【現役ゼネコン社員】清水建設の過労死について思うこと

おはようございます、リトルポパイです。
大学時代の友人から「お前は大丈夫か??」と連絡が来たのでなんのことやらと思いきや、大手ゼネコンの清水建設で過労死が起きたとのこと。私が大手ゼネコン5社のどこかに新卒入社したということもあり心配してくれました。(社名は伏せます)

まだまだぺーぺーの社員ですが、報道に関する私の意見をちょこっと述べます。

まずこのニュースを聞いたときに私の思った感想です。
このニュースは建設業の大幅イメージダウン(来年以降の志願者の減少?)、そして建設業の労働環境改善への大きな一手となると感じました。

ゼネコンに少しでも興味がある人間は、インターネットの情報によりブラックな業界であるイメージはついていたでしょう。
しかし今回のニュースはゼネコンと無縁の人間にも、「ゼネコンは超絶ブラックである」というレッテルが拡散されることになりました。電通の過労死報道を思い出します。(ブラックの定義が人によることはさておき)

起爆剤

大手ゼネコン各社は来年から適応される36協定を守るために、数年前から残業時間の削減を試みています。しかし現場ではサービス残業が大量発生している現状です。以前の記事をご覧ください↓

今回の過労死報道により、作業効率が悪くないであろう東大卒の人間ですら労働時間を過小申請していることが世間に露呈しました。もちろん上層部は現在も腰を据えて、ホワイトな業界を目指していると思いますが現状追いついていません。
しかし”大手ゼネコン”で”東大卒”の過労死という材料がキッカケとなり、2024年問題への解決が急加速すると考えています。

私の職場でもこの話題がおそらく挙がるでしょう。
私自身、下請けの現場監督さんへの仕事の振り方も見直したいと思います。
1年目の私から、上層部の方々には書類業務全ての電子化とデジタル朝礼看板の導入をしていただきたいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?