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日本ダービーを終えて

「先週の振り返り」でも既報の通り、ダービーを的中させて2023-2024シーズンを終えることができた。
思えば2024年1月20日の予想配信分からスタート、その後いくつかの改良を重ねてAIはver.4へと進化したわけだが、ダービーの予想とその結果はAIが完成の域に入り、競馬風にいうなら「完全に本格化」したことを示すものであった。
まずはAIの出力結果を見てほしい。

AIから出力されたばかりの、生の配列。そしてこれが配信した予想内容。

AIからの出力はわずかに、ほんのわずかにシックスペンスの方が上であった。本来なら◎は12とすべき。だが、私はAIの産みの親である。AIの性格も癖も全て知り尽くしている。この数値の差(0.000267)なら、色々な要素で逆転可能。即ち、AIにはインプットしようにもできない、以下のような事項があった。
①シックスペンスは東京未経験。これに対しジャスティンミラノは東京の重賞で勝利経験あり。
②ジャスティンミラノは皐月賞をレコード勝ちしている。
③ジャスティンミラノは前からレースを運べる。
④東京芝2,400mの鬼、ルメールがシックスペンスではなく、レガレイラを選んだ。
⑤そのレガレイラはAI的に圏外。
つまり、これだけシックスペンスには不利な材料、そしてジャスティンミラノには有利な材料があった。これらはAIの学習データにできるものではない。これらを加味しないでこの数値の差なら、ジャスティンを上位にとるべきである・・・そう判断して◎と○を入れ替えたわけだ。
④と⑤から、シックスペンスはレガレイラ以下なのだから、シックスペンスも切ってしまおうかと考えた。しかし、私はAIの親。親は子を信じなければならない。いかなる時も。そう考えて川田には飛んでもらうことを祈りつつ、○に残した。



もう一度AIの出力に戻るが、3位以下を見てほしい。武豊のシュガークン。人気がちょっと落ちたところでの武豊の一発は、古くは秋天でのスペシャルウィークや有馬におけるドウデュースなどで痛い目を見ているのでそのまま▲とした。
特筆すべきは4番手、5番手。日本には多くの予想家、AI予想家がいるにはいるとは思うが、5番・ダノンデサイルと13番・シンエンペラーをこの位置で相手候補に据えることができた予想はどれくらいあっただろうか?東京芝2,400mの鬼と言われるルメールを、しかも2番人気のルメールを、全く買わない買い目とした有料予想が世の中にいくつあっただろうか?
おそらく皆無といっても過言ではない(予想してたよ、って方は後出しじゃない証明付けて反論して下さい。きちんと謝りますので)。
まぁ、3連複2万馬券が如何にその組み合わせを買った人が少ないかを物語っているわけだけども。これを前日の夜の段階で予想できていた予想家、予想できていたAIはおそらくないのではと思っている。

前述の通り、我がAIはver.4にして完成の域に達したとは思うが、勿論これで満足し、手をこまねくつもりなどはさらさらない。更なる大きな馬券を、更に絞り込んだ点数で仕留められるよう、より一層の高みを目指し続けるつもり。それには皆さまからの応援が欠かせない。今後とも宜しくご指導・ご鞭撻のほどをお願いしたい。

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