負けず嫌いの相手は誰でもない。

 唐突ですが、今回のテーマは最近気になったコレ。
 私は多分「負けず嫌い」なのですが、基本的に誰とも戦いません。記憶があるところで言うと多分小学生の頃位からこのスタイル。

 最近気づいたのは、誰かと戦って勝ちたいと思うことが負けず嫌い。と考えている人が意外に多いということ。
 私達より後に産まれて、「ナンバーワンじゃなくてもいい、元々特別なオンリーワン♪」と歌って育てられたはずの世代の子達が意外と自分に自信がなかったり、超身近な人と比べて落ち込んだりしてて…、えー!おかしいな、なんでそうなるかなー?!って日々内心叫んでます…。
 例えに出してしまって申し訳ないかもしれないけど、毎年新人さんや2年目3年目の方が同期と比べてどうこう言っている時って「拗らせちゃってるな〜」と思います。もうそれぞれ良い時も悪い時もあるから、そんな短期間、そんなつまらないこと(酷いw)で競わなくてもなーと思います。こっちから見たら五十歩百歩、どんぐりの背比べ、大同小異なんですよね。横を見るより、目の前のことを一歩一歩。と伝えたりしますが、私の力不足でしょうか、あまり伝わりませんね、変わりませんねσ(^_^;)hahaha
まぁそういうことを感じるのも時期的に大切なのかもしれませんね。

 「負けず嫌い」って近くにいる誰かに勝つのではなく、「出来ない自分に勝つ」「未来の理想の自分に近づく為に足りない物を埋める」ということだと私は思っています。

 この考え、便利で楽です。もしライバルの対象が特定の誰かだと、もしその誰かが物凄く神みたい人だったら勝てなくて苦しかったり、努力の割に報われなくなるリスクもある。適切なライバル設定出来ないと、評価の基準が歪んでしまうと思うんですよね。そういうのがないので、基準が常に自分にあるのは自分次第なのでとても楽だけど上手く向上させられる様に思うのです。
 あと比べる時は良い物と比べる。悪い物と比べて「○○よりマシ」という概念はありえません。そんな泥試合は初めからしない。
 そういえば詳しい用語は全くすっかり忘れてしまったのですが(^_^;)、学生の時に統計学を少し学んだ時にも改めて思いました…
「なんて比較って難しいんだ!!」と。
 こんなに条件が違う物同士は気軽に比べられないなと改めて。

 とは言え、私がもし1対1のスポーツで対戦することがあれば相手の弱点はとことん研究して攻めたいと思います。スポーツでは負けず嫌いの相手が対戦相手の人になったりするとは思います。浮かばないのですがスポーツ以外にもあるのかもしれませんね。


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