株式会社タイトーの皆様、大変お世話になりました。今後も、最新作含めパズルボブルシリーズのRTAを盛り上げていく所存です。対戦は…どうしようね…。少なくとも、しばらくはやってる暇ないですね。多忙を極めているので。
あとは、4人Co-opのRTAは絶対に盛り上がるので、いつかRTAイベントで披露できる日が来るといいなあ。

最後に

新作、やろうね。あわよくば買おうね。面白いからね。大事なことなので、4回言いました。

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