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pacific ocean park #1: くゆるについて

0. はじめに

 こんにちは! pacific ocean park主催の管です。7月16日(日)新代田Feverにて開催のpacific ocean park #1、毎週1組ずつ出演者を紹介中です。今週はくゆるをご紹介いたします!

1. くゆるとは?

 くゆるは2022年結成の5人組バンド。ライブ活動開始直後からトリプル・ギターによる圧倒的な轟音の壁で音源未リリースながらシーンで話題を集め、2023年には会場限定販売で「seabed/蒼い空」の2曲入りシングルをリリース。5月には配信もされました。
 まだ音源が2曲しかなく、個人的な推し曲がまだ音源化されていないので、幽玄なクリーン・トーンと遠く霞む轟音のコントラストが美しい「seabed」を貼ります!

 ちなみに推し曲はこちら(おそらく「こもれび」というタイトル)! 彼女らの持ち曲のなかでもひと際ノれる一曲、音源化を心待ちにしております。

2. 規格外の轟音の衝撃!

 先週ご紹介したaoihrと同様、くゆるもTwitterで出会ったバンド。先述の通り音源がまだ世に出ていない段階で注目を浴びており、シューゲイズ/ドリーム・ポップ好きや轟音フリークが多く集まる僕のTLでも「とにかく音が大きい」「ライブハウスが壊れるかと思った」と話題が沸騰。日本のシューゲイズ・バンドは比較的音量が控えめな印象があるなかで、音量だけでここまでホットなトピックになるバンドとは、と珍しく思い、TLに流れるライブの断片以外に聴けるものがないなかで2月にライブへ足を運びました。先ほどの埋め込みツイートの動画はそのときのものです。
 とにかく衝撃的でした。寡黙でミステリアスな佇まいの若者5人が演奏する爆音は評判に違わずすさまじいものでしたが、その一方でポスト・ロックにも通じる緩急やダイナミズム、美しさもあり、ハードコアな無骨さやストイックさもあり(特に上裸での攻撃的なドラミングが超かっこいい!)……。本人たちはMy Bloody Valentineを強く意識しているようですが、そこにとどまらないスケールの大きさを感じました。また、かつてFor Tracy Hydeでトリプル・ギターでのサウンドメイクを模索した身としてはギター3本の帯域や役割の分離の難しさは身に染みて実感しているのですが、くゆるは爆音のなかでもちゃんとそれぞれのギターを聴き分けることができて、そのバランスの巧みさにも驚かされました。その日の帰り道はとにかくずっとくゆるのことを考えていて、いずれ絶対共演したいと思い、機会を設けようと即行動に移した次第です。

3. まだまだ謎多きバンド! 今年の活躍に期待大!

 初見の時点ではまだ音源も映像も世に出ておらず、口コミが口コミを呼んで支持を集める……という令和には珍しい広まり方をしたくゆる。その後音源が配信され、少しだけベールが剥がれたものの、なんやかんやまだ謎の多いバンドです。音源制作に取りかかるという情報もあり、今後の動向からも目が離せません!

pacific ocean park #1、詳細は下記の通りです。ぜひ遊びにいらしてください。

pacific ocean park #1
16th July (Sun) 2023
Shindaita Fever
Open 17:30/Start 18:00
Adv. ¥2500/Door ¥3000 (+1 drink)
U-18 ¥1000 (+1 drink, ID required)

MoritaSaki in the pool
Moon In June
くゆる
エイプリルブルー
aoihr

ご予約:各出演者またはpacificoceanpark2023@gmail.comまで

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