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恋人に嫌なところは嫌って言った方がいい?【回答】

質問箱に届いた相談に回答する連載、第15回です。今回は、タイトルの質問におこたえします。

恋人に嫌なところは嫌って言った方がいいのでしょうか?

相手の行動によって自分が傷つくような場合は、やめてもらわないと、自分が傷つき続けることになってしまうので、言った方がいいと思います。

相手の性格を責めるのではなく、行動に対して指摘するのであれば、改善の余地があるので、伝えるのはアリだと思います。

ただ、なおらない性格を「嫌いだ」と言うことは、相手を否定するのと同じなので、やめた方がいいかなと思います。

例えば、「ネガティブなところが嫌だ」と言われたところで、ネガティブであることはなおらないと思うんですよね。(嫌だなと思ってたんだ…)ということだけが伝わり、傷つくだけです。改善の余地のない指摘は、ただの言葉のナイフになってしまいます。

言う前に、2人が居心地の良い関係になるために必要な指摘かどうかただ傷つけるだけの言葉になっていないかどうか、を考える必要があります。

例外として、改善の余地がなくても、どうしても耐えられない場合は、言うしかないと思います。言った結果、相手も解決策が思い浮かばなければ、別れ話に繋がってしまうかもしれません。最終手段だと思った方がいいと思います。相手から改善策がでるのに賭けるかたちになります。

改善策もなく、耐えられない部分があったら別れることになるし、嫌なところはあっても許せる範囲だったら、お互いに受け入れていくことになるのだと思います。

ちなみに、恋人同士で「お互いの嫌なところ、変えてほしいところを言おう!」みたいな時間を設けることがあるかもしれませんが、私はおすすめしません。傷つくだけになる可能性が高いです。

許せる範囲内なのであれば、あえて伝える必要はありません。「こういうところが嫌いだけど、許したるわ」みたいなアピールはいらないんです、何も言わないことが一番の受け入れなので。それが優しさです。

改善の余地がある指摘をすること耐えられなくなったときに伝えることだけに限定した方が良いと思います。

まとめ

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。言わない優しさを大事にしつつ、伝えないとしんどくなるような部分は伝えて、居心地の良い関係になっていくのが理想かなと思います。嫌なところの全くない人間はいないという前提で、寛容的になれたらいいですよね。

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