Op.10


こんばんは!

スガモクのマリモクです。


今週から来週にかけての台風で各方面に
影響が出ていますが、大きな被害がありませんように…。


そして、こちらの事で恐縮ですが
どうにか16日は晴れて欲しい…

毎日天気予報と睨めっこです。


多くの皆様の想いが詰まった花火。
どうか綺麗に、
兄の歌と共に、
大輪の花が咲きますように…




今日は、
ずっと書こうか悩んでいたので
夜になってしまいました。




兄が旅立ってからの毎日



いろいろな方の
旅立ちの考え方、捉え方についての
本を読み漁っている。



読んだその時は、
納得したつもりでいる。

でも、寂しさとは全く別のもので。


心を鍛えても

忙しい日常で誤魔化しても

兄の笑顔と声を毎日思い出す


1人になると
おにーちゃーん!!!
と泣き叫ぶこともある。




「そんなに泣ぐな、
     ちゃんといるがら」

と、勝手にセリフを兄の声にあてて
聴こえたフリをする。


脳内で会話をする。


とても正常とは言えないけれど


そんなことをして保っている。



ある方が言っていた、

命日は、本当の命の日だと

あの世が本家で、他界というのは
魂が他の世界に行くこと

現世は魂の成長のためにある

役割や使命を成し遂げ、
終えたら帰っていく


と。




もちろん、すべての、万人の旅立ちが
当てはまるわけではない。


それぞれの人生の中で、
ありえない、とても許す事ができない
別れもある

本当に、
一概には言えないと思うけれど


修行を終えて、帰る という言葉が
とても心に残った


だとしたら、
また来てくれるとさえ思うのだ



兄が旅立つ前の日、


よくない状況だと医師に告げられ、
処置が始まり、

病室に入れなくなった母は、

ドア越しに

浩史ー!頑張れよー!!!!

と叫んだ。



もう分かっていた。

それでも、岩手に帰らなければ
いけなかった。


帰りの飛行機から見た夕焼けは

ありえない程に真っ赤だった


二人で、
「おやすみなさい」を口ずさみ

滲む夕日をずっと眺めていた。



すると、夕日のまわりに
光がいくつか見えた



母が

やっぱり浩史はジェダイなのかもね
修行にきていたんだよ
迎えにきたのかもね


と言った。

何かが反射して、
光に見えたのかもしれない


それでもいい。
母はそう思う事が精一杯なのだ。




おやすみなさいの歌詞のような情景を

見せてくれた兄は、


本当に、なるべくして
歌をうたう使命をもって
生まれてきた


そう思いたい。


おやすみなさいの歌詞の最後は、

「またあした」




また、明日。





また明日も、兄を思えることが
幸せだ。


辛い気持ちにさせてしまったら
ごめんなさい。




で、私も実は思ってる。


彼はジェダイだったのかも。



でも、

スターウォーズは
難しくてわからん!と

兄は一度も観ませんでした(^◇^;)

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