美容室と私

先週末は美容室に行った。
ちなみに今通っている美容室は、全国展開している量産型の美容室だ。
でも現在指名している女性美容師さんが、理想に近い形で、迷いなくバッサリと髪を切ってくれるので好きだ。
初訪問時、ホームページに掲載していた、カットモデルの写真から「こういう髪型にしてください!」と、さっぱりボブの写真を選んだけれど、担当はそのボブカットの施術も行った人らしく、双方好印象な状態から始まり、以降、指名を続けている。

あと担当のお姉さん、ベイスターズファンで野球の雑談ができるのも、ちょっとした会話に困りがちな私としては助かる。
最近だと筒香復帰試合のスリーランホームランの話になったし、宮崎敏郎がカメラを向けられた時のあざと可愛さについて、テンション高めに話せるのもうれしい。
それから毎度着てる服がオシャレ。
小松菜奈みたいな個性派女優の雰囲気で古着テイストを着こなすカッコよさ(自分に似合う個性をわかってる感じ)もあるし、服のセンスのいい美容師さんは大体信用できる。

そして今回はバリカンで襟足ガッツリいかれたけれど、思い切りの良さもいい。
「今回行ってみますか?」
「んー、じゃあ行っちゃってください!」
「笑、じゃあ行きますね!!!」
これで、バリっとジョリっと仕上がるけれど、ピークは切り立てだけじゃない。
切り立ての心地よさが2-3週間続くガッツリ具合、大好き。
次回もまた、あの人を指名すると思う。


逆に初見でオススメしない美容室の話をしよう。それは「内装の好みが合わない個人経営の美容室」だ。
ホームページ等に載せてあるカットモデルの画像だけだと、顔立ちや髪質の違いもあるので、自分に置き換えてイメージするのが難しい。
でも店舗の内装ならば、普段の自分が着ている衣服とも組み合わせて、この場に自分が合う・合わないも考えやすいと思う。
ちなみに私は西海岸風な内装の美容室で、サーファー路線?年齢に似合わず、思い切りカジュアルな髪型に仕上がり、後悔した。

あくまで「良し悪し」ではなく「合うか合わないか」の話だけれど、オーナーと自分の求める内装の好みが合わないと思った美容室じゃ、よほど注文しないと、自分の求める髪型には仕上がらないし、内装にも店のターゲットが現れてる場合もある。そこに気付けるかどうか。
内装を見抜けば、腕のいい美容師さん相手だとしても、不幸なマッチングは減ると思う。


ファッションには比較的疎い方ながら、出先や旅先で建物を多くみる機会があったので、内装の写真からでも自分に「合うか合わないか」を感じ取れるようになり、若かりし日の美容室選びの失敗も、こういうことだったんだな……後になってから気づいたのですが、内装からでも感じ取れるセンスはあるし、内装の好み、大事です。

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