見出し画像

2024年1月岐阜市への旅

成人の日が引っ付いた三連休の初日、名古屋市から岐阜市へ向かう。
名古屋駅からJRで岐阜駅へ。
快速だとあっという間に岐阜に到着。
これはベットタウンである。
ロングシートでなくボックス席のJRは着席できれば快適。

岐阜駅前は典型的な地方都市。
バスで岐阜城近辺に向かう。
岐阜城は金華山の頂上に位置しており、そこまではロープウェイ。
快適に頂上に向かった。
頂上の展望台では、小学生野球チームが大勢で写真撮影中だった。
周りの迷惑にまで気が届かないのか、保護者がはしゃいでいた。
私が小学生だった時もああだったのかもしれないと思うと残念だった。

山登りは文明の利器を活用するが、下るのは自らの足で。
哲学の小径とかいう名前の登山道だから緩やかなのかと思いきやとんでもない。
牡蠣の殻のような岩が多くあり、かなり通りにくい。
何かを考える余裕はなく、足元に集中するだけであった。

昼食を済ませて日帰り温泉に向かった。
寧ろ温泉のために山で歩いたようなものだ。
今回は岐阜城のそばにある、長良川温泉の石金へ。

受付終了30分前に滑り込んだため、湯船は貸し切りだった。
内湯と露天があり、それぞれ5人入ればいっぱいになるサイズだが、貸し切りなので問題ない。
露天は含鉄で赤褐色?のような感じで、血のような鉄分の香りがする。
熱めですぐにポカポカしてきた。
温泉から長良川は見えないが、この温泉であれば文句はない。
露天が個性強めなので屋内が白湯であるのはありがたい。
ちょうど行ったり来たりでバランスを取る。
脱衣所は化粧水完備でウォーターサーバも設置されていた。
タオルなしで1000円なら十分である。

長良川沿いを歩いて、SHERPACOFFEEROASTERSに向かった。

焙煎機が置いてあり本格的な雰囲気だった。
ただ、ハンドドリップで同時に3杯(豆の種類は異なる)を淹れており、器用だなと思っていたら味は今一つ。
豆に拘っていそうなのに勿体ない。
豆によって抽出の温度や方法は異なってくるのではないのか、それをいっぺんに済まそうとするのはどうなのか、と思った。

曇ったり小雨だったりした天気は回復していた。
夕日を正面にして長良川沿いを歩く。
高い建物が無く心地よい。
金華山と岐阜城と長良川、という感じ。
雰囲気はどことなく人吉に似ていた。

帰りは岐阜駅まで歩いた。
途中で岐阜市立図書館に遭遇した。
館内の広さ、デザイン、快適さに驚く。
近頃の地方都市の図書館の拘った感じは素晴らしい。
ディープな商店街を抜けて、何故か岐阜にある高島屋を通って駅に戻ってきた。

帰りは各駅停車で名古屋駅に向かう。
各駅停車でもあっという間だった。

次はどこへ行こうかな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?