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炊き込みご飯

【レシピ】

⭕️ [材料]

- 人参
- 生姜
- マッシュルーム (お好みのキノコ類でOK!)
- たけのこ
- 鰹節

- 塩
- ご飯 2合
- 水 360cc 
- 本だしの素
- 醤油 大さじ2 
- みりん 大さじ2 
- 酒 大さじ1

【音声解説】 "炊き込みご飯"を作る時のポイント!

【文字起こし解説】 "炊き込みご飯"を作る時のポイント!

こんにちは、SHOです。このチャンネルでは、「料理をもっと深く味わう」をテーマに、レシピ紹介だけでなく、僕自身が疑問に感じた事をベースとし、科学や歴史、経済など幅広い観点から食を考えていきます。

今回は1つ前の動画で紹介した「Seasoned Rice」を作る上での2つのポイント、米を炊く上での水の量、そしてご飯が炊けた後の蒸らしについてお話ししたいと思います。実は今回の動画ではこの蒸しの行程について失敗をしてしまっています。まだまだ勉強が必要ですね。では始めます笑。

炊き込みご飯を作り方の構造は至ってシンプルだと思います。野菜をご飯に入れて炊くだけ、以上。ですから、小さな工夫をすればちょっとでも美味しくなるし、注意を持って調理すれば誰でも簡単に作れます。
具材は食感をある程度味わえる大きさ、細さに切ります。マッシュルームをなぜ手で裂き、しかもオイルなしで炒めているかの説明はこの前の「マッシュルームとツナのクリームパスタ」の動画で解説しているので、そちらをチェックしてみてください。しっかりこの工程を踏んで、味を濃縮させてあげましょう。
今回は単体でも美味しく味わえる様に、最後に塩をまぶしています。そして、ご飯に味付けを加えます。もし無い方は鰹節は入れなくても大丈夫ですよ。

さて、ここで一つ目のポイント、ご飯を炊く際の水の量について。
ご飯は一合に対して180ccが適正だと言われています。今回は2合炊いているので、360ccになります。ですが、ですがなんですが。
ご飯の柔らかさって人それぞれ好みありますよね。焼肉屋さんに出て来る様な、これは偏見かもしれませんけど、パサついたご飯が好きな人もいれば、ちょっと水分の多く含んだご飯を好きな方もいると思います。僕はどちらかというと後者なんですが、一般的にご飯を炊く上での水の量というのは適正の量の2割増しが「美味しい」とされているそうです。

つまり、どういうことかというと、一合なら180ccの2割り増しなので、180×1.2=216ccを入れたら良いっていうことになります。だから、2合だったら360cc × 1.2=432ccです。 2割り増しの水の量を入れると美味しいご飯が炊けると。

ただ、ここで今回気をつけないといけないのは、炊き込みご飯の場合少しややこしいということです。僕もこれで何度も失敗しているんですが、野菜を入れたり色々な具材を入れると当然量が増えます。そして、普通に炊く場合と違って醤油やみりんなどの調味料も入ります。だからそれらを全て踏まえた上で、432ccにしないとダメってことです。

ご飯を炊くのにいちいち測ってられないというのは非常に同感できるんですが、炊き込みご飯の場合は測ったほうが無難なんじゃないかなぁーと個人的には思います。このレシピでは醤油大さじ2、これがつまり15cc ×2、プラス味醂大さじ2、15cc × 2、そして酒大さじ1の15cc。合わせ調味料が30cc、30cc、 15ccで計75ccとなっています。結果的に水分量が、理想とは少し誤差がありますが、360cc + 75cc=435cc になっています。はい、という様な理由で測る事をオススメしています笑

さて、細かい事を言いつつ、実は僕は最後に失敗しているところがあります。第二のポイント、ご飯が炊けた後の蒸らしの部分です。何が問題かと言うと、ご飯が出来て炊飯器がなったすぐ直後に、ご飯を混ぜました。これはあんまりよくない。
そもそもごはんを美味しく炊き上げるためには蒸らしの工程がすごく重要で、これによって炊飯器に入っているごはん粒に含まれる水分が均一にする効果があります。炊きあがったとき、水分はまだ蒸気として釜の中の空間にある状態ですが、しっかり蒸らしてあげることで、蒸気として存在していた水分がお米の一粒一粒に吸収されます。すると、お米の細胞がふくらんでハリが出るため、表面がもっちりと粘り気が生まれて、美味しくなるという理屈だそうです。

だから炊けたら10分~15分待って、そしたら混ぜましょう。ここでもうひとつ言うと、混ぜるというよりほぐすの感覚が良いそうです。ほぐしの目的は、余分な水分を飛ばし、炊きムラをならして、蒸気を逃して、空気を含ませる事です。

今日はこれで以上です!
是非お家で作ってみてください。
いいなと思った方は、是非チャンネル登録よろしくお願いします。
ではまた!


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