上司が失踪した話

note界隈でも退職エントリ書いてる人いて面白半分で読みに行ったらやたら意識が高かったりキラキラしていてヘドが出過ぎてヘドウィッグになりそうでした。
ワイも退職エントリ書きたくなりました。上司が退職した話ですが。もう2年経ったことだし厄落としに書こうと思いました。

事のあらまし

この年はまだ入社して1年、春先に先輩(と言っても同世代)から軽率に業務を全て押し付けられて退職していき一人でこなせるようになった冬のことでした。
年明けのある夕方、事務所で上司である部長が嫁と電話していました。事務所と言っても他の部署の人間はいない部屋なのでハンズフリーで電話しようとも咎める人間はいないのである。事務的業務をしている間にも続く痴話喧嘩が丸聞こえ。電話越しに聞こえるカタコトの日本語。気が散ってしまうのでさっさと終わらせてその日はそそくさと退勤したのでした。

しかし翌日以降、上司は出勤する事なく、物品の発注もままならないまま2週間。社長からは上司のことは一旦休職という扱いにして、そのまま戻って来ないなら退職扱いにするということにしました。

部長が行方不明になってから1ヶ月。無事に退職扱いとなり、私に業務のあれこれを教えてくれた師匠が部長になり、それなりの平穏が1年半。この会社に平和は長続きしなかった。師匠も歳はとっており、ご家族のこともあり夏には引退のため引き継ぎ要員を補充することになりました。

新たな上司候補現る

昨年の初夏より師匠の引き継ぎ役として入社した男性。師匠と付きっきりで業務の引き継ぎをし、休日出勤にやる事も教えてもらっているようでしたがなんとも怪しい。いちおう次長というポジションで採用されたのだが。それでも引退の日が来てしまい、師匠とはこれで会社との別れの日は来てしまった。
それから8月の末の土曜日に休日出勤してほしいと頼まれた。これまで、土曜日や祝日に休日出勤する際は私と師匠で交互に出勤し、どこかで代休を充てるという決まりで出勤していました。この8月末の土曜は私が通常通りの休みとなる日でした。しかし、次長はどうしても用事があると言うので代わりに私が休日出勤することにしました。
休日出勤も問題無く比較的平穏に終わり、次の休日出勤は次長にやって貰おうと思ってた週明け、次長は無断欠勤をしていました。とりあえず次長に引き継がせていた仕事で日々の業務はこの日は代わりにしてあげましたよ。けれどもその翌日も出社せず、力仕事は他の部署のお兄さん方に手伝ってもらいましたよ。しかし、当時の課長曰く「たぶんもう来ないと思うわw」の通り無断欠勤が続き退職ということになりました。師匠が退職して2週間ほどの出来事でした。

それから冬の面談で社長と話す機会があったので勇気を出して聞いてみました。まだ結末を知らなかったので笑。
元部長のことは本当に行方不明になったそうで当時の大家さんにも居なくなってしまったと言われたそうです。
次長に関しては奥様と連絡がついたそうですが、会社に来てないことは知らなかったそうです。

色んなところでアルバイトやばすぎてバックレたとか派遣先ブラックすぎwww明日から行かんとことか書かれてますが、上司がバックレると部下が死ぬほど困り果てます。絶対にやめようね。それなりに役職持ってるならちゃんと退職願い出してから辞めようね。
元上司だった方々には今も生きてるのかどうか知らんけどやっぱり願望としては大阪湾にでも浮かんで泉南の浜辺にでも打ち上げられててほしーなーーーーとは思っています。まる。

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