はだかの雨ごい
祭壇 グレースケールのラマの燃焼
喉の乾き 剣の舞が終わる
神の薬草 黒い傷口から出て行く『青年』
洞穴 先の贄の頸が語る『永遠』
荒野 鋭敏な痛みの影がノタウチマワル
剣 影から血を吸う鋼
贄 神の頸 たちまち朽ちはじめる
雨 ラマたちが啜る泥水
色 雨の草原 贄の原景
おしまい。
アステカの雨乞いのための儀式をモチーフにして、
プリミティブな文体で書いてみました。
(もはや文を為していないのだけれど)
今から観れば、
だいぶんクレイジーな雨ごいだとは思うけれど、
儀式と雨との因果関係を信じていた彼らにとっては
生贄の用意は死活問題だったんだろうね。
今日も、潤いのある1日を‼️