去年、与論島に行ったときに撮らせてもらったのですが、この瞬間を見たときに、本当に「美しいなぁ、ステキだなぁ」と思って、声をかけて撮らせていただきました。
初めて沖縄に来たとき、取材で喜如嘉に行ったのですが、そこで芭蕉布の糸を績(う)んでいるおばぁさんに会ったのですが、そのときはライターだったので、写真がないんですよねぇ。当時はまだフィルムの時代でしたが、いま思えば撮っておけば良かった。
いまではだいぶ少なくなっているのではないかな。取材時でも機を織りたいという人はたくさんいるけど、糸を績んでくれる人がいないと平良さんに聞きました。
あれから20年以上経っているけど、現状はどうなっているのかなぁ。いまでも昔のやり方で績んでいる人がいたら写真撮らせて欲しいなぁ。
伝統美は放っておいたらなくなってしまいかねない。それを残すのも写真家のやるべきことのひとつなのではないだろうか。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?