見出し画像

旅×教育 旅人たちが作るボードゲーム【EduBY -ボドゲプロジェクト-】POOLOサークル紹介③

こんにちは!POOLO見聞録編集部です!

いよいよPOOLO見聞録サークル紹介も第3回となりました!

突然ですがみなさんはボードゲームを知っていますか?ボードゲームとは・・・

ボードゲーム(board game)とは、専用のボード(盤)上で駒(石とも言う)を置いたり、動かしたり、取り除いたりして遊ぶゲームの総称。盤上ゲーム、盤上遊戯とも呼ばれる。「ボドゲ」と略されることもある。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

みなさんご存知の人生ゲームはボードゲームの1種です。

画像4

今回は、旅×ボードゲームをテーマにボードゲーム(以下ボドゲ)を作っている「EduBY -ボドゲプロジェクト-」について紹介していきます!
(※ここから少し物語風に展開する箇所があります。ご了承ください。)

第1章:立ち上げ人ロッティー 

〜ボドゲへの熱い思いを語るの巻〜

最近巷ではボドゲなるものが流行っているらしい。
私が所属しているPOOLOでも、ボドゲブームが密かに巻き起こっていた。「そういえばボドゲを作ろうというプロジェクトがあったな・・・。
最近私もボドゲにハマってしまったが、どうしてそんなプロジェクトが立ち上がったんだ?気になる。気になりすぎる・・・・!!!」
記者は1度気になるといてもたってもいられなくなる性分だ。
そこで取材の旅に出かけたのであった。

記者:ということで、まずはこのプロジェクトの立ち上げ人である、ロッティーに話を聞いてみましょう!

スクリーンショット 2021-05-16 15.30.58

(なんだか爽やかそうな人が出てきましたね・・・・!)

記者:こんにちは!
早速ですが、プロジェクトを立ち上げるまでの経緯を教えてください!

ロッティー:もともとこのプロジェクトは、「EduBY」という教育について考えるサークルから派生したものなんです。EduBYのメンバーと活動を考えていく中で「教育と旅を掛け合わせたものを何か作れないか」という話になって、、、僕がボドゲが好きなので案を出したのがスタートでした。
その後、「遊びと学び」をテーマにEduBYでボドゲについてワークショップを行いました。ボドゲを作るきっかけになればいいなと思い、企画を行いました。また「カタン」というボドゲを好きな人がPOOLOには結構いて、ボドゲに興味を持ってくれた人がいたので、全体に「ボードゲームを作りませんか?」と呼びかけました。

記者:私の中ではロッティー=ボドゲのイメージが強いのですが、
これまでのボドゲとの関わりについてもう少し詳しく知りたいです!

ロッティー:実はボドゲにはまった歴としてはそんな長くないんです。
「がっつりはまったな。」と自分で実感したのは2年前なんですよ。横浜のピースボートセンターのスタッフの子との出会いがきっかけです。その子がボドゲが好きな子で、時間があれば一緒にやっていましたね。

記者:子どもの頃から好きだと思っていたので、驚きました!はまったのは最近だったんですね!

記者:今まではゲームをやる側だったと思いますが、実際にボドゲを作ってみてどうでしたか?

ロッティー:僕はルールを作ったり、物事がスムーズに進んでいくように設計するのが好きなので、それを作っていく過程が純粋に楽しかったですね。あとテストプレイが楽しかったです!他のチームの人にも協力してもらったんですが、自分たちが作ったものをプレイしてもらって「面白い!」と言ってもらえたのが嬉しかったです。難しいところや上手くいかないことは、もちろんあったんですけど、「どうしたら解決できるか」という発想だったので、行き詰まることはなかったのかな?と思います。

記者:分析して、課題解決の対策を考える・・・確かにロッティーの得意分野ですね!
ボドゲを作っていく中で印象的だった出来事はありましたか?

ロッティー:「やるならちゃんとやりたいな。」って最初にチームメンバーに言ったことかな?(笑)。 最初にメンバーで意見をすり合わせたおかげで、みんな無理のない範囲でやるべきことはやりながら前に進むことができたのかな?と思います!

記者:なんだか様子が頭の中に思い浮かんでしまいました(笑)。何事も始めが肝心ですもんね!最初に気持ちを1つにできたのはプラスになったのではないでしょうか?

ロッティー:そうですね!

記者:最後にこれからの展望について教えてください。

ロッティー:最終的には「ゲームマーケット」に出展したいと思います。東京では春と冬に開催されるので、そこで作ったものを世の中でお披露目できたらと思っています!

記者:実際に誰かに手に取ってもらい楽しんでもらうのが最終目標なのですね!素敵なお話を聞かせてもらいました!ありがとうございます!

第2章:ボドゲを作る愉快な旅人たち
〜こだわりなどを聞いてみたの巻〜

「有益な情報をたくさん手に入れたぞ。」記者は微笑んだ。
しかし1度気になると、とことん調べるまで気が済まないのが性分の記者。まだ満足しない。(そういえば、どこかの風の噂でボドゲのプロジェクトは3チームに分かれて活動していると聞いたぞ。せっかくだからそれぞれのチームの話も聞いてみよう。)
記者は再び、取材の旅へ向かうのであった。

記者:ということで!ここからは3チームの代表の方を呼んで詳しく話を聞いてみようと思います!

画像5

Aチーム代表のみねさん(なんだか左下から視線を感じる・・・)

画像2

Bチーム代表のロタさん(美白だ!ま、眩しい!!!)

画像3

Cチーム代表のういさん(インテリな雰囲気が漂っている・・・。)

記者:それではみなさんよろしくお願いします!
まずはなぜこのプロジェクトに参加しようと思ったのか教えてください!

みね:僕はこれまでボドゲをやったことがほとんどなかったんです。でもPOOLOの中で、カタンに誘われてやってみたら沼にはまってしまって(笑) ボドゲにのめり込んだ時期があったんですよ。その熱が少し落ち着いた頃にロッティーから「ボドゲを作ろうと思っているんだけど、どう?」って誘われたので、軽いノリで参加を決めました。

ロタ:ロッティーと話していたときに「ボドゲを作りたい」っていう話を聞いて、面白そうだと思ったのがきっかけです。「自分で作れるのってすごいな!やってみたい!」と思って参加を決めました。

うい:POOLOでロッティーの「ボドゲを作ろう」って呼びかけを見て、「作る側も面白いかも!」と思ってノリで参加を決めました。

記者:見事にみなさんロッティーの影響なんですね!面白い!
(あの熱意にみんな感化されたのか・・・???)
実際にボドゲを作ってみてどうでしたか?またその中でも印象的な出来事はありましたか?

みね:原案を作るまでの過程は、自分が思っていたよりも案外簡単だったけど、そこからのルール決めや面白くするためのウエイトの置き方が難しかったです。そこが面白い部分でもあるのですが・・・・
印象的だったことは、キャラが特徴的なメンバーだったので役割分担がしっかりできていたことです。ゲームのアイデアを持っている人(ありっさ)、それを整理する人(まりちゃん)、僕は場を和ませる役でした(笑)。個性が溢れていいバランスだなって思っていました。

ロタ:私を入れてメンバーが3人だったのですが、考えていることを1つにまとめるのが大変でした。でも1つの形が見えてきたら、どんどん進みだして楽しかったですね!私たちのゲームはPOOLOメンバーの旅のエピソードを集めてゲームに取り入れているのですが、エピソードを聞くのが楽しかったです。その過程で国の文化などを知ることができてよかったなと思います。
途中でみんなの言いたいことが分からなくなって、具現化できないことがあって苦労したのが印象的でした。「もう、どうしよう。」って思っちゃいましたね(笑)。

うい:ルールがどういうロジックになっているか考えたことがなくて、ロジックがどのように成立するのか考えるのが難しかったです。
でも他のメンバー(ロッティー、にっしー)が得意だったのでその部分は進めてくれました。理詰めで考えても難しいから、イメージ図を盤上に描いてプレーヤーの気持ちになって進めていきました。そうするとどんどん形になっていくのが楽しかったです。あとはテストプレーも面白かったですね。全然ルールを知らない他のチームの人が勝ったり、どんでん返しが起きたりしたのもよかったですね!

記者:各チームの様子が思い浮かびました!それぞれなかなか愉快なメンバーが集まっていますね!試行錯誤しながらボドゲ作りに取り組んでいるのが伝わってきます!そんな個性豊かなみなさんの作っているボドゲについて知りたくなってきました!
みなさんが作っているボドゲについて教えてください!

みね:僕らのボドゲは、対戦型じゃなくて協力型にしました。なぜかというと、こんなご時世なので「みんなで協力すること」にフォーカスを当てたいと思ったからです。このゲームでは「いかに相手のことを考えてゲームを進めることでポイントを稼ぐか」ということを要素の肝にしているので、みんなで楽しくプレーできるのではないかと思います!
ターゲットとしては旅ができる世代ということで、大学生以上を想定しています。あとは旅好きな人ですかね?

ロタ:私たちのボドゲは、人生ゲームみたいにすごろくのような形でゲームを進めていきます。小さい子どもから大人まで楽しめるゲームになるようにしています。パスポートを作るところからゲームが始まって、いろんな国を旅する中で様々なハプニングに遭遇しながらゲームを進めていくんです!旅をしたことがない人は、旅を楽しめる。旅を知っている人はいろんなハプニングを経験しながら、自分の体験と重ね合わせながら楽しむことができます!
またゲームの中で出てくる国の伝統的な柄を、盤に取り入れようとしているところがこだわりですね!

うい:私たちが作るゲームは中学生でも分かるゲームにしています。「旅好きの人が作る旅を通して何かを学んで欲しい」という思いがあるんです。
アジアを旅するボドゲなのですが、こんな国があって、こんな名産品があって、文化があって・・・というようにボドゲを通して世界への視野が広がることを目指しています。その国ならではの体験を、ゲームの中に落とし込める要素として持ってきているのをこだわっています。例えばインドだとぼったくられる・・・みたいな。その国・海外旅行あるあるは大切にしていますね!

記者:それぞれのチームのボドゲの内容やこだわりが見えてきて、完成がますます楽しみになってきました!ありがとうございました!

最終章:あなたにとってボドゲとは?
〜ボドゲへの思いが生んだ奇跡の巻〜

記者はどうしても、気になることがあった。
ここまで熱い思いを語ってくれたメンバー。
「みんなにとってボドゲとはどんな存在なのか?」
記者は尋ねた。「あなたにとってボードゲームを一言で表すと・・・?」
返ってきた答えは偶然にもみんな一緒だった。その答えとは・・・・・

記者:「あなたにとってボドゲとは?」という問いに対して4人の答えはなんと一緒でした。私はとっても鳥肌が立ちましたよ!
みなさんにとってボドゲとは、、、ずばり!
「コミュニケーションツール」
とのことですが、そのことに対する思いを教えてください!

みね:口下手な人でも距離を縮められるツール。やりながらいつの間にか距離が縮まっていく感じですね!

ロタ:確かに!ボドゲを通して仲良くなった人も多いですね!

うい:ボドゲというツールを通して、人と人が仲良くなれるきっかけになるのではないか?と思います。

ロッティー:初めて会った人でもボードゲームを1時間すれば仲良くなれるんです!特殊な趣味と捉えられることも多いボドゲですが、もっといろんな人にやってもらえるようになればいいなと思います!

記者は取材を終えて熱い思いが溢れ出すのを感じた。「この思いを誰かに伝えたい・・・!」
記者は溢れ出す思いを記事にするためペンを手に取った・・・。
                                 Fin

編集後記

少し長くなってしまいましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました!

実は私自身ボドゲプロジェクトに参加をしていて、ここでお話をしてくれたメンバーと一緒にゲームを作っています。初めての経験の中で試行錯誤しながら完成に向けてボドゲ作りを頑張っています!

みなさんの手元に私たちが作ったボドゲを届けられるように、完成に向けてプロジェクトを進めていきます!
今後もボドゲプロジェクトの活動にぜひご注目ください!

次回のサークル紹介もお楽しみに!

Written by  ちーちゃん

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?