スナック昭和　第15回　原田知世―時をかける伝説

第15回　原田知世特集（2020年2月15日、ミラティブにて発信）

※注：この記事の内容についての解説は、「スナック昭和　はじめに」をご覧ください。

●「スナック昭和」のコンセプト説明

▽ミラティブ始めて、エモモを使ってVTuberの真似事やらかしながら配信してるけども、中身昭和のおっさんでしかない。なら開き直って、昭和のおっさんにしかでけん配信にしたろということで、エモカラで「昭和の曲」専門で、ほぼ毎晩1曲から数曲ずつ唄うとともに、その曲や歌手に関するエピソードも並行して解説するコンテンツ、スナック昭和。
▽そんな昭和のオッサンにとって、体に堪える寒さ、皆様も体調には気を付けてほしい。
▽環境が環境だけに、配信途中で途切れたり、毎晩とはいかん可能性あり、そこはご容赦を。

原田知世

▽1967年長崎生まれ。1982年、中学3年のころ、「角川映画大型新人募集」の特別賞を受賞、かの薬師丸ひろ子に次ぐ大型新人として話題になった。
アイドル歌手としての活動もしているが、基本的にこの人は女優で、歌う歌は映画ベースであることが多い。
この「時をかける少女」をはじめ、「天国にいちばん近い島」「早春物語」「愛情物語」なども全てそう。
▽ちなみに姉の原田喜和子も女優。
▽近年はＮＨＫの朝ドラに出ることが多く、「半分、青い。」や「おひさま」に出演。
▽歌手としては近年、高野寛・高田漣・堀江博久・権藤知彦・高橋幸宏とのエレクトロニカ・ユニット「pupa（ピューパ）」のヴォーカルとして活躍。

都市伝説

▽そんな、基本的に「清純派女優」として売り出されている彼女だが、実はかなり強烈な「都市伝説」がある。
　口に出すのは憚られるので、各自調べて頂きたい。
　その伝説の中で、まことしやかに語られる人がいる。

遠藤遼一

▽私自身が最も好きな、元ソフトバレエのヴォーカル。今はＣＭやテレビ番組のナレーターなどで活躍している。
Fateの言峰綺礼のモデルとなった人としても知られ、Type-Moonの奈須きのこが心酔しているであろう人。
私にとってあまりに大きな存在でありすぎるために、語ろうにも語れないが、新宿三丁目にかつて存在した「ツバキハウス」という伝説のディスコにいた森岡賢・藤井麻輝と共にソフトバレエを結成、前身バンドの「ヴォラージュ」や、インディーズとしての期間を経て、1989年に「EARTH BORN」でデビューする。
だが、元来人と人との繋がりへの意識が希薄な３人であり、音楽的なメリットで結び付いただけのユニットだったこともあって、1995年に一度活動を休止。その後、2002年・2003年の2年間だけ再結成したものの、以後は再結成することなく、2016年の森岡賢の急逝により永遠に再結成への道を閉ざされる。森岡・藤井両名が「minus(-)」というユニットを結成し、さあこれから…という矢先の出来事だった。ちなみにminus(-)自体は藤井のソロユニットとして、現在も活動を続けている。
で、再結成後の解散は、もともと一年限定（2002年～2003年）での活動という条件だったからだが、一説にはこの遠藤が他メンバーとの蟠りがあったからとか、いろいろ言われており、彼自身のユニットであるENDSが現状活動を停止しているいま、ミュージシャンとしての活動の目途は立っていない。
ちなみに、漫画「ドリフターズ」に出てくる「廃棄物（エンズ）」の名前の由来となったのが、このENDSである。

で、
この人と原田知世が恋愛関係にあったのだとか、実は結婚していたが離婚したとか、仮に付き合いがあったとして、二人が別れる原因となったのが例の「都市伝説」だとか、様々な噂がある。
原田側に原因があったのか、遠藤側に原因があったのかも不明であり、信憑性は低い。
なぜならこの都市伝説を記しているメディア自体が、明確な事実誤認をしているため（編曲者・森岡賢一郎の息子が遠藤遼一、と書いているが、これは森岡賢の間違い）。
現在では、この噂を吹聴したのは北野誠だったという説が有力で、北野の妄言である可能性も高い。
かつてのソフトバレエフリークたちも、この「都市伝説」に関してはあくまでただの「都市伝説」であり、気にしない方向でいくのが主流となっている。
とはいえ、このクソみたいな謎の都市伝説がなぜ降ってわいたのかが不明なので、信じるか否かは各自次第。

セトリ：時をかける少女

補足：

お久しぶりです。実はこのnoteの更新が長らく止まっていたのは、この回を載せるかどうか迷っている間に、いつの間にか時が過ぎてた…という為体でして…。でまあ、時間経ったし、例の都市伝説についてはソフトバレエフリークの間では「ああ、そんな話もあったねえ」と笑って流すのがデフォなので、時効だろうということで掲載することにしました。