スナック昭和 第10回 世界埼玉化計画

第10回 埼玉出身アーティスト特集(2020年2月10日、ミラティブにて発信)

※注:この記事の内容についての解説は、「スナック昭和 はじめに」をご覧ください。

●「スナック昭和」のコンセプト説明

▽ミラティブ始めて、エモモを使ってVTuberの真似事やらかしながら配信してるけども、中身昭和のおっさんでしかない。なら開き直って、昭和のおっさんにしかでけん配信にしたろということで、エモカラで「昭和の曲」専門で、ほぼ毎晩1曲から数曲ずつ唄うとともに、その曲や歌手に関するエピソードも並行して解説するコンテンツ、スナック昭和。
▽そんな昭和のオッサンにとって、体に堪える寒さ、皆様も体調には気を付けてほしい。
▽環境が環境だけに、配信途中で途切れたり、毎晩とはいかん可能性あり、そこはご容赦を。

世界埼玉化計画

▽皆様は「翔んで埼玉」をご覧になっただろうか。
埼玉を被差別部落の如く描いて話題になった、魔夜峰央の漫画で、その原作は未完に終わっているが、これをよせばいいのに映画化、未完で終わったその先をこれでもか、これでもかと描いた内容が話題になり、日本アカデミー賞12部門の優秀賞受賞、そしてテレビ初放映された先日はTwitterで「翔んで埼玉」がトレンド世界1位になった、とGACKTが言っていた。
てか、GACKT沖縄出身なのに…
で、最後に「日本埼玉化計画」なるパワーワードが出てきたが、その「計画」の実行段階の証として、

ファミマ
しまむら
栄光ゼミナール
赤城乳業

が出てきたのだが、「え、それだけ!?」という…。
確かにファミマはうちの職場の周辺500m四方に10軒近くあるというアホな状態ではあるけれども。
そもそもいまファミマは伊藤忠商事系企業だから、西武セゾングループだった頃とは違う。

で、まず今回唄うのは、

THE ALFEE

▽「翔んで埼玉」の映画の中の埼玉連合軍と千葉連合軍の戦いの中でも出てきたけど、高見沢さんが蕨市、桜井さんが秩父市出身(坂崎さんは東京都墨田区)なので、埼玉のバンドであるといっても過言ではない。
▽デビューは1974年。46年選手だよ…
で、そんな彼らの曲の中で、エモカラに入ってるのはたった2曲しかない※。
ひとつは1987年の映画「タッチ3 君が通り過ぎたあとに」の主題歌、「君が通り過ぎたあとに―Don’t Pass Me By―」
そしてもうひとつがテレビ東京の「新ウルトラマン列伝」の主題歌、「英雄の詩」。
いくらなんでも偏りすぎやろと…
THE ALFEEゆうたら「星空のディスタンス」とか「メリーアン」とか、同じアニメ主題歌系ならレンズマンの「STARSHIP―光を求めて―」とか、もっといろいろあるやろと言いたいけども。
文句言うても始まらないので唄います。
でもこれ、正直私はサビの部分をかすかに覚えてたかどうか程度。壁打ちはしてみたけど、途中のメロディラインがシンプルすぎて逆に覚えづらく、まともに歌えるかどうかわからないので、お聴き苦しい点は平にご容赦を。

セトリ:「君が通り過ぎたあとに―Don’t Pass Me By―」

レベッカ

▽今回埼玉特集を組ませていただいたのは、私自身、京都人でありながら、埼玉に並々ならぬ縁があるから。私のTwitter見てたらわかるけど、頻繁に埼玉行ってます。
で、「翔んで埼玉」見てて、しょっぱなのNACK5ネタとか、しらこばとネタ、十万石まんじゅうネタ、「与野はすっこんでろ!」ネタで大爆笑してたから、私自身の身体の20パーセントくらいは埼玉なんだと思う。
すげえや世界埼玉化計画!
というか、「翔んで埼玉」の企画なんて、埼玉でなかったら赦されなかったと思う。
麗さまが「お前たちに郷土愛はないのか!!」と檄を飛ばすシーンで、「いや、ないやろ」と0.012秒でツッコミ入れたし。
▽それはともかく、「埼玉出身の歌手」による「昭和の唄」で、「エモカラに載っている」という条件で探すと、これがまた非常に少ない。
そんな中で挙げるのがレベッカの「フレンズ」。
レベッカは1982年、アマチュアバンドとしてキャリアをスタートし、1984年にメジャーデビュー。初期はセールス的に苦労したが、1985年の日テレドラマ「ハーフポテトな俺たち」のオープニングに「ガールズ・ブラボー!」、エンディングに「フレンズ」、挿入歌に「Maybe Tomorrow」が使われた。ドラマ自体は2クールの予定が1クールで打ち切られたが、エンディングの「フレンズ」が大ブレイク。以後、今日に至るまでの地歩を築き上げた。
レベッカはヴォーカルのNOKKOと三代目のドラムス・小田原豊が両名とも浦和出身で、まあまあ埼玉といっていい(?)。

セトリ:「フレンズ」

新型コロナウイルスも蔓延している昨今。本格的なアウトブレイクは4月頃ではないか、などとも言われているので勘弁してほしいけど、皆様も体調を崩さないように。


補足:

※現在エモカラは、3月末以降約6000曲から一気に1000曲まで曲数が減らされてしまったため、アルフィーの曲及び選択肢自体がなくなってしまいました。

なお、この「世界埼玉化計画」配信時の週に「翔んで埼玉」が金ローか何かで初めて地上波での放映がなされ、それに乗っかった形でした。

最近は新型コロナウイルス感染症拡大(この配信で言っていた通り、4月にアウトブレイクしてしまいました…)の影響で、私自身、埼玉に行くことができません…。ああ、また大宮駅の南改札のマニ車(円柱上電光掲示板「天空の光」のことを我々はこう呼ぶ)の前を通って德を積みたい…。

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