スナック昭和 第11回 岩崎良美~ここにタッチ

第11回 岩崎良美特集(2020年2月11日、ミラティブにて発信)

※注:この記事の内容についての解説は、「スナック昭和 はじめに」をご覧ください。

●「スナック昭和」のコンセプト説明

▽ミラティブ始めて、エモモを使ってVTuberの真似事やらかしながら配信してるけども、中身昭和のおっさんでしかない。なら開き直って、昭和のおっさんにしかでけん配信にしたろということで、エモカラで「昭和の曲」専門で、ほぼ毎晩1曲から数曲ずつ唄うとともに、その曲や歌手に関するエピソードも並行して解説するコンテンツ、スナック昭和。
▽そんな昭和のオッサンにとって、体に堪える寒さ、皆様も体調には気を付けてほしい。
▽環境が環境だけに、配信途中で途切れたり、毎晩とはいかん可能性あり、そこはご容赦を。

岩崎良美

▽姉の岩崎宏美と共に歌手として活躍した人。初期はアイドルでありながらコンテンポラリーやニューミュージック、フレンチポップなどの路線で、コアなファンはいたが、日本ではあまり受け入れられなかった。
▽その「コアなファン」の中に漫画家・あだち充がおり、それが縁で後に「タッチ」のアニメ化の際に主題歌歌手に抜擢。結果として、現状で岩崎良美の歌手歴最大のヒットを記録することになる。
「タッチ」は先日も映画のほうのアルフィーの唄は歌ったけど、テレビアニメはやはり岩崎良美ときってもきり離せない。

セトリ:タッチ

▽そんなこんなで、「タッチ」それ自体の人気とともに大ヒット曲を得る岩崎良美だが、これらの曲は本来の彼女の唄の方向性とは異なり、それ以降の鳴かず飛ばずぶり、そして姉の宏美との比較をされることから、歌への情熱を次第に失っていき、しばらくは女優業に専念することとなる。
1990年にはよみうりテレビ系ドラマ「花真珠」にも主演。
次第に、「現在の自分だからこそ歌える唄を歌いたい」と歌手としての意欲を取り戻し、1998年、約10年のブランクを経て復活する。
▽それ以後は、姉の宏美との共演機会も増えていき、2008年に初めて姉妹の公式なジョイントコンサートを実現することとなる。
▽現在は、歌手のほかに舞台女優、ナレーターなどとしても活躍中。

セトリ:愛がひとりぼっち


補足:

彼女の本意とするところと異なるかも知れませんが、やはり「岩崎良美さん」といえば「タッチ」、というイメージは私自身拭えないものがあります。

そういえば「タッチ」の名バイプレーヤー、松平孝太郎を演じたのは林家こぶ平さん、今の九代目・林家正蔵さんですよね。いろいろあったとはいえ、あのこぶ平さんが正蔵の一大名跡を継いだのは、当時かなりの驚きでした。ただ、それまである意味「神格化」されていた「正蔵」の名が、より親しみやすいものとなったのは我々にとって喜ばしいことでもあると思うのです。

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