爪のお手入れ
ずっとやろうと思っていた母親の爪を切ってあげた。
認知症の母親にとって、爪は、気になるみたいで、毎日「爪、切らなくては」言っていた。
認知症の母親に取って、目もよく見えないこともあり、一人では、まかせられない。
高齢者ほど、爪のうるおいもなく、また。巻き爪の傾向があり、かなり難しい。
僕もピアニストでもあるので、爪の手入れをしなくては、いけないのだが、連日の食器洗いや透析で水分を抜かれてしまい、かなり、爪を酷使してしまっている。
ひどいと割れてしまい、ピアノどころでなくなっている。
そこで、ふと昔、爪のケア専門の先生のことを思いだした。
ネイルの先生ではなく、本当に爪だけのオ―ルケアをしてくれる先生だ。
女優さんやモデルさんや舞台に立つたり、人前でみられることが多い方がお客様。
女性の方は、良く知ってらっしゃると思いますが、爪は、健康のバロメーターでピンク色で柔軟性があるものが良い。
やはり、ケアも大事でネイルオイルというもので、カサカサに対して潤いをもたせなくてはいけない。
それを思い出した。この年だからこそ、やらなくては、いけなくなったと思うと、ちょっと複雑な気持ち。
ネイルオイルは、爪の間に入れたあと指をたて、あまがみまで流すのがボイント。
爪先は、尖らないようにカットしヤスリでけずるのは、爪割れ防止でやっている。
何しろ鍵盤をたたくのですから、より気を使います。
まあ、爪を育てる為には、やたら、指先でボタンをおすような動作は、しないのが一番ですが、主婦やママさんは、ちよっと難しいでしょうが、意識的に守る意識だけでも少しは、変わるでしょう。
そろそろ僕も人前のコンサートに向けて爪のケアしなくてはと、母親の爪切りをしながら思いはじめた今日この頃です。
日々認知症の両親のおむつ、パット、お尻拭き、ティッシュ等の介護用品の量は、増加の一途。サポートは、こちらの費用に使わせて頂きます。宜しくお願い申し上げます。