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20代の時に働いてたキャバクラのお客さんがいつもリュックにスクール水着を忍ばせていた話。


おす。ぽぴこです。

チラッとねスペースとかで話をした事があるお話。

ぽぴこは根っからの水商売女子で、ミテコの時から働いてはパチンコ屋に貯金しに行くっていうクソみたいな人生を送ってきたんだけど…

当時ampmっていうもう令和生まれの方々は、何それ?午前午後?みたいな返しをされそうなコンビニエンスストアがあったんですよ。

そこでワキからオブリガードな香りがする店長からこき使われてるのに嫌気が差してそこに悪友からの魔が差した事もプラスされて水商売の世界に飛び込む訳です。

元彼と思ってた奴にお前彼女でも何でもねーよ!と捨て台詞を吐かれてそのままスカウトマンに連絡してその日に体入(体験入店)に行ったなんて事も昔ありました。

そんな話はどうでも良くてさ。

とあるお店で働いてた時に新規で友達と飲みにきた男性がいたんですよ。

男性って言っても全然まだ20代前半で

THE・友達とキャバクラ飲みにきちゃいました。
みたいなノリのお客様。名前はマサシとでも呼んでおこう。

フリーで誰も指名してないのでぽぴこがお隣に失礼する事になったんだけど、まぁ気が合う。

そもそもパチスロで勝ったノリで飲みに来たって事であまり飲み屋さんに詳しい訳でも無く初々しさすらあるマサシ。

マサシは当時確か大学卒業したばかりの社会人とかだったと思う。週末に仕事が終わったら友達と軽くスロット打ってご飯に行ったり。

ちなみに顔はこびとづかんのクサマダラオオコビトとオリラジの藤森を足して割った感じ。

チャラさの無い悲壮感溢れる藤森を想像してもらったら良いと思う。

そんなマサシは慣れてもない飲み屋さんで場内指名まで入れてくれて同じ趣味のパチスロ話からカラオケで花の慶次歌ったりなんだりして盛り上がっていた時にふとリュックの中から一枚の布切れを取り出した。

『これ、いつも必ずリュックの中に入れてるんだ』

そう言ってマサシが取り出したのは一枚のスクール水着だった。

当時酔っ払っていてどういう感情が先に出てきたか思い出せないけど、マサシの人柄の方が優先されていてスクール水着にドン引きしたというよりは全てを包み込む聖母ぽぴこのような顔をしていたと思う。

ただ今思い返せば悲壮感溢れるクサマダラオオコビトがリュックにスクール水着を常備しているのは逮捕案件だと思う。すまんなマサシ。

マサシはいつ何があってもいいように鞄に入れてるって言ってた。

何かあったらスクール水着を着てもらうんだろうか。
今もどこかでリュックにスクール水着を忍ばせているんだろうか。

それからマサシは週に数回来てくれたけど、
私にスクール水着着てほしいって一度も言わなかったな。

好きなタイプは八九寺真宵みたいなタイプなんだろうな。
どう考えても真逆のぽぴこを指名してたのは何故だったんだろう。

今もどこかでマサシが元気でいてくれてる事を願うよ。逮捕されてませんように。

次回は恩師だと思っていた教師が盗撮で逮捕されてた話でもしようかな。

読み終えた後にこんなこと言ってごめんね。



暇だったんだよね。
お付き合いいただきありがとね。
いつも君達のことが大好きだよ。


ぽぴこと申す。