出会いの意味と、優しい嘘と。

人との出会いは意味があるもの。


例え想いが届かなかったとしても

そこには確かに

優しい時間や成長の足跡が存在しているから。



もう最後にしよう、と思って送ったメール。

お返事は予想してた以上の内容のものだった。


「今度」、なんて優しい嘘。

私が必要以上に落ち込まないように言葉を選んでくれたことに、人としての器の大きさを感じてしまった。


見方によっては生殺しで残酷なのかもしれないし、

はたまた私の「思考の前提」によって

そう受け取ってしまっただけかもしれない。(つまり先方は本心として言っている)



その人を信頼していないわけじゃないよ、

でも、期待はしない。


生まれてきたら必ず死んでしまうこと(=別れがくること)は決まっている。

不確定な世の中で

これだけは絶対とも言えるべきこと。



すれ違いの一瞬でも、

たった2時間の異業種交流会の出会いでも

学校や会社などの同じコミュニティでも

出会いは出会いになるけれど、

自分の一生っていう長い線のなかで

その出会いが点で終わってしまうこともあれば、

長く関わりを持たせてくれる人もいる。

環境の変化やライフステージの変化により、スッと関わりが終わってしまうこともある。


でもその関わった時間の中で、

沢山のことを与えてくれて、

大切なことを教えてくれた。


それらをちゃんと受け取って、自分のものにして。

今そばにいる人や、これから出会う人を大切にできるように。


そして、もしも「優しい嘘」が「嘘」じゃなくなる日が来たら、

その時は素敵な女性として、もっと成長した姿で会えますように。

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