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2023年 G1ヴィクトリアマイル 過去データ分析

先週の的中実績

先週は、NHKマイルカップの予想データを上げました。
先週はゴールデンウィークで予定があり、買目発表を挙げられず申し訳ありませんでした。
個人的に荒れ予想ということで、3連単9頭ボックス504点の力技で、260,760円を的中しておりました。
買目は2,3,4,5,8,10,11,15,16です。

データ分析を参考に的中された方おめでとうございます。

2023年 G1 ヴィクトリアマイル

今週は東京競馬場にてG1ヴィクトリアマイルが開催されます。今週も過去10年のデータを分析していきます。
また、本記事のデータの表現についてですが、前回記事より再引用します。
(表現方法は(1.2.3.4.5-6)に変更しようかと思います。

競馬の過去データの表現で(4.2.3-10)といった表現をよく見ると思います。こちらはあるデータに関して、左から1着になった頭数4頭、2着になった頭数2頭、3着になった頭数3頭、4着以下の頭数10頭という意味です。
 ちなみにこの例で言うとプラスデータで、好走する可能性が高い馬を表現します。
 逆に(0.0.1-29)というデータがあったとすると、過去30頭走って3着が1頭のみというデータで、この条件に該当する馬は好走しない確率が高いというデータになります。

こういったデータを活用し競馬を楽しまれる方も多いんじゃないかと思います。
私自身もその一人でした。
特に(0.0.0.-20)みたいなデータに該当する馬は疑わず消せるので重宝しておりました。
が、続けていただくとわかると思いますが、こういったデータに該当する馬が好走して馬券が外れることが多々あるんです。

そこで、疑問に思ったのが、なぜ4着以下をまとめて書いてしまうのか。という点です。
もちろん競馬で賭ける場合、我々に関わってくる着順(馬券に関係する着順)は3着までだからです。
ですが、4着と18着をひとまとめにするのはどうかと思い、これまでのデータに加え、4着と5着、掲示板率も表現することといたしました。
表現方法は(1.2.3-4.5-6)といった書き方とします。

コース説明

ヴィクトリアマイルは東京競馬場・芝1600mで行われます。
スタートは第2コーナー付近。3コーナーまで直線540mを走り、4コーナーからゴールまでは525.9mの直線と急坂があります。
使用コースは、Bコース変わりの初週2日目となり、内側の芝状態が良いことが予想されます。

枠による過去10年間のデータです。

枠    成績   勝率  連対率  複勝率  掲示板率
1枠 (0.0.3.2.4-11) 00.00% 00.00% 15.00% 45.00%
2枠 (2.1.2.2.1-12) 10.00% 15.00% 25.00% 40.00%
3枠 (4.0.1.1.1-13) 20.00% 20.00% 25.00% 35.00%
4枠 (0.3.1.0.2-13) 00.00% 15.79% 21.05% 31.58%
5枠 (0.3.0.3.1-12) 00.00% 15.79% 15.79% 36.84%
6枠 (2.1.0.0.1-16) 10.00% 15.00% 15.00% 20.00% 
7枠 (2.0.1.2.0-23) 07.14% 07.14% 10.71% 17.86%
8枠 (0.2.2.0.0-26) 00.00% 06.67% 13.33% 13.33%
1,7,8枠の成績があまり良くありません。
今週よりBコースなので、1枠の先行馬はプラスで良いと思います。

馬番

過去10年17頭か18頭でほぼフルゲートで行われています。
(競争中止のデータは除外しています。)
現時点での登録は19頭ですので、今年もフルゲートでしょう。

馬番  成績   勝率  連対率 複勝率 掲示板率
1 (0.0.3.0.0-7) 00.00% 00.00% 30.00% 30.00%
2 (0.0.0.2.4-4) 00.00% 10.00% 00.00% 60.00%
3 (0.0.2.1.0-7) 00.00% 00.00% 20.00% 30.00%
4 (2.1.0.1.1-5) 20.00% 30.00% 30.00% 50.00%
5 (3.0.0.0.0-7) 30.00% 30.00% 30.00% 30.00%
6 (1.0.1.1.1-6) 10.00% 10.00% 20.00% 40.00%
7 (0.1.1.0.2-6) 00.00% 10.00% 20.00% 40.00%
8 (0.2.0.0.0-7) 00.00% 22.22% 22.22% 22.22%
9 (0.1.0.1.0-7) 00.00% 11.11% 11.11% 22.22%
10 (0.2.0.2.1-5) 00.00% 20.00% 20.00% 50.00%
11 (1.1.0.0.1-7) 10.00% 20.00% 20.00% 30.00%
12 (1.0.0.0.0-9) 10.00% 10.00% 10.00% 10.00%
13 (1.0.0.1.0-8) 10.00% 10.00% 10.00% 20.00%
14 (1.0.0.1.0-8) 10.00% 10.00% 10.00% 20.00%
15 (0.0.1.0.0-8) 00.00% 00.00% 11.11% 11.11%
16 (0.1.1.0.0-8) 00.00% 10.00% 20.00% 20.00%
17 (0.0.0.0.0-10) 00.00% 00.00% 00.00% 00.00%
18 (0.1.1.0.0-7) 00.00% 11.11% 22.22% 22.22%

1,2,3番までの成績が良くありませんが、若い番号の成績が良いです。
12番以降から再度成績が悪くなっています。
今年はBコース替わり初週のため、内前は有利でしょう。

人気

人気  成績   勝率  連対率 複勝率 掲示板率
1 (3.2.0.1.0-4) 30.00% 50.00% 50.00% 60.00%
2 (0.0.1.1.2-6) 00.00% 00.00% 10.00% 40.00%
3 (0.2.0.3.0-5) 00.00% 20.00% 20.00% 50.00%
4 (1.2.0.2.3-2) 10.00% 30.00% 30.00% 80.00%
5 (2.0.3.0.0-5) 20.00% 20.00% 50.00% 50.00%
6 (1.0.2.0.1-6) 10.00% 10.00% 30.00% 40.00%
7 (1.0.2.0.1-6) 10.00% 10.00% 30.00% 40.00%
8 (1.0.0.0.0-9) 10.00% 10.00% 10.00% 10.00%
9 (0.0.0.0.1-9) 00.00% 00.00% 00.00% 10.00%
10 (0.1.0.0.0-9) 00.00% 10.00% 10.00% 10.00%
11 (1.1.1.0.0-7) 10.00% 20.00% 30.00% 30.00%
12 (0.2.0.1.0-7) 00.00% 20.00% 20.00% 30.00%
13 (0.0.0.0.2-8) 00.00% 00.00% 00.00% 20.00%
14 (0.0.0.1.0-9) 00.00% 00.00% 00.00% 10.00%
15 (0.0.0.0.0-10) 00.00% 00.00% 00.00% 00.00%
16 (0.0.0.0.0-9) 00.00% 00.00% 00.00% 00.00%
17 (0.0.0.0.0-9) 00.00% 00.00% 00.00% 00.00%
18 (0.0.1.1.0-6) 00.00% 00.00% 12.50% 25.00%

中穴からの勝利や、2桁人気馬の3着以内などやや荒れ傾向が見れます。

2021年 2着 ランブリングアレー 10番人気
前走中山牝馬S1着、前々走愛知杯2着
当日は後方からの上り2位の脚で2着

2019年 3着 クロコスミア 11番人気
エリザベス女王杯を2年連続2着の実績馬だが、マイル実績が無く、前走阪神牝馬Sも5着だったため、人気を落としていた。

2018年 1着 ジュールポレール 8番人気
2017年 3着 ジュールポレール 7番人気
2年連続稍重だったため、適性が向いたか。

2016年 1着 ストレイトガール 7番人気
1年前1着、2年前3着のリピーター。その他G1での馬券内複数のため、過小評価されていたか。

2015年 2着 ケイアイエレガント 12番人気
      3着 ミナレット 18番人気
単独の大逃げをしたミナレットと、単独2番手のケイアイエレガントの前2頭が残ったレース。

2014年 1着 ヴィルシーナ 11番人気
1年前の1着馬。その年のヴィクトリアマイルまで掲示板外が続いたため人気薄になっていた。

2013年 2着 ホエールキャプチャ 12番人気
こちらも1年前の1着馬だが、その年のヴィクトリアマイルまですべて2桁着順のため人気薄になっていた。

以上のことから、重馬場になるのであれば適性馬。
上り上位の脚を使える馬。土曜日の傾向から前残りであれば、逃げ先行馬。
近走成績不振でもリピーターには注意といえると思います。

今年出走予定で、昨年出場した馬の成績は下記のとおりで、昨年の成績が良く、今年人気を落としそうな該当馬はいなさそう。
ソダシ 1着
ソングライン 5着
アンドヴァラナウト 14着
クリノプレミアム 16着

脚質

脚質  成績   勝率  連対率  複勝率 掲示板率
逃げ (1.0.1.2.2-4)  10.00% 10.00% 20.00% 60.00%
先行 (7.4.7.7.8-47) 08.75% 13.75% 22.50% 41.25% 
差し (2.6.2.1.0-55) 03.03% 12.12% 15.15% 16.67%
追込 (0.0.0.0.0-20) 00.00% 00.00% 00.00% 00.00%

先行馬の成績が良く、最多勝利も挙げています。
差しももちろん届きますが、最後方からは厳しそう。
第4コーナーで中団の位置に付けられそうな馬がおすすめか。

斤量

斤量は単純に何キロ負担というわけではなく、馬体重に対する割合で示しています。
負担/馬体重    成績    勝率  連対率  複勝率 掲示板率
    ~11%  (0.1.1.2.2-8)  00.00% 07.14% 14.29% 42.86%
11%~11.75%  (4.4.2.3.3-39) 07.27% 14.55% 18.18% 29.09% 
11.75%~12.5% (5.4.5.3.3-59) 06.33% 11.39% 17.72% 25.32%
12.5%~     (1.1.2.2.2-20) 03.57% 07.14% 14.29% 28.57%
馬格の小さい馬(450キロ未満)はやや成績が劣ります。
前走の馬体重で今年で言うと、ディヴィーナ424キロ、ナミュール448キロ

前走

前走レースですが、今回登録馬の前走かつ、過去データで複数あるものをピックアップしています。
過去レース  成績    勝率  連対率 複勝率 掲示板率
高松宮記念 (1.0.3.0.1-14)  05.26% 05.26% 21.05% 26.32%
ナムラクレア2着 メイケイエール12着 ロータスランド6着

大阪杯   (2.1.1.0.0-3)  28.57% 42.86% 57.14% 57.14%
スターズオンアース2着

阪神牝馬  (4.4.4.3.3-48)  06.06% 12.12% 18.18% 27.27%
アンドヴァラナウト5着 イズジョーノキセキ10着 サウンドビバーチェ1着 
サブライムアンセム2着 ディヴィーナ12着 ルージュスティリア6着

中山記念  (0.0.0.1.0-1) 00.00% 00.00% 00.00% 50.00% 
スタニングローズ5着

中山牝馬  (1.1.0.1.1-9)  07.69% 15.38% 15.38% 30.77%
アートハウス4着 

福島牝馬  (0.0.2.1.2-17)  00.00% 00.00% 09.09% 22.73%
ステラリア1着

東京新聞  (0.1.0.1.0-0) 00.00% 50.00% 50.00% 100.00%
ナミュール2着

京都牝馬  (0.1.0.0.0-4) 00.00% 20.00% 20.00% 20.00%
ララクリスティーヌ1着

登録馬全頭コメント

【馬名 想定人気】

アヴェラーレ 14
 前走牝馬3勝クラス。L・OP以下からの出走は過去10年12頭おり、すべて掲示板外。やはりメンバーレベルが格段に上がるためか。

アンドヴァラナウト 17
 前走阪神牝馬5着。秋華賞3着、昨年の阪神牝馬2着、府中牝馬3着。昨年のヴィクトリアマイルは14着。
重馬場が苦手かもしれないので、雨予報が気になるところ。

アートハウス 11
 骨折で休養との情報が入りました。残念ですが、まだ若いので今後に期待です。

イズジョーノキセキ 16
 こちらも重馬場が苦手か。府中牝馬Sはソダシを12番人気ながら破り、有馬記念も4着ながら未だに評価されていない気がします。6歳の成績があまりよくありませんが、紐としては挙げたい一頭

クリノプレミアム 15
 昨年16着。先行馬という点はプラスだが、中山、福島と小回りコースでの実績のみが、東京マイルとは合わなさそう。

サウンドビバーチェ 8
 先行馬。重馬場の未勝利戦と前走稍重阪神牝馬を勝利。雨降って内枠引ければ評価を高くする。

サブライムアンセム 18
 東京初出走。フィリーズレビューではナムラクレアに勝利。18番人気は過小評価か。

スタニングローズ 6
 先行馬。オークス2着。秋華賞馬。スターズオンアースを物差しにすると十分やれるかなと。エリザベス女王杯は重馬場で、最後の直線は外を回った馬が馬券内で、この馬は真ん中を通り、若干の不利があったので度外視できるか。脚質的にも今回巻き返しありそう。

スターズオンアース 1
 桜花賞・オークス馬。秋華賞は出遅れながらの3着。個人的には3冠馬。
古馬初戦の前走大阪杯も2着。直線長い東京コースは最適だが、Bコースで前が止まらない場合がこわい。

ステラリア 12
 前走福島牝馬S1着だが、福島組の成績が悪い。(コースが真反対なので)
先行力、末脚もいまいちなので今回は無しか。

ソダシ 2
 昨年1着。先行もBコース替わりと相性よし。ここ3戦は、距離が長く、前走は牡馬相手とのこともあり、そこまで気にしなくてよい。鞍上の乗り変りが不安点。

ソングライン 4
 昨年5着だが次走の安田記念1着。NHKマイル2着、富士S1着と適性は言うまでもなし。今年もサウジ帰りの点が気になる。

ディヴィーナ 19
 昨年11着。その後重賞4戦すべて2桁着順もあり、メンバー的に厳しい。

ナミュール 3
 オークス3着、秋華賞2着。前走東京新聞杯2着。東京マイルとの相性は良さそう。ただ3番人気は過剰かな。

ナムラクレア 5
 桜花賞3着、前走不良馬場の高松宮記念2着のスプリンター。スプリンター組は好走していないほうがヴィクトリアマイルで好走している印象です。(高松宮記念と適性が異なるからか)不良馬場での2着ということで適性的に厳しいか。

メイケイエール 10
 前走高松宮記念12着。東京1400mの京王杯を1着。単純に距離延長はマイナスか。

ララクリスティーヌ 9
 前走京都牝馬1着。近3走は内枠から、内側を走り特に不利が無かった好走のため、今回も内枠でスムーズに走れれば馬券内あり得るかのレベルか。

ルージュスティリア 7
 先行馬。中京・阪神マイルで3連勝後、前走阪神牝馬で6着。内枠引ければ評価を上げたい。

ロータスランド 13
 前走高松宮記念6着。昨年は高松宮記念2着から安田記念10着。6歳もマイナス。

まとめ

今回も過去10年データから、傾向を見てきました。
今回から全頭登録馬のコメントも掲載してみました。

スターズオンアースはBコース替わりで後方からの競馬スタイルだと届かないこともあり得るかなと

ソダシはこれまでの吉田隼人騎手からDレーン騎手に乗り変り予定がどうなるか少し不安です。昨年11月からの長期空けもあります。

また天気予報を見ながら、更新していきます。
ありがとうございました。


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