手帳つくる日記day14 〜フォントに興味を持ち始める〜

自分で作ったデザインを、ルーズリーフに印刷して、バインダーに挟んで使い始めました。

取り急ぎは、自分が予定を整理しやすくなる手帳ができれば良い、と思っていましたが、せっかくなので紙や文字についてもう少し考えてみます。

今日は、家にあった「文字本」という本に目を通しました。


広告代理店でアートディレクターを務め、現在は日本タイポグラフィ協会の会長でもある、片岡朗さんの著書です。内容は、片岡さんの自伝でありながら、フォントの紹介でもあります。各ページごとに異なる版組とフォントが使われていました。

印象的だった一文があります。

-全体でも個別でも美しい「小宇宙」を構成するような作業。それが書体設計。

片岡さんにとって、フォントは、デザインの一部であり、その一部は必ず全体とつながっている。なぜなら、全体を貫く信念のようなものがあるから…というようなことを言わんとしているのかなと思いました。


ちなみに、画像は片岡さんの「丸明朝」です。明朝体の優雅さはありつつ、気取らない雰囲気ですね。


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