【回答】怖くて付き合うまで踏み込めない【質問箱】

2022年12月23日 00:33
(間違えて削除してしまったので、アーカイブからコピペして再投稿しました)

質問箱に届いた質問に回答する連載、第38回です。お久しぶりです。

これまで、質問箱の自動モードみたいなやつ(運営が質問を自動生成する機能)をオフにするのを忘れていて、めっちゃ質問くるじゃん!と思って答えまくって、第37回まで書いておりました。

途中で、友達とかフォロワーさんから来てる質問じゃなくて、質問箱の自動モードの質問だってことに気づいて、めちゃくちゃ萎えて、やめちゃってました。(過去記事もかなり消した)

自動モードをオフにした途端、全然質問も届かなくなったし。これぞトホホ。

で、久しぶりに質問箱を開いたら、1件届いていて。2日前くらいかな。この質問箱の存在を覚えてくれていた人がいたの、少しびっくりです。ちょっと頼りにしてくれたのかなって思ったら、めっちゃ嬉しかったです。

こういうことがあるかも、と思ってずっと置いたままにしていた質問箱。誰かの吐き出し口になれたのなら、置いておいて良かったです。

というわけで、前置きが長くなってしまいましたが、これまでのように、質問箱に届いた質問について考えていきたいと思います。届いた質問は以下のとおり。

「怖くて付き合うまで踏み込めない」

う〜〜〜、難しいお悩み。
たった一文だけど、深いですね。

"なぜ怖いのか"この理由によって、結論が変わってくる気がします。ひとまず、怖い理由ってこれかなっていうのを挙げてみたいと思います。

付き合うのが怖い理由
・その人を失ってしまう可能性があるから
・その人と付き合うと自分が不幸になるから
・自分を受け入れてもらえないかもしれない
・相手を受け入れられないかもしれない

かなり抽象的ですが、私が思いあたる理由だとこんなかんじ。これを踏まえて、私なりに3つの結論を書いていきたいと思います。

結論① 不幸は避けてほしい
これは、付き合うのが怖い理由が「その人と付き合うと自分が不幸になるから」という類のものである場合の、私なりの結論です。

この人性格めっちゃクズだけど好きなんだよな〜〜〜!付き合ったとして自分が幸せになれるとは思えないけど好き〜〜〜!みたいな。

この場合の「怖くて付き合うまで踏み込めない」という感情は、不幸な方向に行かないように、自分が自分にブレーキをかけてくれている状態だと思います。そのブレーキには、従ってほしい。好きならGO!みたいな無拓さも素敵だけど、不幸を回避していく賢さ、私は大事だと思います。

あと、何を不幸とするかは人によって違うので、相手を幸せにできないかも、と自分を卑下する必要はないということも強く主張したいです。何が幸せで何が不幸かは相手が決めること。自分は自分の基準で、相手は相手の基準で判断する。そこに自己卑下は要らないと思います。

結論② 0か100かじゃない
これは、付き合うのが怖い理由が「その人を失ってしまう可能性があるから」という類のものである場合の、私なりの結論です。

付き合う前から上手くいかなかった場合のことを考えてしまって、別れて会えなくなるくらいなら、付き合わずに友達としてずっと仲良くいれた方が良いんじゃないかっていう思考回路。

たしかに、たしかにそうなんですよね。友達だったら別れるとかないし。でも、恋愛に限らず、人と人が出会って関わることって、丁度良い距離感を見つける営みだと私は思っています。

友達だったら、常に連絡を取り合いたいのか、数ヶ月に1回会うぐらいが丁度良いのか、っていうお互いの感覚が自然に擦り合わされていって、会う頻度とかが決まってくる。

仕事仲間だったら、仕事以外の話をしたりしなかったりして、飲みに誘ってもらって、たまに行ったり、たまに断ったりして、距離感が適切な位置に落ち着いていく。

そういうのと一緒で、もとは友達だったんだけど、恋愛的な意味で惹かれていって、友達じゃ遠いなって感じ始めて、お付き合いしませんか、になるんだなと思ったら、付き合うとか付き合わないとかも、2人にとっての丁度良い距離感を見つける営みだと言えるんじゃないかなと思います。

例えば私と旦那は、同級生→友達→恋人→別れる→復縁→結婚、という過程を辿っていて、距離感を刻々と変化させてきたわけですが、別れたときは、一切連絡をとらず、今頃ちゃんと笑えてるんだろうかと一方的に心配するだけの関係性になりました。距離感めっちゃ遠いですよね。でも、この関係性も私は尊いなと思います。付き合ったから100、別れたから0、じゃない。距離感ってもっとバリエーションのあるものだと思います。

だから、今の距離を遠すぎると感じるなら、近づいてみてもいいんじゃないかなと思います。付き合ってみたら、案外しっくりくる距離感かもしれない。別れることになっても、2人にとってぴったりの距離に落ち着くだけなんじゃないかな。

結論③ 怖いのはお互いかもしれない
これは、付き合うのが怖い理由が「自分を受け入れてもらえないかもしれない」「相手を受け入れられないかもしれない」という類のものである場合の、私なりの結論です。

自分にコンプレックスがあると、受け入れてもらえないかもしれない、という恐怖はかなり強いものになるかもしれません。逆に相手を受け入れられないかもしれないから、知らないままでいたいという思いもまた存在するのかもしれません。

自分を否定されることも、相手を否定してしまうことも、怖いことですよね。だからこそ、誰かれ構わずオープンにする必要はないと思います。その怖さを越えて、それでも知ってほしいとか、それでも知りたいと思う相手が現れたら、あるいは好きな人がそういう存在になったら、そのときに伝え合えば良いんじゃないかなと思います。

自分を見せること、相手を知ること、はきっとお互いにとって怖いことだから、お互いがそれを越えてみたいと思ったときに、一緒に越えられたら、素敵だなと思います。

まとめ
結論① 不幸は避けてほしい
結論② 0か100かじゃない
結論③ 怖いのはお互いかもしれない

できるだけ悲しいことが起こらないまま、
丁度良い距離感に落ち着きますように。

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p.s 質問者さんへ

今回の質問、勝手に理由を推測して話を進めてしまったので、こういう意味だったとか、この場合はどう思いますかとかあれば、また投げ入れてください。私なりにまた考えてみます^^

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