思うこと

高校を卒業して専門学校に行って
国家資格を取得したのに結局それをやらず
双極性障害になり、結局スーパーでアルバイトを
している。私は24年間何をしてきたんだろう。
まったく失礼だが、こんなことをするために24年間生きてきたのかと思うと情けなく、なんともやりきれない虚しい気持ちになる。もちろんスーパーの仕事も奥深くとても大変な仕事だと言うことも重々承知している。でも、そう思ってしまう。
あの時休職して退職しなければ、辞めなければ
私は今もぎりぎりでも仕事を続けていられたのだろうか。
仕事をしている時、床を擦りながら涙ぐんでしまう。
屈辱的なのだ。
自分を高く見積もっていた為だとも思う。
自分はもっと出来る。
自分の価値はこんなもんじゃない。
誰かに必要とされたくてきっとそんな風に自分に思い込ませていたのだと思う。
実際は全く違う。
と言うことも頭では認識していた。
それを隠して、騙して今までやってきたのだ。
なんとも愚かな人間だ。
自分の価値などそう高くない。
特別な存在でも何でもない。
死ぬまで特別とされることもない。
大した能力もない。
それも全部わかっていた。
わかっていても誰かの特別でいたいし
人気者でいたい。
しかし幾度となく失敗してきた。
学校でも職場でも。
きっとそういうのって先天的なもので
もう決まっているのだ。
学生の頃からそれにも気付いていた。
だからこそ仕事では、社会に出たら
誰かの特別でいたかったしそうなれるよう
そういられるように努力してきた。
そんなプライドが高い人間が、
床を擦っているのである。
それはそれは屈辱的で、無様な姿である。
心穏やかに生きるためには、
自分は特別でないことを受け入れて
目の前のすべきことに励むしかない。


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